矯正治療からヒアルロン酸注射、アートメイクまで！　中顔面のお悩みなら院内で完結、ワンストップで相談できる｜高谷秀雄歯科クリニック：高谷 秀雄 先生、橋本 仁美 看護師

当クリニックは、できるだけ「断らないこと」をコンセプトに歯科診療をおこなっています。基本的には予約制を導入していますが、「痛くて我慢できないから今日診てください」というご希望があれば、できるだけ応えられるように努めています。

私は、口腔外科を専門とし、主に口腔がんの治療に従事していました。しかし、口腔外科以外の治療にも対応できるよう、大手美容外科にも勤務し、さまざまな研鑽を積みました。その経験を活かし、口腔とその周囲に関するお悩みならワンストップで、院内で完結できる態勢を整えています。

歯科診療はもちろん、ボトックス注射やヒアルロン酸注射、アートメイクといった美容医療も含め、下まぶたから口周辺までの中顔面領域に幅広く対応できるのが当クリニックの強みです。

また、歯科クリニックでありながら看護師が在籍し治療をサポートしていることも、当クリニックならではの強みだと思います。アートメイクは、看護師が施術を担当しています。

当クリニックでは、矯正担当の歯科医師により、ブラケット矯正（表側矯正）・舌側矯正（裏側矯正）・マウスピース矯正・部分矯正などさまざまな矯正のメニューに対応しているほか、セラミック矯正と組み合わせたプランの提供も可能です。

また、できるだけ矯正治療のハードルを下げるために、始めやすい価格設定を目指すとともに、ブラケット矯正でもできるだけ早く終えられるように努めています。

矯正治療のメリットをご理解いただき、多くの方に広めていくために、患者さんの立場に寄り添った矯正治療を提供していきたいと考えています。

通常、ブラケット矯正では1か月に1回の頻度でワイヤーの交換や調整をおこないます。当クリニックでは2.5週～3週に1度に短縮することで、一般的な不正咬合であれば2～3年かかるところを1年半ほどで矯正治療が終えられるよう目指しています。

また、矯正期間を短くしながら白く美しい歯を目指すために、前歯のセラミック矯正を組み合わせることもあります。

矯正治療のガイドラインでは、まず矯正治療専用の頭部X線規格写真（セファログラム）をもとに平均値からのずれを評価し治療プランを立てると定められています。しかし、人間の体は統計では予測しきれない部分があり、矯正治療をおこなっても計画通りに並ばない可能性もあります。

また、口頭で説明するだけでは、患者さんに矯正後のイメージが伝わりにくいため、当クリニックではブラケット矯正をおこなう場合でも、マウスピース矯正のようにシミュレーション模型を作って、矯正後のイメージをわかりやすく共有しています。シミュレーション模型を見て、治療を受けるかどうかを決めてもらうようにしているのです。

矯正治療のゴールを視覚的に理解しやすいように工夫したうえで、費用面も含めて歯科医師からしっかりと説明するように心がけています。

歯が動くことによる痛みを訴えられる患者さんには、痛み止めを処方しています。また、矯正器具が当たって口内炎ができてしまうこともありますので、その場合はうがい薬と軟膏を処方します。

ただし、口内炎は矯正器具の物理的刺激によって引き起こされるものなので、薬では改善されない場合があります。そこで、患者さんの痛みが薬でも緩和されない場合には、いったん矯正器具をはずすようにしています。そして、口内炎の症状が改善されてから矯正器具を装着し、再び頑張っていただきます。

たとえば、Eラインを整えるため口元を下げなければならない場合には、抜歯が必要です。カウンセリングの段階で、抜歯が必要な方には説明しています。

私は研修医時代、北里大学で麻酔科の医師に1年間師事し、麻酔についての研鑽を積みました。通常、歯科医師の研修は1年間で終了しますが、私は2年目も研修期間に充てたのです。

その経験を活かし、静脈鎮静麻酔を使った抜歯もおこなっています。眠ったような状態で施術を受けていただくことも可能ですので、痛みに不安がある方はご相談ください。

親知らずが横を向いていると歯磨きがうまくできずに汚れが溜まり、歯茎に腫れが生じる智歯周囲炎（ちししゅういえん）を起こすことがあります。この痛みを改善するために、親知らずを抜きたいと来院される方は多いですね。

次に多いのは、親知らずが当たり口内炎がよくできてしまう方です。また、親知らずによって周囲の歯が押され、歯並びが悪くなってしまったという方もよく来院されます。こういった症状が出る前に、親知らずを抜いておくことをおすすめします。

親知らずの完成期は25歳です。それ以降になると、親知らずの歯の根が下顎の神経近くまで伸びて、抜歯したときに痺れが生じる可能性もあります。抜歯時の負担を減らすためにも、歯の根が完成する前に抜いておくとよいでしょう。

歯肉を切って15分以内ならそれほど痛みは生じませんが、長い時間そのまま放置すると痛みが生じると言われています。痛みを軽減するには、できるだけ短い時間で抜歯する必要があります。

ただし、40歳以上の方で、親知らずの歯根が石灰化し骨に付いてしまっている場合は、抜歯に30分以上の時間を要します。そのため、腫れや痛みが生じてしまうのを避けられません。このようなケースでは、術後に処方する痛み止めの量を増やすようにしています。

また、口腔内の傷は血液の出口を作っておかないと腫れて痛みが長引く可能性がありますので、傷口を完全に縫合しない処置をおこなうことがポイントです。

細眉が流行ったときに眉毛を抜いて生えてこなくなってしまったという方や、メイクの時間を短縮したいという方が多く来院されます。

アートメイクをしておけば、日焼け止めを塗ってすぐに外に出られるので時短につながるのがメリットですね。

現在は、眉・アイライン・唇・生え際への施術をおこなっていますが、今後対応できる部位をさらに増やしていく予定です。

アートメイクは、1度入れると2～3年は消えません。ですから、カウンセリングの段階できちんと話し合いデザインを決めていくことが大切です。

カウンセリングには、いつものメイクでご来院いただきます。普段、どういったメイクをされているのかを確認したいためです。

また、服装、骨格、表情筋などを見ながら、どういった雰囲気が好みなのかを伺い、患者さんと一緒に方向性を決めていきます。初回のカウンセリングはじっくり1時間くらいかけておこなっていますね。

アートメイクだけで100％の完成形を目指したいと希望される方もいらっしゃいますが、アートメイクは80％、残りの20％は化粧品で補っていただく仕上がりがおすすめです。

また、入れすぎを防ぐために、1回の施術で100％完成させるのではなく、2回目で微調整して完成を目指すので、最低2回はご来院いただくようにお願いしています。

まれではありますが、色素の成分や麻酔薬によるアレルギーが起きる恐れも考えられますので、アートメイクは医療機関で受けてくださるようにお願いしています。

また、色が入りすぎてイメージと異なる仕上がりになったり、左右差が生じてしまったりすることもあります。このようなイメージの違いが生じるのを避けるために、患者さんとご相談のうえでデザインを決め、ご納得いただいてから施術に入るようにしています。

アートメイクをご検討される方は、症例写真を見て、ご自身の好みに合うかどうかを確認してから受診されるとよいでしょう。クリニックや価格で選ぶのではなく、施術するアーティストの症例を見て選ぶことをおすすめします。

一番大事なことは、患者さんに真実を伝えることだと考えています。治る見込みがないのに「治りますよ」と嘘を言って治療を続けるようなことはしません。できないものはできないとはっきりと言うように心がけています。

私は、歯科医師が患者さんより上の立場だとは思いません。あくまで、1人の人間として対等な立場にあると考えています。そのため、「患者さま」と呼ぶことはありません。

高谷さんと患者さんという対等な立場で、互いに協議しながらよいゴールを目指していきたいと考えています。その中で、嘘をつかずにはっきり説明することをもっとも大切にしています。

私は、患者さんから早朝に「歯が痛い」と連絡が来れば、4時からクリニックを開けて治療を始めるような熱量を持って歯科診療に臨んでいます。

今後は、現在のスタッフと同じような歯科医療に対する熱量を持った後進を育成していきたいと思いますし、スタッフがもう少し増えていけば嬉しいですね。

技術には自信がありますので、歯やお口周りのことでお困りの方は当クリニックまでご相談ください。