「安い、早い、高品質を叶えます」日常に溶け込む韓流目頭切開術・鼻尖形成形成術とは?|カリスビューティークリニック滝内ヒロフミ院長
今回取材させていただいた先生
インタビュアー
貴院で人気の韓流目頭切開術はどのような施術でしょうか?
従来の目頭切開よりも傷痕が目立ちにくく術後が綺麗であることが特徴です。
韓流目頭切開術は正式にはリドレープ法といい、韓国の医師が発案した目頭切開術です。徐々に日本に浸透してきているものの、取り扱っているクリニックはまだ多くはありません。
そもそも目頭切開とは、目頭の皮膚を切開することにより、目の横幅を大きく見せたり、目の間の距離を縮めたり、末広型から並行型の二重瞼にできたりする施術です。
従来の目を大きく見せる手術では、目頭をZ型に切開し、縫合時に皮膚弁を入れ替えて縫うZ法と呼ばれる切開術がスタンダードでしたが、目頭の傷痕が目立つことがデメリットでした。一方で韓流目頭切開術は目の縁のラインに沿って切開する施術で、皮膚の表皮よりも蒙古襞の部分を切開するものになります。そのため正面から見た時に傷痕が目立ちにくく、よりナチュラルな仕上がりになることから、人気を得ています。
また、目頭が丸く可愛らしい印象を与える蒙古襞のある目は、韓流目頭切開術で蒙古襞を切開し目頭を切れ長にすることで、大人っぽくて洗練された雰囲気に変わります。より華やかな雰囲気を目指したい方は韓流目頭切開術を選ばれることが多いです。
目頭切開の注意点はありますか?
内出血や腫れのダウンタイムがあること、切開しすぎると寄り目の印象になることです。
目頭切開のダウンタイムは、術後1週間程度の内出血と腫れが続きます。切開した部分を糸で縫合するため、術後1週間は糸がついた状態のまま過ごしていただくことになります。術後7日目に抜糸を行いますが、それまでコンタクトの装着ができないため、視力が悪い方は眼鏡をかけて生活する必要があります。
中でも赤みが出やすい方や敏感肌の方は、稀に1ヶ月ほど赤みが続くことがありますが、いずれも経過とともに落ち着きます。抜糸から7日目以降ならアイメイクが可能な上、赤みも化粧で誤魔化せる程度ですので、過剰な心配は必要ありません。
また、外科手術であるため感染リスクがゼロではないことも理解しておくべきです。通常であれば発生しませんが、患者さんの体調や持病など、細菌に対する抵抗力が弱まっている時に施術を受けると、稀に傷口が膿んでしまうことがあります。
他にも、切開する範囲に注意する必要があります。術後に物足りなく感じて修正手術で追加切開することはできるものの、切ってしまった範囲を元に戻すことはできません。とくに離れ目解消のために大きく切開しすぎると寄り目の印象になるので、離れ目に悩む方は切開範囲には気を配るべきです。
実際の症例写真を見ていきたいのですが、こちらの方はどういったお悩みで来院されたのでしょうか?
蒙古襞があることと両目の距離が遠いことを気にされていて、傷痕が目立たない目頭切開治療を探して来院されました。
beforeは蒙古襞の張りが強く、目頭に丸みを帯びており、柔らかくあどけない雰囲気です。患者さんからは目頭の距離を近づけ、キリッと洗練された印象にしたいという要望がありました。
また、目頭切開をしたことが周りにわからないように自然な仕上がりを希望されていたため、韓流目頭切開術を行いました。
施術3ヶ月後の写真は、傷痕がほとんどわからず自然で、目と目の距離が近づいてよりスタイリッシュな印象に変化しています。
顔全体のバランスを見てデザインするカリスビューティークリニックの鼻整形
鼻の整形を希望される方にはどういった施術を行うのでしょうか?
鼻先の丸みに悩んでいる方には鼻尖形成で鼻の頭をシャープにし、鼻筋の低さに悩んでいる方にはプロテーゼを挿入し鼻を高くします。
まず、鼻先の丸みに悩まれている方には鼻尖形成という手術を行います。鼻尖形成とは、鼻先の脂肪組織を切除したり、鼻翼軟骨と呼ばれる鼻先の骨を中央に寄せて固定することで鼻の頭をシャープにする手術です。さらに鼻先に高さを出すために耳介軟骨と呼ばれる耳の中央部分の骨を移植することもあります。
次に鼻筋が低いお悩みは、プロテーゼと呼ばれる医療で使われるシリコン製の人口軟骨を挿入することで解消します。身体に異物を入れることに抵抗がある方もいらっしゃいますが、鼻筋はシリコンなどの異物を入れても問題がない部位とされています。なお、プロテーゼは何かあった時や修正したい時にスルッと抜くことができるため、とても安全です。
少し前に、「プロテーゼは皮膚を突き破って飛び出る危険性がある」という悪い噂が回ったことがあり、入れたくないと仰る患者さんもいます。確かに、従来のL型プロテーゼは鼻先の皮膚に圧力がかかることで皮膚が薄くなり、皮膚を突き破ってプロテーゼが飛び出る危険性がありました。しかし現在多くの施術で使われているI型プロテーゼは鼻先の手前で終わるデザインであるため、そのようなリスクはありません。
実際の症例写真を見ていきたいのですが、こちらの方はどういったお悩みで来院されたのですか?
こちらの患者さんは、鼻筋を高く、鼻先を小さく、しっかりとした変化を持たせたいという要望で来院されました。
こちらの患者さんは、鼻筋を高く、鼻先を細くさせたいという希望で来院されました。鼻筋の高さを出すために、プロテーゼの挿入とストラット法という鼻尖形成を行いました。
ストラット法は鼻柱強化法とも呼ばれ、鼻翼軟骨の内側を引き伸ばし、耳介軟骨を柱として移植する方法を指します。通常の鼻尖形成よりも、鼻先を細く高く変化させることができる施術です。
ストラット法以外に鼻中隔延長と呼ばれる方法もありますが、鼻先が固く動きづらくなってしまうため、よりナチュラルな印象にできるストラット法で手術を行いました。
鼻は大掛かりな治療になるかと思いますが、手術の痛みやリスクが気になります。
手術は睡眠麻酔で行うので一切痛みはありません。ただし、感染リスクがあるので、ベネフィットとリスクを天秤にかけて判断いただきたいです。
睡眠麻酔で寝ている状態で手術を行うため、患者さんは手術中の痛みどころか記憶もありません。術後、鼻に痛みが生じることもほぼなく、耳介軟骨を取ったが故に耳の痛みが発生することはあります。ただ、耳の痛みは長くても1週間程度で落ち着きます。
先ほどプロテーゼは安全だとお伝えしましたが、1,000人に一人ほどの確率で感染症を引き起こす可能性があります。万が一感染が起きた場合はすぐにプロテーゼを除去し、必要な処置を適切に行えば大きな問題になることはありませんので過剰な心配はいりません。
もちろん問題が起きないように慎重に手術をしていますが、鼻の整形は外科手術であるため100%安全とは言い切れないのが正直なところです。事前に考えられるリスクは全てお伝えしますので、その上でそれでもやりたいかどうかをしっかり考えていただきたいです。
鼻のデザインをする上で大切にされていることを教えてください。
私は目と鼻、両方の手術に対応できるので、パーツ毎ではなく顔全体のバランスを重視してデザインしています。
顔の印象はパーツごとの美しさではなく、それぞれのパーツのバランスによって作られます。そのため、鼻の整形で相談に来られた場合も、鼻だけではなく、目など他のパーツも見るようにしています。たとえば、鼻筋を高く、細くしたとしても、目の形や大きさによっては目指したい姿と異なる仕上がりになってしまう可能性があるため、他のパーツも含め顔全体のバランスを考えた上で施術内容を判断しています。
他にも、日常生活を送るのに違和感がないデザインかどうかを非常に重視しています。例えば、日本には西洋人のような高い鼻を持つ方は多くいません。高すぎる鼻は、生活する上で目立ってしまうため、手術の際にデザインや度合いについては慎重に考えるよう患者さんにお伝えしています。
カリスビューティークリニックはどんなクリニック?
先生は様々な美容クリニックを経て貴院を開業されたとのことですが、開業のきっかけを聞かせてください。
患者さんのなりたい姿を叶えるために、全てのお悩みに対応できるクリニックを作りたいと思い開業しました。
これまで勤務していたところでは、クリニックの制約や都合上、提供できないメニューや用意できない機器がありました。患者さんの悩みを解消してあげたいと思っても、提供メニューや導入機器は自分に決定権がないため対応できず、もどかしい思いをしてきました。
開業したことによって、決定権を自分で持つことができるため、必要な薬剤や機器を導入することができていますし、本当に良いと思えるメニューのみを取り揃えることができています。
この先も、来てくださる全ての患者さんのお悩みに対応できるよう、様々なメニューや機器を取り入れていく予定です。
クリニックのコンセプトを教えてください。
安い、早い、高品質。この3つを叶える美容クリニックをコンセプトにしています。
まず、韓国の美容クリニックのように気軽に来ていただけるよう、すべてのメニューを他院より低価格で提供しています。日本の美容クリニックは価格が高いところが多く、敷居が高いと感じられる方が多いと見受けられるため、当院では通いやすい価格を重視しています。
そして、来院からお帰りいただくまでの時間を短縮することも大切にしています。施術やカウンセリングを早くこなすのではなく、システムを取り入れて待ち時間等の無駄な時間を省き、患者さんを待たせないよう日々模索しています。
最後に、診療の品質です。例え施術が安いうえに待ち時間が少なかったとしても、施術で効果が出なかったりトラブルがあっては意味がありません。安い・早いといった利便性も追求しながら、良い治療をご提供できるように日々勉強を欠かさないようにしています。
患者さんとのコミュニケーションで大切にしていることはありますか?
カウンセリングの時間を長めに取り、患者さんの思いを最大限汲みとるためにヒアリングにフォーカスしています。
誰でも自分の悩みを言語化することは難しいと思います。何かに悩んでいたとしても、それを言葉で適切に表現することができない方はたくさんいらっしゃいます。その言語化できない悩みを引き出すことこそが医師の仕事だと考えています。
そのため、当院では患者さんが納得いくまで、何度でもカウンセリングの時間を取ります。目や鼻の整形は特に一生に一度の大きな手術になるため、その場で決めていただく必要はありませんし、理解を深めた上で決断していただきたいと思っています。
これからカリスビューティークリニックに来院される方へメッセージをお願いします。
当院は価格や早さ、品質のバランスが優れているクリニックです。どんなお悩みにも対応できますのでぜひ一度ご相談ください。