「薄毛治療をリードしていけるようなクリニックであり続けたい」発毛を実感した患者さんの割合は99.95%　リアスクリニック横浜院：人見 佳代 先生

女性の場合、「びまん性脱毛症」と呼ばれる全体的な抜け毛が生じる傾向にあります。そのため、ご自身では気づきにくく、「いつのまにか抜け毛が増えていた」「周りに指摘されて気づいた」などがきっかけでご相談にいらっしゃいます。

患者さんの年齢層は、20代後半から30代、50代、60代の方が特に多いですね。早い方だと思春期の頃から発症するので、大学生の方が来院されることもあります。

しかし、当院の発毛実感率は年齢層に関係なく高く、発毛を実感した患者さんの割合は99.95%です。過去2万件の症例数をもとに治療を進めていくため、どの年齢層の方でも、効果を望めると思いますよ。

脱毛には、FAGA(FPHL)と休止期脱毛の2つのタイプがあります。

FAGAとは、女性が発症する男性型脱毛症（AGA）の意味ですが、女性の場合は遺伝的要因や加齢、女性ホルモンバランス、環境的要因などさまざまな要素が合わさって発症します。放置しておくと脱毛の症状がゆっくりと進行していきますので、早期の治療開始が必要です。

また、休止期脱毛症とは、手術や病気・薬剤などが原因で誘発される脱毛症です。一度しっかりと治療を行えば、完治する可能性があります。ただし脱毛量が多い場合には数年の治療期間を要する場合もあります。

脱毛患者様の7割がFAGAであり、FAGAと休止期脱毛が併発している場合も珍しくありません。

基本の治療として、リアスメディカル発毛薬セットをおすすめしています。セット内容は、発毛作用があるミノキシジルの内服薬、外用薬、サプリメントの3つです。外用薬で身体の外から、ミノキシジルの内服薬とサプリメントで身体の中から治療していく、あわせ技のようなイメージですね。

脱毛の進行を止めて髪を増やすためには、最低1年間は治療を続ける必要があります。また、増えた毛髪を確実に維持するために、2年目以降もミノキシジルの継続をおすすめしています。

さらに追加で、頭皮に無数の穴をあけて毛母細胞に成長因子を入れる施術のメソセラピーも行っています。

FAGAは、ゆっくり進行し続け、進行が止まることがありません。通常、髪は2年〜6年程度かけて伸び、一定の期間を経ると自然に抜け落ち、100日ほどの休止期を挟んだあとに新しい髪が生えてきます。FAGAの場合、この休止期で細胞が止まってしまうため、髪が生えてこなくなるのです。

そのため、FAGA治療では、薬を用いて成長が止まってしまった細胞を蘇らせます。クリニックで提供される治療薬以外に、市販薬も売られていますが、成分の含有量が低く、ほとんど効果がありません。

脱毛状態を何年も放置すると細胞が死んでしまうため、市販薬を試す間に治療が難しくなってしまうことも多いです。そのため、できるだけ早く医師や毛髪診断士に相談しましょう。

植毛の場合、うまく定着すれば治療を終了できます。ただし、手術による出血や疼痛など体に負担や、定着がうまくいかないリスクもあります。

一方で当院のFAGA治療は、継続する必要があるものの、手術が不要なため気軽に受けられます。

なお、FAGAに関するガイドラインでは、植毛の前に、まずはミノキシジルの治療を行うことを推奨しています。そのため、植毛の前に薬での治療から始めることが基本です。

ミノキシジルには、脱毛の原因となる細胞死を抑え、発毛に関わる遺伝子を活性化させ、成長因子を分泌させる作用があります。そのため、脱毛を防いで髪の毛を生やし、長く伸ばす効果が期待できます。さらに、血管を拡張し、頭皮にしっかりと栄養を届ける働きもあります。

適切なミノキシジルの処方量を判断するために当院で行っているのが、毎月の採血と診察です。患者さんの基礎疾患や発毛力、副作用の有無を確認しながら、過剰な服薬にならないよう調整しています。

FAGAでは脱毛量の増える時期が周期的に繰り返すため、周期に合わせて用量を調整することもできます。

当院のサプリメントには発毛に有効な成分をたくさん詰め込んでいます。パントテン酸カルシウム、馬のプラセンタ、牛の初乳に含まれるラクトフェリンを主成分とし、ビタミン類や鉄分を豊富に含んでいます。それぞれに抜け毛を予防し、丈夫な髪を育てるために必要な成分です。ミノキシジルの内服薬とあわせてサプリメントを服用することで、髪がより太く、丈夫になります。

さらに、追加で提供しているのが、亜鉛サプリメントです。亜鉛はミネラルの一種で、細胞分裂に欠かせない栄養素です。髪の毛は細胞分裂によってつくられるため、亜鉛は薄毛治療に欠かせません。当院の亜鉛サプリメントには、医療用として最高容量の亜鉛が配合されています。

なお、婦人科系疾患などで、プラセンタが飲めない方に向けて、プラセンタが入っていない育毛のサプリメントも用意していますよ。

当院のメソセラピーは、頭皮に無数の穴をあけて毛母細胞に成長因子を入れる、ダーマペンとも呼ばれる施術です。成長因子とは、毛母細胞への「髪を生やしなさい」という細胞への命令です。そのため、毛母細胞へアプローチできるメソセラピーは、内服薬や塗り薬だけの治療に比べて発毛速度が早く、見た目にも大きな違いが出ますよ。

治療頻度としては、毎月1回の注入を、半年間あるいは1年間続けることが多いです。施術時に開ける穴は1ミリ未満と浅いため、出血もなく、痛みのせいでメソセラピーができない方はいません。

また、かゆみや赤みが出る場合もありますが、1週間程度できれいに治ります。メソセラピーの製剤は2種類あるので、診察時に脱毛の進行度や、頭皮の炎症傾向を確認しながら、適切な製剤を選択していますよ。

診察時に意識しているのは、患者さんが話しやすい雰囲気をつくることです。患者さんが質問しやすいように、「ほかに聞きたいことはございませんか」と声をかけるようにしていますね。

診察では、プロフェッショナルとしてどのような質問が来てもしっかりと答えたいと思っています。そのため、毎日論文を読んで、最新情報を学んでいます。また、患者さんの中には治療中にメンタルが落ちてしまう方もいるので、精神科の分野についても学会に参加して勉強しています。

コンセプトは、医療技術を通じて本来解決可能な不幸をなくすことです。薄毛は、医学的なアプローチで解決できる可能性が高い分野だと考えています。実際、最先端の研究で薄毛を発症する根本的な原因が明らかになりつつあります。そのため、当院では医療技術向上への取り組みとして、毛髪再生に関する研究を大学の研究室と提携して進めています。

当院に所属している先生は、過去に大手のAGAクリニックの院長をしていた方など、AGA分野のプロフェッショナルばかりです。また、スタッフ全員が、医師、看護師のメディカルスタッフ、あるいは毛髪診断士のいずれかの資格を持っています。そのため、非常に専門性が高く、誰に何を聞いてもわかるクリニックです。

オンラインでは、正確な診断が難しく、副作用が起きた場合の対応も遅くなってしまいます。採血や施術などは対面でないとできません。

特に採血は、薬の安全な処方量を決める重要な判断材料です。万が一、採血結果でお薬の過剰が疑われた場合や、副作用が出た場合は、速やかにお薬の交換が必要です。

さらに、ご来院いただいた方向けに、万が一副作用が起こった場合に備えて、無料でお渡しできるさまざまな薬を用意しています。

患者さんの安全のためには来院いただくほうがよいと思います。特に頭皮の状態は自分では見えないので、ぜひ来院して医師の診察を受けてください。

既存の治療を提供するだけではなく、発毛治療の研究分野もリードする存在になりたいです。そのために、大学などと協力しながら研究を続けて、より安全で有効な治療を提供していきます。

そして、薄毛の悩みをもっと気軽に解決できるような社会をつくっていきたいです。

リアスクリニック横浜院では、スタッフ一同、患者さんに寄り添って、悩みを解決いたします。まずはお気軽に無料カウンセリングにお越しください。