独占取材

「子どもと一緒に安心して通院できる環境づくりを」子ども連れでも気兼ねなく受けられる美容医療|皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷 杉本 貴子 先生

東京都文京区大塚にある、皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷。東京メトロ丸ノ内線・茗荷谷駅から徒歩約2分の立地にあり、子どものあざ治療に特化しているだけでなく、お子さん連れでも気兼ねなく美容施術を受けられる環境の整ったクリニックです。今回は、院長の杉本 貴子 先生に、お子さんのあざ治療のほか、ボトックス注射やヒアルロン酸注射、Vフェイシャルなどの美容医療についてお話を伺いました。
取材先: 皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷 杉本 貴子 先生

今回取材させていただいた先生

インタビュアー

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子どものあざ治療に特化したクリニック

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皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷のコンセプトを教えてください。

杉本 貴子
杉本 貴子 先生

お子さんのあざ治療に特化したクリニックです。お子さんが楽しく通院できるよう、さまざまな工夫をしています。

当院は、お子さんのあざ治療に特化したクリニックです。お子さんが通院しやすいよう、院内にさまざまな工夫をして通いやすいクリニックを作りました。

たとえば、「クリニックで子どもが騒いだらどうしよう」と不安を覚え、受診をためらう方もいらっしゃると思います。そこで、お子さんが楽しく遊びながら待つことができ、親御さんはリラックスできる待合室をご用意しました。

お子さんがクリニックに行くことを楽しみにしていただけるよう、内装やインテリアにもこだわっています。待合室の壁は磁石にし、お子さんが自由に動かして遊べる可愛らしいマグネットを貼り付けています。また、音が鳴る木のおもちゃも置いていますので、飽きずに待ち時間を過ごしていただけると思います。

騒ぐことも忘れ遊びに集中するお子さんばかりですが、もしぐずったり騒いだりしてもスタッフがすぐに駆けつけてお子さんのお相手をいたしますので、ご安心ください。

また、清潔な床の上で赤ちゃんがハイハイできるように、院内は土足厳禁としています。

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子どものあざは治療したほうがよいのでしょうか?

杉本 貴子
杉本 貴子 先生

あざの種類によりますが、赤あざや濃い青あざは治療したほうがよいでしょう。

赤あざは、血管の拡張・増殖などによって生じます。乳児血管腫(いちご状血管腫)・単純性血管腫(サーモンパッチ・ウンナ母斑・ポートワイン母斑)・毛細血管拡張症などがあり、主に色素レーザー(Vビーム)で治療をおこないます。赤あざは治療することをおすすめします。

青あざには、太田母斑・伊藤母斑・異所性蒙古斑・ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)などがあり、お尻にある蒙古斑より濃い青あざであれば、治療したほうがよいでしょう。当院ではQスイッチルビーレーザーで治療をおこないます。

茶あざには、扁平母斑(カフェオレ斑)・ベッカー母斑・外傷性色素沈着症などがあり、Qスイッチルビーレーザーで治療をおこないます。茶あざは治療が難しいと言われていますが、お子さんのうちならレーザーも作用しやすいので、治療にトライしてみる価値はあると考えます。

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子どものあざは何歳頃から治療を始めるべきですか?

杉本 貴子
杉本 貴子 先生

気になったらすぐにでも、0歳から治療を始めることをおすすめします。

あざの治療には、2年ほどの期間を必要とします。0歳で治療を始めても2歳までかかるということですので、気になった時点で、できるだけ早く治療を始めることをおすすめします。

治療の回数はあざの種類によって異なり、赤あざは5~10回、青あざは3~4回、茶あざは2回ほど治療を受けていただく必要があります。

早期に治療を始めることのメリットとしては、まず幼いときに治療をおこなったほうが記憶に残りにくいということが挙げられます。また、体が成長し大きくなるとともにあざの面積は広がっていきますので、サイズが小さいうちに治療できるのもメリットです。

保育園や幼稚園に通園するようになり、周囲からあざを指摘されたことを気にして受診されるお子さんもいらっしゃいます。コンプレックスになる前に早めに治療することをおすすめします。

また、赤あざの中には、生後5か月までに治療を始めると良い結果が期待できるあざもありますので、治療すべきか迷っているならまずはご相談ください。お子さんのあざは、保険適用で治療を受けていただけます。

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大人のあざも診てもらえますか

杉本 貴子
杉本 貴子 先生

はい、大人になってから受診される方もいらっしゃいますのでご相談ください。

太田母斑やADM(後天性真皮メラノサイトーシス)など、青あざにずっとコンプレックスを抱えていたという大人の患者さんも多く受診されます。ADMは、思春期以降に現れる青あざです。

治療できることを知らなかった方、「大人になったら消える」と言われて育った方のほか、かつてのレーザー機器では治療できなかった方もいらっしゃいます。

青あざは、Qスイッチルビーレーザーによる施術を半年に1回くらいの頻度で、3~4回受けていただきます。現在はレーザー機器も進歩し、かつて治療が難しかったあざも改善できる可能性がありますので、気になるあざがあれば受診いただきたいと思います。

痛みにも配慮したボトックス注射とヒアルロン酸注射

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ボトックス注射でおすすめの部位があれば教えてください。

杉本 貴子
杉本 貴子 先生

若いうちから顎に注入しておくと将来のシワ予防が期待できるのでおすすめしています。

ボトックス注射は、額への注入を希望される方が多いのですが、私がおすすめしたい部位は顎です。

顎のシワは自覚していない方も多いかと思いますが、30代でも筋肉が縮み顎にシワができ始めている方がいらっしゃいます。口を閉じて力を入れていただくと、ご自身で確認できると思います。

顎の小さな女性の方は、無意識のうちに力が入ってシワが寄っていることも多いので、深いシワになる前に早期の段階でボトックス注射をしておくとよいでしょう。将来のシワ予防につながります。

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ボトックス注射で工夫しているポイントを教えてください。

杉本 貴子
杉本 貴子 先生

あえて少なめに注入し、足りない分を後から追加することです。

当院は、アラガン社製のボトックスビスタ(R)を使用しています。シワの入り方は一人ひとり異なりますので、表情やシワをよく確認しながら注入いたします。

また、ボトックスは入れすぎてしまうと後から修正することができません。副作用や合併症のリスクを減らすためにも、あえて少なめの量を注入します。施術から2週間後に経過を確認し、足りない場合は無料でリタッチしています。

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ヒアルロン酸注射でおすすめの部位があれば教えてください。

杉本 貴子
杉本 貴子 先生

貴族ヒアルと呼ばれる鼻翼基部(小鼻横のへこみ)への注射がおすすめです。

鼻翼基部と呼ばれる小鼻の横、ほうれい線の付け根辺りへの注入をおすすめしています。

貴族ヒアルまたは貴族フィラーと呼ばれる施術で、この部位に注入することで、ほうれい線のへこみをふっくらとさせ、小鼻を小さく見せ、口ゴボ(口の突出)を目立たなくさせることが期待できます。

当院でヒアルロン酸注射の施術を受けられる方は、大きな変化ではなく5年前の顔に戻りたいとお話しされる方が多く、ほぼすべての方が貴族ヒアルを希望されます。

周囲の方に気付かれにくい自然なデザインに対応でき、微調整も可能な点はヒアルロン酸注射のメリットだと思います。

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ヒアルロン酸注射でこだわっているポイントを教えてください。

杉本 貴子
杉本 貴子 先生

必要十分な量を使い、その方がご希望するデザインを目指すことです。

患者さんの中には、1本だけ注入したいとおっしゃる方もいますが、その方の希望するデザインに必要なヒアルロン酸の量を具体的にご提案するようにしています。

ご希望のデザインに見合うだけの量を注入しなければ、ご満足いただける変化を出すことはできません。かえって施術費用が無駄になってしまいますので、その点はきちんとご説明したうえで、その方が希望されるデザインを目指すように心がけています。

また、ヒアルロン酸が動脈に入ると血管が詰まり、脳梗塞や失明などの原因になる恐れがあります。血管に入らないよう注意深く打つよう気を付けるとともに、当院では万が一に備えてヒアルロン酸の溶解剤を常備しています。

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注入治療をおこなうとき、痛みに対してどのような配慮をおこなっていますか

杉本 貴子
杉本 貴子 先生

痛みを緩和するために6つの対策をおこなっています。

ボトックス注射やヒアルロン酸注射など、注入治療をおこなう際には、痛みをできるだけ緩和するための工夫をおこなっています。

まず、細い針を使うこと、素早く打つことに加え、注射時は看護師が肩を叩いて気をそらすようにしています。また、氷でよく冷やすと痛みの緩和が期待できます。

さらに、皮膚に押し当てるとブルブルと振動する器具を使って痛みを和らげる工夫も取り入れています。これは、注射する部位の近くを振動させることで、痛みの信号が抑制され痛みの感覚が鈍くなるという仕組みを利用しています。

深呼吸は、すべての患者さんにしていただきます。深呼吸することで、心身がリラックスし、痛みが和らぐことが期待できます。

ニキビ痕の赤みやたるみの改善を目指すVフェイシャルとは

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Vフェイシャルはどのようなお悩みの方におすすめですか?

杉本 貴子
杉本 貴子 先生

赤ら顔やニキビ痕などの赤みのほか、小ジワやたるみが気になる方にもおすすめです。

Vビームは赤い色に反応するレーザーです。毛細血管拡張症・ニキビ痕の赤み・老人性血管腫など、赤みの改善が期待できます。

また、レーザーの熱が深くまで届き、肌の弾力の源である線維芽細胞を刺激することで、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の増加も促進しますので、小ジワやたるみ、毛穴の開きなどでお悩みの方にもおすすめです。

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Vフェイシャルのダウンタイムやリスクについて教えてください。

杉本 貴子
杉本 貴子 先生

2~3日程度腫れる場合がありますが、翌日からメイクも可能です。

レーザー照射後2~3日程度は、照射部位が赤くなったり、やや腫れたりする場合があります。軽度の紫斑や点状出血など内出血が起こることもありますが、1~2週間ほどでおさまります。

入浴は当日から可能で、翌日からメイクもしていただけます。

施術時に、ゴムでパチンとはじかれるような痛みを感じることがありますが、脱毛のレーザーよりはマイルドに感じる方が多いと思います。

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Vフェイシャルは定期的に施術を受けたほうがよいのでしょうか?

杉本 貴子
杉本 貴子 先生

4~5週間に1回の頻度で3~5回受けていただくと、お肌の変化を実感していただきやすいと思います。

Vフェイシャルの作用を実感していただくためには、4~5週間に1回の頻度で3~5回程度、施術を続けていただくことをおすすめしています。

ただし、老人性血管腫の場合は、1回の施術で改善が期待できます。

お子さん連れでも美容の施術を受けられるクリニック

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先生は医学部卒業後、どのような経験を積まれたのでしょうか?

杉本 貴子
杉本 貴子 先生

大学病院の形成外科で、さまざまなレーザー治療に携わりました。

初期研修を終えた後、日本医科大学付属病院の形成外科に入局し、レーザー外来を担当しました。**10年以上、子どものあざや美容皮膚科としてレーザー治療に携わました。

また、大学病院の勤務と並行して、美容医療の勉強もおこなっていました。2021年からは美容クリニックにも勤務して経験を積み、2024年に当院を開業いたしました。

大学病院では上司に恵まれ、積極的に若手の医師が新しいことに挑戦できる環境の中、診療できました。そのおかげで、幅広く経験を積むことができたと感謝しています。

治療することで今後どういう経過を辿るのかが、患者さんや親御さんにとって一番気になるところでしょう。カウンセリングで、患者さんの予後について具体的に説明できるようになったのは、大学病院でのさまざまな経験のおかげだと思います。

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カウンセリングで気を付けているポイントがあれば教えてください。

杉本 貴子
杉本 貴子 先生

患者さんの話をよく聞き、治療のヒントを見つけることです。

カウンセリングでは、もう話すことがないという段階になるまで患者さんのお話をよく聞くようにしています。それは、患者さんのお話の中に、治療に必要な糸口が隠されているためです。よくお話を伺うことが、今後の治療に大きく影響すると考えます。

また、できるだけお子さんが楽しく受診できるように工夫してはいますが、赤ちゃんにレーザー治療をおこなうと痛みでどうしても泣いてしまいます。その点については、事前に親御さんにご説明し、心の準備をしていただきます

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受診を検討されている方に向けてメッセージをお願いします。

杉本 貴子
杉本 貴子 先生

当院は、お子さん連れで美容の施術も受けていただけます。お気軽にご来院ください。

お子さんのあざ治療、大人の方を対象としたボトックス注射・ヒアルロン酸注射は、自分の強みだと考えていますので、今後も力を入れていきたいと思います。

また、当院はお子さん連れの方が安心して受診できる環境づくりを心がけています。お子さんの診療はもちろんのこと、お子さん連れの親御さんが美容の施術を受けていただけるのが当院の特徴です。

小さなお子さんがいることで美容医療は受けられないと諦めていた方も、気兼ねなくご来院いただければと思います。

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今回取材させていただいた先生

インタビュアー

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今回お話を伺ったクリニック

皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷
皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷
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住所東京都文京区大塚1丁目5-18大伴ビル11 A号室
電話番号03-6304-1725
営業時間
  • 月・水・金: 13:00~18:00 火・木: 10:00~17:00 土・日・祝: 休診

アザをお持ちのお子さんとご両親のお悩み、また地域の方の皮膚全般のお悩みに対し真摯に向き合い、たくさんの対話の中から共に治療の糸口を探します。 「このアザは消せるの?」「このほくろは癌かしら?」「痒くて眠りが浅い」「ニキビが治らない」「美肌になりたい」どんな些細なことでも結構です。まずはお気軽にご相談ください。 受診をきっかけに皆様の生活がより豊かになるよう、おひとりおひとりの気持ちに寄り添ったクリニックを目指してまいります。

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