独占取材

「腰や膝の痛みなら当院へ」先端の痛み治療・再生医療とは? 表参道総合医療クリニック 田中 聡 院長

現代医療の進歩は目覚ましく、とくに痛み治療においては、革新的な治療法が次々と誕生しています。しかし、痛みという個人の感覚は、その原因や程度が人それぞれ異なり、一人一人に合わせた治療法の選択が重要になってきます。今回キレイレポート編集部では、個々の患者に合わせて最新の痛み治療を提供する、田中 聡 院長にインタビューを実施。日帰りで受けられる先端治療やPRP療法による再生医療の可能性、さらには患者さんとの丁寧なコミュニケーションを通じて最適な治療法を模索するクリニックの姿勢まで、痛みの治療最新の取り組みをお聞きしました。
取材先: 表参道総合医療クリニック 田中 聡 先生

今回取材させていただいた先生

田中 聡
田中 聡 先生

インタビュアー

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痛みの総合クリニックで提供される先端医療とは

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表参道総合医療クリニックの強みや特徴について教えていただけますか

田中 聡
田中 聡 先生

当院の強みは、痛みと再生医療に関する最新の治療の提供です

当院では、主に、腰や背中、膝の痛みにお悩みの患者さんが多くいらっしゃいます。痛みの治療に関しては、低侵襲手術や再生医療であるPRP治療を行います。

また、午前中の来院から夕方の帰宅までを可能にする日帰り治療を提供しており、特に狭窄症の手術を日帰りでできるのは、都内で当院しかありません

また、膝のPRP治療は美容クリニックなど様々な場所で受けることができますが、高度な技術を必要とするレントゲン透視を利用した腰へのPRP注入が当院では可能です。

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椎間板狭窄症の施術はなぜ日帰りが可能なのですか

田中 聡
田中 聡 先生

当院では内視鏡による微小切開と局所麻酔を用いることで、手術当日の患者さんの負担を大幅に軽減させています。

通常の椎間板狭窄症手術では背中を約10㎝の切開が必要で、全身麻酔を使用しますが、手術後の麻酔の影響で、入院が必要です。しかし、当院が採用する局所麻酔では患者さんが意識を保ちつつ手術を受けられるため、日帰りでの治療を実現しています。

なお、当院の局所麻酔での内視鏡手術は、技術が要求されるため、痛み管理にも特に注意を払っています。痛みを抑える薬剤を効果的に使用する上、手術中には患者さんの状態を常に確認し、痛みがないように努めています

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他の病気の場合でも日帰りで治療を受けることは可能ですか

田中 聡
田中 聡 先生

はい、椎間板ヘルニアや椎間板性腰痛などいくつかの症状に対しての日帰り治療が可能です。

とくに椎間板ヘルニアの場合は、局所麻酔の下で針を用いたPLDD(椎間板ヘルニアのレーザー)治療を提供しており、レーザーファイバーを通して髄核にレーザーを照射し、神経圧迫を解消します。この時間は40分前後で完了し、切開を伴わないため入院できない方や早めに治療を終わらせたい方、傷を付けたくない方におすすめしています。

内視鏡を使った手術では、圧迫物を直接的に取り除くため、より迅速な効果が期待できます。これはとくに骨に関連する狭窄症などの治療に有効です。

さらに、椎間板性腰痛の場合には、PRPや濃縮血小板由来の成長因子と幹細胞培養上清液を用いた再生治療を施しており、痛みの原因となる椎間板の修復を促進します。当院では、内視鏡手術と再生治療を組み合わせた治療を日本で唯一提供していますよ。

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膝・腰の痛みに対して手術を受けた患者さんはどれくらい効果を実感できますか

田中 聡
田中 聡 先生

個人差はありますが、症状が出てから治療までの期間が短いほど治りも早い傾向にあります

治療効果の出方は個人差がありますが、症状が出てすぐ治療した方は治りが早い傾向が見られます。例えば、症状が出てすぐレーザーで治療した方には、最初の痛みが10だとしたら1まで軽減する方もいます。また元々足の痺れが強かった方は、術後1週間で痺れが引いてきた例が報告されています。

手術プロセスは通常、事前診察を経て当日手術を迎え、翌日の診察から1週間後に抜糸を行います。その後は1ヶ月後、3か月後、6か月後…といった間隔で経過観察をしますよ。通院回数は患者さんの症状や回復状況によって異なりますが、通常は5〜6回ほどです。

ですが、長期間痛みがある場合、神経自体が腫れている可能性があり、この症状は椎間板による圧迫をとっただけでは完全には改善されないことがあります。このような複雑な症状を持つ患者さんは、治療後の回復が遅れることが一般的です。

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痛みは治りにくいと思いますが、診察のときに大事にしていることはありますか

田中 聡
田中 聡 先生

痛みの治療には正確な診断が欠かせません。そのため、MRIやレントゲンを総合的に活用して腰痛の原因を特定することに重点を置いています

当院には、「他のクリニックで治療したけど治らなかった」という方がたくさん来院されます。これらの患者さんに対しては、未解決の痛みの原因を特定し、最適な治療計画を提案することが非常に重要です。

腰痛はその原因によって治療方法が変わります。たとえば、椎間板ヘルニアは椎間板が飛び出して神経を圧迫することにより痛みが生じ、椎間板性腰痛は椎間板自体の障害が痛みの直接的な原因となります。それぞれの状態を正確に診断するためには、MRIやレントゲン検査など詳細な画像診断が不可欠です。

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なぜこのような難しい施術ができるのですか

田中 聡
田中 聡 先生

私自身、脳神経外科、脊椎外科に関わり様々な経験をしてきたからです。

私は研修医時代の初期研修で、日本一救急車が運ばれてくる湘南鎌倉総合病院で救急に携わりました。そして脳神経外科医としてのキャリアをスタートした後、日本でトップレベルの脊椎の内視鏡手術を行う稲波脊椎関節病院で脊椎脊髄外科としての経験を積み、その後脳腫瘍手術件数日本一の森山記念病院で脳神経外科と脊椎脊髄外科医として研鑽を重ね、当院の開業に至りましたね。

現在提供している内視鏡手術では、脊椎だけではなく脳神経の領域においても専門知識を深め、これらの技術を駆使しています。とくに内視鏡手術と再生医療を組み合わせることは、複雑で高度な技術を要求されますが、各治療法の特性を理解し、適切に応用することで患者さんに適切な治療を提供しています。

AGAから美容まで!幅広い種類の再生医療について

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PRPの仕組みについて詳しく教えていただけますか

田中 聡
田中 聡 先生

患者さんの血液から血小板を濃縮し、これを傷んでいる部位に直接注入することで神経系と健康関係の修復を促し痛みを軽減する治療方法です

具体的なプロセスは以下の通りです。まず、患者さんから採血をし、その血液を遠心分離器にかけると、血液の上澄みである上清液が得られます。この中の特に血小板が濃縮された部分がPRPです。採血からPRPの抽出・注射まで全てのプロセスは30分程度で終わり、治療は日帰りで行うことが可能です。

当院では、PRPをより濃縮したPRP-FD治療を現在使っており、それは一度外注して3週間後に戻って注射します。

ただし、PRP治療はガンがある方や血液をサラサラにする作用があるお薬を飲んでいる方には、適用されません。これは、PRPが血液の凝固に影響を与えるため、これらの患者には適切な管理が必要だからです。特に血液をサラサラにする薬を服用している方は、手術前に医師の指示に従って一時的に服用を止めていただいています。

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扱っている再生医療はどんなものがありますか

田中 聡
田中 聡 先生

神経系の後遺症治療からAGA治療や美容分野まで幅広い再生治療を提供しています

脊髄損傷や脳卒中の後遺症治療は、国が治験を行っていますが、治療を受けられる人は限られています。ですが、実際に効果がある治療は多いので、当院はそれらを自由診療として提供していますよ。たとえば、当院では脳梗塞の後遺症に対して幹細胞上清液の点滴を投与しており、治療によって痺れや麻痺が少しずつ改善している人は多いです。

幹細胞の上清液には歯髄由来・臍帯由来・脂肪由来などと様々な種類がありますが、症状によって何が適切かは変わります。たとえば、神経系の後遺症を改善したいのであれば、歯髄由来の幹細胞が適切ですし、美容目的であれば臍帯由来が適していますよ。

世間では脂肪由来の幹細胞は精度が低いと言われていますが、実際には、脂肪由来は感染が少ないです。なので、一概に「〇〇由来が1番いい」と決めるのではなく、治療部位や治療目的によって変えることが重要ですよ。

また、薄毛で悩まれている方向けに髪の成長に良い成分が含まれている薬剤を頭皮に注入するメソセラピーを行っています。また、顔のしわ・たるみに対して上清液やPRPを注入も行っていますよ。

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再生医療に関して、ダウンタイムやリスクはありますか

田中 聡
田中 聡 先生

ダウンタイムはほとんどなく、適切な治療と管理を行えばリスクもありません

顔にPRPを注入する場合、顔に針を刺すのでダウンタイムは数週間あります。ですが、その後徐々に回復するので、あまり心配はありません。

腰などの注入に関しては、当日は少し痛みますが、数日後には完全に痛みは取れるのでダウンタイムはほとんどありませんよ。

患者さんの今までの病歴をしっかりと問診して、適切な治療を提供すればリスクはほとんどありません。また、管理体制が適切であれば感染も起こらないので、再生医療は怖いものではありませんよ。

オーダーメイドの施術を提供し、より多くの人の痛みの改善を目指す

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なぜ自由診療を取り入れたのですか

田中 聡
田中 聡 先生

保険診療だけではなく、自由診療を用いてさらに良い治療をしたいと思ったからです

当院は元々保険診療を行っていましたが、保険診療内で十分な治療を受けられない患者さんは多々いらっしゃいました。そのため、より高度な治療を提供して多くの患者さんを救いたいという思いで自由診療を始めました

たとえば、ガン治療の中には、大学病院などで限られた患者さんしか受けられない保険適用の手法があり、多くの方がこの治療法を受けたくても受けられない状況にあります。一方当院では、そんな方々に向けて、自由診療としてそういった治療も提供していますよ。たとえば、ガンが進行してお腹に水が溜まった方に対して、抗がん剤を直接腹腔内に注入する腹腔内化学療法を行っています。

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患者さんとのコミュニケーションで大事にしていることを教えていただけますか

田中 聡
田中 聡 先生

患者さんの望みをしっかり汲み取り、オーダーメードの施術を提供することです。

当院では、1人ひとりに合わせた治療の提案を行い、オーダーメイドの施術を提供しています。同じ病気だとしても治療法は1つとは限りませんし、患者さんの価値観や望まれる治療も異なるので、患者さんのご要望を適切に汲み取ることが大事です。

たとえば、ヘルニアの治療を行う際、レーザー治療と内視鏡治療があります。若い女性であれば「体に傷を付けたくない」とのご要望でレーザー治療を受けられます。一方で、ご年配の方だと「早く確実に治してほしい」とのご要望で内視鏡施術を行います。

当院では、施術を無理やりすることはありません。私からは患者さんの望みに合わせて施術方法を提案するだけで、最終的な治療法は患者さんに決めていただきますよ。

ドクターは、患者さんとコミュニケーションが取れなければいけないと思っています。どれだけ技術があっても患者さんに寄り添った治療ができなければ良いドクターとは言えません。患者さんがいなければドクターにはなれないので、患者さんに信頼していただけるコミュニケーションが非常に大事だと考えています。

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表参道総合医療クリニックの今後の展望を教えてください

田中 聡
田中 聡 先生

日本全国はもちろん、世界中に痛みを改善する治療を届けたいです

当院には、近隣住民の方だけではなく、大阪や新潟など、遠方から来られる患者さんが多くいらっしゃいます。現在は表参道で治療を行っていますが、今後、大阪や他の地方都市にも分院を作り、今行っている治療を全国の患者さんにお届けしたいです。

また、日本の患者さんだけでなく、海外の方も痛みの治療のために来院されます。実際に、先日中国の方向けにイベントを行ったところ、非常に需要が高かったので、アジアにも分院を作り、世界中の痛みに悩む人を救いたいですね。

また、医療技術の向上はもちろん、良いサービスを提供し、より多くの患者さんに「また来たい」と思っていただけるようなクリニックにしていきたいです。当院では、患者さんの待ち時間を短くするために完全予約制をとるなど、サービスの向上をできるよう努力していますよ。

当院は、痛みと再生医療のクリニックなので、膝や腰の痛みに悩まれている方はお気軽にご来院ください。他のクリニックで痛みが改善しなかった方も他院で撮ったMRI画像を持ってきていただければ診察とアドバイスをしますので、いつでもご相談くださいね。

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今回取材させていただいた先生

田中 聡
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インタビュアー

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今回お話を伺ったクリニック

表参道総合医療クリニック
表参道総合医療クリニック
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住所

東京都渋谷区神宮前5-46-16 イル・チェントロ・セレーノ 1階

アクセス

表参道駅より徒歩5分

電話番号

03-6805-0328

営業時間

月・火・水・金・土・日: 10:00~19:00 木: 9:00~12:00 祝日: 休診 完全予約制

当院は、整形外科・脳神経外科・腫瘍内科・内科と幅広く対応しながら、 再生医療やガンの最新治療(がん遺伝子治療、光免疫療法)にも取り組むクリニックです。 痛みの総合クリニックとして、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニアを日帰り手術で受けられるほか、 頭痛・腰痛・膝痛・肩の痛み・頚部痛など日常でよくある痛みにも対応しております。 また進化を続ける再生医療、がんの最新治療を誰もが身近に、また安心して選べる・受けられるクリニックを目指しております。 最先端の研究から生み出され、確かなエビデンスに基づいた専門性の高い医療をご用意しております。