独占取材

【削らないラミネートベニア】0.3mmの精密セラミックが叶える理想の色・形・並び|丸の内帝劇デンタルクリニック:阿部 洋太郎先生

東京都千代田区丸の内の「丸の内帝劇デンタルクリニック」は、新しい審美歯科であるラミネートべニアを専門的に取り扱うクリニックです。国内では珍しい、削らないラミネートべニア治療についてはもちろん、健康を犠牲にしない審美歯科へのこだわりやセラミック治療について阿部 洋太郎先生に伺いました。また、「丸の内帝劇デンタルクリニック」のホワイトニングへのこだわりや、審美施術を行う際のカウンセリングで大切にしていることについてもご紹介します。
取材先: 丸の内帝劇デンタルクリニック 阿部 洋太郎 先生

今回取材させていただいた先生

阿部 洋太郎
阿部 洋太郎 先生

インタビュアー

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審美歯科専門クリニックのこだわりとは?

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丸の内帝劇デンタルクリニックを一言で表すとどんなクリニックでしょうか

阿部 洋太郎
阿部 洋太郎 先生

当院は、健康的な審美歯科を提供するラミネートベニアやセラミック治療の専門医院です。

最先端の方法と熟練した技術で、歯をできるだけ削らない身体に優しい審美歯科が特徴です。近年、新しい審美歯科として行われるようになったラミネートベニアを専門的に取り組んできました。特に前歯のラミネートべニアとセラミック治療を専門で行っています。

歯科治療において30年、40年もの口内の安定を約束できる治療はありません。なぜなら年齢を重ねると必ず口の中の環境も変化するからです。セラミックや金属など、材料自体が長持ちするものであっても、歯科治療の付け替えは必要になると考えています。

そのため、歯の健康を維持しながら治療を進めるのが非常に重要です。歯を大きく削る治療を1回目で行ったら、2回目以降付け替えをする場合、歯がダメージを受けた状態から治療が始まってしまうんです。

なので、審美歯科において将来の健康を見越したときに、安易に歯を削ることは避けるべきであると考えています。

歯を綺麗にするために、歯の健康を犠牲にする審美歯科も多いです。しかし私は、患者さんの「歯を綺麗にしたい」「歯を健康なまま保ちたい」という両方の気持ちを大切にできる審美歯科をしたいと思っています。

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審美歯科・美容歯科を専門とする自由診療だからこそのメリットを教えていただけますか?

阿部 洋太郎
阿部 洋太郎 先生

専門であるからこそ材料や技術など、高品質な治療を行えます

当院では、数多くの審美歯科治療を行っている経験から、症例ごとによりふさわしい選択肢を提案しています。最先端の材料はまだ日本で手に入れにくい物も多いですが、当院は専門で行っているので必要な材料を取り揃えています。

実は、歯科専用のセラミックには数多くの種類がありますが、それらを使い分けているクリニックは決して多くはありません。当院では、様々な種類のセラミックを用意し、セラミックの特徴から接着剤の組み合わせまで正しく理解したうえで、患者さんに治療を提供しています

たとえば、歯科用のセラミックは、大きく3種類に分かれていて、その中でもさらに細かく分類できます。ジルコニアの中にも硬いタイプから、少し粘り気があるタイプ、柔らかいタイプまで様々です。当院はジルコニアの欠点を補って開発された二ケイ酸リチウムセラミックをメインで使っています。

二ケイ酸リチウムセラミックの中にも、透明感が強く出るタイプや、逆に蛍光色のようなセラミックなどたくさんあり、これらの特徴を正しく理解し、使い分けることが高品質なセラミック治療につながると考えています。

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審美歯科に力を入れるクリニックとして、デザイン面へのこだわりについて教えてください。

阿部 洋太郎
阿部 洋太郎 先生

患者様・技工士さんと密にコミュニケーションをとって、希望に添えるようにしています

患者様は、来た時には歯の色について詳しく知らないことが多いです。よく患者様は「透明感のある色にしてください」と言われますが、そのまま真に受けて透明感のある歯を制作すると、グレーっぽい歯ができてしまいます。ですので、患者様の思っている透明感のイメージを更に聞き出す必要があるのです

昔のセラミックは、白く見せることを目的としたマットな白しかありませんでした。しかし現在は、患者様の理想に添うために、ピンクを入れる場合もあれば、ブルーや紫を入れる場合もあります。このように昔よりも白の種類が増えているため、患者様には白について様々な系統があることをお伝えしたのち、一度帰って考えていただく時間を設ける場合もあります。

患者様のご要望を汲み取って色を決めるには時間がかかりますが、患者様に満足していただくために必要な作業です。

また、セラミックを作る際には、技工士さんと密に話し合い、治療計画のすり合わせを行っています。当院が協力いただいている技工士さんたちは日本トップレベルの技術を持っているので、材料の審美に関する話を教えてもらうこともありますね。

このように、私たちは患者様・技工師、両方と密なコミュニケーションを取って、患者様の希望に添えるようにしているのです。

削らないラミネートべニアとは?

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新しい審美治療である削らないラミネートべニアとはどういった施術でしょうか

阿部 洋太郎
阿部 洋太郎 先生

極薄のセラミックを貼り付けて歯を綺麗に見せる施術です。

ラミネートべニアは、歯を削らずに上から極薄のセラミックを貼り付けることで歯を綺麗に見せる施術です。

削らないラミネートべニアの厚みは、歯を削って貼り付けるセラミッククラウンの10分の1程度しかありません。厚みがないので色をリアルに作ることや強度を強くするのが難しく、新しい技術でようやく提供できるようになった施術です。

具体的な厚みは平均して0.3ミリほどですが、場所によって厚みは違います。もっとも厚い部分を1ミリほどにして歯の端に行くにつれて薄く0にするなど、かなり緻密に作ります。

また、歯とぴったりくっつけるために通常のセラミック治療に使う接着剤のようなものを使いますが、求められる精度が全く違います。なので、一般の審美歯科には無い、ラミネートべニア専門の特殊な接着剤を何種類も揃えているんですよ。

「自分の歯と見分けがつかないように治したい」というご要望の場合、更に難易度が上がります。天然の歯にはグラデーションや縦の溝が入っているので、色味を組み合わせて、奥行きや透明感をリアルに作る必要があるんです。

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削らないラミネートべニア施術の流れについて教えてください。

阿部 洋太郎
阿部 洋太郎 先生

何度も話し合いを重ねて作業を進めます

まずは、患者様のご希望が審美歯科のプロから見て妥当であるかの話し合い、治療計画を決定します。

治療計画が決まった後は、歯肉の処理やクリーニングをして、歯型とりや写真撮影など技工作業に必要な材料を集めます。ラミネートベニアが完成したら患者さんに合わせて、そこでご満足いただければ接着をしますし、追加でご希望があれば修正作業に入ります。

患者様にとって、完成したらすぐに付けたくなってしまうと思いますが、1番満足した状態で付けていただきたいので、ここでの修正作業は大切にしていますね。ラミネートベニアが形になると、より詳しい話し合いができるので、調整を繰り返して希望以上のものを作り上げていきます

より歯を白くするホワイトニングの秘訣は丁寧な施術にあり

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丸の内帝劇デンタルクリニックのホワイトニングのこだわりについて教えてください。

阿部 洋太郎
阿部 洋太郎 先生

当院では、1本1本丁寧に薬剤を塗ることにこだわっています。

当院では審美歯科の基本としてホワイトニングに力を入れて取り組んでいます。普通の歯だけでなく、歯の色が元々茶色やグレーである変色歯や、神経がない失活歯、詰め物の詰め替えにより変色した歯など、特殊なホワイトニングも行っています。

ホワイトニングサロンやセルフホワイトニングなら痛みやトラブルは少ないものの、しっかりとした効果を出せていないこともあります。ですが当院では効果の強い薬剤を使用しているため、より高い効果が期待できます。

なお、効果の強い薬剤とはいえ、酸を使って白くするものではなく、過酸化水素、過酸化尿素によるものなので、歯にはダメージを与えません。ただし、歯のひび部分や、歯肉の際の部分など、痛みが出すい危険な部分は避けています。

また、レーザーを当てるホワイトニング方法もありますが、レーザーが当たりづらい歯の間やキワなど細かい部分の効果が薄くムラになります。そのため当院では、レーザーを使わずに1本1本丁寧に薬剤を塗るホワイトニングの薬剤を使用しています

ホワイトニングは施術者の専門性の高さや技術力で、歯の間やキワなどの細かい部分の結果が変わる施術です。ですので、スタッフの技術力が高い点も当院の強みといえますね。

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最近は一般歯科のホワイトニングだけでなく、セルフのホワイトニングサロンも話題ですが、専門家視点ではこちらについてどのようにお考えでしょうか?

阿部 洋太郎
阿部 洋太郎 先生

一般歯科やホワイトニングサロンなど初めに簡単なものから試してみるのも良いと思いますよ

歯科医院以外のサロンやジムなどで受けるホワイトニングは、薬の安全性は高いので、受けて悪いものではないかと思います。ただし、高い効果は期待できないので、より白くしたい・ピンポイントで白くしたいなどの細かい要望を叶えるのは難しいですね。

しかし、サロンのホワイトニングで期待した結果が出ないときに「ホワイトニングで結果が出ないんだ…」と思ってしまうのはもったいないと思います。

たとえば、今日来院された患者さんの中には、一般歯科のホワイトニングである程度の結果を得られたけれど、もっと白くしたいというご要望を持った方もいらっしゃいました。

その方には、一般歯科で受けていたホワイトニングの仕組みと、当院で行えるその方にあったホワイトニングの仕組み両方を説明し、施術をご案内しています。

ホワイトニングには段階があるので、初めに簡単なものから試していただくことはむしろ良いかなと思います。より審美にこだわりたい場合は、専門の医師に相談するのがおすすめですよ。

患者様により良いサービスを提供するためのこだわり

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患者様の要望を汲み取るためにコミュニケーションが大切とのことでしたが、具体的に心掛けているポイントはありますか

阿部 洋太郎
阿部 洋太郎 先生

専門家として正しい事実を伝えることを心掛けています

話し合いはとても重要ですが、過度に患者様の希望に合わせすぎないことも意識しています。

当院には、施術についてある程度調べて来院される患者さんが多くいらっしゃいますが、専門家視点で見ると、知らないことや、勘違いされているケースがほとんどです。

そのため、患者様を気遣って言われるままに対応するのではなく、審美歯科の専門家として事実や正しいことを正直に伝えることも心掛けていますね。

というのも、治療計画の話や理論・理屈の話は、ある程度患者様に理解していただいてから始めなくてはならないのです

たまに、簡単な施術だと思って事前知識がないまま来院する患者様もいらっしゃいますが、その際には簡単な施術ではないことも素直に伝えています。素直に話し合った結果、治療を希望されずに帰られる方も少なからずいらっしゃいますね。

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SNSやブログなど、誰でも情報を発信できる時代だからこその悩みですね。先生からみて、歯に関する情報の取捨選択のポイントなどはありますか

阿部 洋太郎
阿部 洋太郎 先生

やっぱり最終的には歯医者に行って専門家から話を聞くことが重要だと思いますね。

SNSやブログでも全ての情報が間違っているわけではないかと思います。ただ、自分に都合の良い情報ばかり拾ってしまうのが問題ですね。

例えば「歯は簡単に白くなる!」といった情報は客観的に見たら怪しいことがわかりますが、自分の希望にあっているとそのまま鵜呑みにしてしまうこともありますよね。今では歯科医のなかにも過剰な広告を出す方が少なからずいるので、そういった点は気を付けるべきかと思います。

とはいえ、ご自身の歯に関する大切な判断材料になるので、最終的には歯科医院に行って歯科医師に確認し相談するという作業が必要かと思います。

そのため、歯科医師は相談に来る患者様の期待に添えるような知識を持たなければなりません。

特に当院には、地元の一般歯科ではできない審美歯科治療をわざわざ受けるために来院されるので、歯科衛生士も審美歯科の知識を歯科医師レベルに勉強してもらっています。当院は少数精鋭のスタッフで運営しているので、誰に聞いても歯科医師並みの専門的な審美歯科の説明を聞けますよ。

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先ほどスタッフの知識や技術力のお話が挙げられましたが、そもそも先生が審美歯科を専門としている理由をお伺いしてもよろしいでしょうか?

阿部 洋太郎
阿部 洋太郎 先生

審美歯科の技術の発展はとても早く画期的で、そこに面白さを感じているからですね。

私は大学卒業以降、一貫して審美歯科専門の歯科医師をしてきました。私が歯科医師になったころは、まだセラミック材料や接着剤が発展途上だったため、今と比べると決して技術レベルが高いとはいえませんでした。ですので私は審美歯科の進化を感じながら仕事してきたんです。

例えば、オールセラミックが始まったころは非常に割れやすかったのですが、技術の進歩により今の完成形に至るまでの過程をずっと見てきました。歴史的な背景や治療の深みを見ながら歯科医師をしてきたので、オールセラミックス治療に詳しい自信もあります。

最初はうまくいかなかったオールセラミックから、削らないセラミック治療・削らないラミネートベニアまで発展していく技術の進歩は、そばで見ていてとても面白さを感じています。ですので、「専門的な治療を受けたい」と患者様に対し、今の技術を持って向き合える今の仕事にはとてもやりがいを感じていますね。

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もうすぐ10周年を迎える丸の内帝劇デンタルクリニックですが、今後の展望について教えてください

阿部 洋太郎
阿部 洋太郎 先生

日本の審美歯科のレベルを上げられる仕事をしたいと考えています。

私は今まで、セラミックの治療を専門的に行い新しい施術方法を習得したり、技術の進化に携わったりしてきました

私が続けてきたラミネートべニアや、削らないセラミック治療も、4〜5年前に比べると新たに、メニューに取り入れいる歯科院さんも多いです。

このように、他の歯科医院さんの見本になるような技術や治療を開発して進化させることで、審美歯科のレベルを上げていきたいと考えています。 

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今回取材させていただいた先生

阿部 洋太郎
阿部 洋太郎 先生

インタビュアー

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今回お話を伺ったクリニック

丸の内帝劇デンタルクリニック
丸の内帝劇デンタルクリニック
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住所

東京都千代田区丸の内3-1-1帝劇ビルB2F

アクセス

・JR有楽町駅 国際フォーラム口より2分 ・東京メトロ有楽町駅B3出口より15秒 ・都営三田線日比谷駅 B3出口より15秒 ・JR東京駅 出口より10分 ・東京メトロ銀座駅 出口より8分

電話番号

03-5220-2511

営業時間

月・火・水・木・金: 10:00~14:00, 15:00~20:00 土: 10:00~14:30 日・祝日: 休診

医療法人社団ever 丸の内帝劇デンタルクリニックでは、審美歯科に力を入れています。 当院では、「より低侵襲で体に優しい、健康を犠牲にしないような審美歯科」が望ましいと考えています。 審美歯科の選択肢として、ホワイトニングやマウスピース矯正、オールセラミックや削らないラミネートベニアなどの「歯をできるだけ削らない方法」で「健康的な方法」を提案します。