「10年後も維持できる施術を」満足度の高い鼻整形と腫れにくい二重全切開で理想のデザインへ|AiZ CLINIC:相澤 勝喜 院長・荒井 香織 副院長
今回取材させていただいた先生
インタビュアー
相澤院長が美容の道へ進んだきっかけを教えてください。
自分自身が鼻のプロテーゼと鼻尖形成を経験して感動したことをきっかけに、美容の道を志しました。
学生時代に鼻のプロテーゼと鼻尖形成を受けた経験から、美容医療に関心を持ち始めました。その後、美容の道へ進むことを決意し、研修終了後は、大手美容外科に入職しました。
大手美容外科では、幅広い施術を経験しましたが、なかでも鼻の施術に多く携わり、年間で平均500件ほどの施術をおこないました。
そして理想の医療を提供するため、2021年3月にAiZ CLINICを開院し、スタッフ、治療メニュー、治療環境、手術器具、立地、内装、ホームページなど、すべてをこだわり抜いています。
さらに、多くのクリニックの価格を参考にして、リーズナブルでありながら最高の技術を提供できる価格設定にしました。
鼻整形を希望する方は、どのようなお悩みで来院されることが多いですか?
圧倒的に多いのは鼻の低さと丸みで、次に小鼻の膨らみを気にされている方が多いです。
当院で鼻整形を希望される方の約8割は、鼻の低さや丸み、小鼻の膨らみに関する悩みを持たれています。
当院では、患者様一人ひとりの悩みに対して、「このデザインにするためにはこの施術が必要」とゴールから逆算する形で施術のご提案をします。
その際は、ベクトラによる3Dシミュレーションを用いて、患者様と視覚的にデザインを確認しながら決めていきます。
希望する鼻のデザインが実現可能かどうかは、元々の鼻の形や骨格に左右されます。とくに鼻の皮膚が厚いと、皮膚が薄い方特有の形を実現することは難しいです。鼻翼縮小手術などで鼻は小さくできますが、皮膚の厚みに関しては大きな変化が見られない場合が多いです。
鼻のデザインは時代によって流行りがあると思いますが、近年はどういったデザインが人気でしょうか?
最近は、ご自身の顔に合った自然なデザインの「忘れ鼻」が人気ですね。
近年の流行として、多くの方が好むのは、小さくて美しい自然な鼻を条件とした「忘れ鼻」です。忘れ鼻の定義は、決まっているものではなく、お顔に応じて自然な鼻をご提案する必要があります。患者様と相談した上で、顔に調和し、整形感が無く、小さめで可愛らしい印象になることを目指します。
忘れ鼻にするためには、小鼻縮小や鼻尖形成、軟骨移植を組み合わせることが多いです。ただし、鼻の穴が目立っていたり、鼻の骨が太かったりすると、忘れ鼻にはなりません。そのため、これらの特徴を解消する施術も加える必要があります。
デザインでのこだわりは、「その方のお顔に合わせること」と「整形感を出さないこと」です。また、どのような鼻にするかによって、安全性や後戻りの具合が異なるため、技術力と判断力も重要です。
当院では、安全で戻りにくいデザインを大切にし、10年後も維持できる施術を心がけています。その結果、術後のデザインに違和感があると訴える患者様はほとんどいらっしゃらないので、見た目の満足度は高いと思います。
以下の症例で、相澤院長が施術の際にこだわったポイントを教えてください!
この症例の場合は、本来鼻骨の骨切りをすればきれいになりますが、患者様の希望もあって軟骨のみを削り、悩みの解消を目指しました。
上記の症例の方は、わし鼻による膨らみと高さから、ハーフっぽく見えてしまうことを気にされていました。わし鼻は軟骨組織が大きく、高さもあるため男性らしい印象に見られがちです。
この方は、鼻以外のお顔のパーツは整っていたので、わし鼻を改善するだけで女性らしい印象になり、大きな変化が見られた典型的な症例でした。
実際の施術では、わし鼻切除とハンプ切除、鼻尖形成、そして鼻中隔延長を組み合わせました。わし鼻の膨らみを丁寧に削り、少し垂れ気味な鼻先を前方に出すことでより美しい形に仕上げました。また、軟骨組織がしっかりしている方は、土台が強固なため、鼻中隔延長での改善が効果的です。
この症例でこだわったところは、鼻の土台部分である鼻骨を切らずにまっすぐなラインに修正したところです。鼻骨の骨切りをするとダウンタイムやコストが上がることから、患者様は希望されませんでした。
そこで、骨切りをせずに可能な限りの改善を目指しました。手術の際には、骨膜のところまで広めに皮膚を剥がして目視で確認しながら進めることで、美しい仕上がりに繋がったと思います。
ダウンタイムについては、術後1週間は少し黄色みが残りりましたが、10日も経つとお化粧をすればほとんど分からない状態になりました。
相澤院長が患者様と向き合う上で大切にしていることはどんなことですか?
患者様の要望を汲み取るためにコミュニケーションを大切にしています。
患者様の要望をしっかりと汲み取ることを大切にしています。そのために、希望する鼻の写真を持参していただいたり、最も優先したいことを伺ったりと、あらゆる方向から要望をお聞きするようにしています。
また、当院では初回のカウンセリングに30分程度しっかりと時間をかけています。患者様が要望をしっかりとお話しできるように、最初にカウンセラーとの時間を取り、医師と話す内容を明確にするサポートをおこないます。
医師とのカウンセリング後には要望をすべて伝えられたか再度カウンセラーが寄り添い、必要があれば別途時間を取るようにしています。
ドクター選びに悩んでいる方がいらっしゃいましたら、カウンセリングが丁寧で、万が一のトラブルにも対応できる先生を選ぶことをおすすめします。
一人ひとりの骨格に合わせて、理想を叶えるための施術をご提案
荒井先生が患者様と関わるうえで大切にしていることはありますか?
患者様とのコミュニケーションを最も大切にしています。
医学部卒業後、美容医療に興味を持ち、大手美容外科に入職しました。院長を経験した後、いくつかのクリニックを周り、現在は当院で二重から脂肪吸引、豊胸、婦人科形成、鼻の施術まで、幅広いジャンルの施術をおこなっています。
そんな私が美容医療の世界で仕事を始めた当初は、クレームを避けたい一心で患者様とのコミュニケーションを今ほど取っていませんでした。
しかし仕事をしていく中で、患者様が心配していることをその都度解消することが、信頼関係を築くうえで重要だと気付きました。今では積極的にコミュニケーションを取りながら、患者様の希望や悩みに合わせて臨機応変に対応するようにしています。
そのために私が実践しているのは、話しやすい雰囲気を作ることです。私自身、過去に患者として病院へ行った際に、緊張して言いたいことを言えなかった経験があります。そのため、患者様と同じ目線に立ち、丁寧に話を聞くことを心がけています。
荒井先生は目元の施術がお得意とのことですが、どういったお悩みを持って来院される方が多いですか?
原因はさまざまですが、目が小さいことに悩みを持って来られる方が多いです。
目元の悩みに多いのは、目の小ささ・くぼみ目・奥目です。そして、タレ目や、目を下方向に広げるご希望をされる方が多い印象です。
目元の施術は全切開、眼瞼下垂、グラマラス形成、目尻延長切開、目頭切開など、幅広く対応しています。目頭切開に関しても、1つの方法に限らず、W法(内田法)やパーク法など、その方に合わせて使い分けています。
デザインについては、まず理想とする目元の写真を見せていただき、その理想に近づけるための施術方法をご提案します。理想と現実のギャップがある場合でも、元々の骨格や目の形を考慮しながら、どこまで実現可能かをご相談します。
なお、多くの方は元々の目に左右差があるため、左右差をできるだけ目立たせない施術を心掛けています。
以下の症例の方は、元々どんなお悩みをお持ちでしたか?
好まないところでくぼみができてしまい、眠たそうに見えてしまうことが悩みでした。
上記の症例では、くぼみ目の状態に二重を作ることが最も困難でした。くぼんでいる部分にラインができてしまうため、幅を広めに取ってもきれいな二重を作ることは難しいうえに、埋没法では取れやすい難点もあります。また、この方には皮膚のたるみも見られました。
施術のポイントとしては、全切開でしっかりと折り目を作り込むことで、ぱっちりとした二重を実現し、眠たそうな印象を払拭しました。
さらにデザイン面では、まつ毛の生え際が見える二重を作ることで、幅広すぎない適度なラインを実現しました。これにより、くぼみ目でも自然で美しい二重を実現できます。
荒井先生の全切開は腫れにくいことで人気ですが、どういった手技で施術されているのでしょうか?
組織にダメージを与えると腫れやすいので、早く正確に施術することを心がけています。
全切開のダウンタイムは、術後10日間ほど内出血が見られますが、1週間後の抜糸をする頃にはお化粧で隠せる程度になります。術後の痛みは基本的にありませんが、2、3日目が最も腫れやすく、目を開けづらく感じる方もいらっしゃいます。
施術では、早く効率的に終わらせることで腫れを最小限に抑えています。ただし、これには多くの経験と慣れが必要です。
二重の施術においては、その方に必要な施術を理解した上で、手術に落とし込むことが重要だと考えています。さらに、二重のラインの食い込みにこだわり、1箇所1箇所丁寧に調整しています。
食い込みをやや強めにすることで、腫れにくく取れにくいバランスを実現しています。また、目元の部位ごとに微調整をして、目尻側は食い込ませるけれど、目頭は少し緩めにするなど整形感のない自然な二重を作るようにしています。
AiZ CLINICが力を入れられていることはありますか?
「きれいになって満足して帰ってもらうこと」を目指して、お客様満足度に最も力を入れています。
当院では、患者様はもちろんのこと、スタッフの満足度向上にも力を入れており、明るい雰囲気の中で全員が協力し合い、一丸となって「きれいになっていただく」という目標に向かっています。この取り組みの結果、高い口コミ評価をいただいているように思います。
今後は、目元・鼻・輪郭の施術に強いクリニックを目指し、その後ボディにも展開していきたいと思っています。そして最終的には、全身の美容施術に対応できるようなクリニックにしたいと考えています。
美容外科のドクター選びは難しく、警戒心を抱く方も多いと思います。インターネットにはさまざまな情報が溢れていますが、いくつかのクリニックに実際に行き、カウンセリングを受けていただくことをおすすめします。
そして、当院をその候補の1つとしていただけたら嬉しいです。ご来院いただければ、高い満足度の理由も実感していただけると思います。