切らずに小顔を叶える！ヒアルロン酸、ボトックス、糸を駆使して顔の印象を変える方法｜L'amour clinic Tokyo 渋谷院：片岡 紘士 院長

Cカールリップでは唇と下唇にヒアルロン酸を注入し、人中と口角にボトックスを注射します。横から見た時に、唇が上向きに見えて人中と上唇の間に「C」のようなカールができます。このCカールができることで顔のパーツがぎゅっと中央に集まりまとまって見え、小顔効果が得られます。

人中が長いことによって顔全体が間延びし大きく見えてしまうのですが、ヒアルロン酸とボトックスで人中が短くなったように見せるだけで顔の印象を大きく変えることができ、ご好評いただいています。

唇や人中の長さに悩みはあるものの、施術を受けたことをどうしても周りにバレたくない患者さんも多くいらっしゃいます。そのため、 できるだけヒアルロン酸を注入したことが周りに気づかれないために、自然な印象になるようにしています。

例えばヒアルロン酸を多く入れると唇がパンパンになり、明らかに異物が入っている印象になるかと思いますが、元々ある形を整えるくらいの適量を入れることでバレずに印象を変えるようにしています。

唇にヒアルロン酸を注入する場合、腫れはない方がほとんどです。ダウンタイムは長くても3日程度で、腫れの引きとともに馴染み、異物感も消失します。

ヒアルロン酸は基本的には半年から1年ほど持続する製剤ですが、徐々に身体に吸収されていくものですので、半年以降は物足りないと感じられることが多いです。理想の状態を保つには、一度に多く入れるのではなく半年に1度定期的に追加すべきだと考えています。

糸リフトとは、こめかみあたりからコグというトゲのついた糸を挿入し、フェイスラインに沿わせて引き上げ、フェイスラインを整える施術です。当院で使う糸はWPCLと呼ばれる持続性と強度の高いものを使用しています。

糸リフトによって、フェイスラインと口元のたるみ、もたつきの改善が期待できます。当院では20代後半から40代の方に非常に人気の施術で、月に100名以上の方が受けてくださっています。

基本的には左右3本ずつ、合計6本以上挿入することが望ましく、こちらの患者さんは左右に4本ずつ合計8本の糸を入れています。

フェイスラインに3本ずつ、そして口元に左右1本ずつ挿入しているため、口横のもたつきが軽減されていることがわかります。

なお、糸リフトは適用にならない方もいらっしゃり、とくに極端に皮膚が薄い方は、糸を挿入することで顔の表面に透けて見えてしまう可能性があります。また、たるみが強い方は糸リフトで引き上げきれないことがあります。適用かどうかが気になる方はカウンセリングにお越しください。

糸リフトの最終的な完成は1ヶ月後ですが、その間、最初の1週間は痛みや腫れ、引き攣れが生じます。ただ、2週間目から引き上げた組織が徐々に馴染み、もたつきや引き攣れ感が消失し、引き上げの効果を実感することができます。

ダウンタイムで患者さんが一番辛く感じるのは、施術直後の3日間から4日間ぐらいかと思います。突っ張っているような感覚があり、口も開きにくいため食事が大変しづらくなってしまいます。

糸が馴染む前に口を大きく開けてしまうと、引き上げた組織が落ちてしまい、糸リフトの効果が減少してしまうので注意が必要です。

施術直後が一番リフトアップ効果を感じていただけますが、糸リフトの効果を最大限長持ちさせるためには、施術後の過ごし方が非常に重要です。糸が馴染む前に歯医者に行き口を開いたり、大きくあくびをしたり、施術箇所を触ったりすると、糸リフトの効果減退を早めます。

他にも、睡眠時に横になる、うつ伏せで寝る、頬杖つくなど、糸を挿入した部分に刺激を与えることによって、引き上げた組織が落ちることに繋がります。糸は残っていても、重力により引き上げの効果が減少する可能性があるので日々の過ごし方には配慮が必要です。

糸リフトは脂肪の位置を変えるもので、脂肪そのものの総量は変わりません。フェイスラインや口元のもたついている組織を上に引き上げるため、中顔面に厚みが増します。一方で、脂肪吸引注射は脂肪そのものを取り除くため、半永久的に効果を持続させることができます。

効果に関しては、糸リフトの完成は1ヶ月後で、過ごし方によって効果が減退することがあります。一方で脂肪吸引注射は完成まで3ヶ月程度かかり、取った脂肪が元に戻ることはありません。

ダウンタイムについても大きな差があり、糸リフトは主に腫れや引き攣れが1週間続く程度ですが、脂肪吸引注射は外科手術になるため顔に傷が残る可能性や内出血が出る可能性を否定できません。また、皮膚と脂肪が固くなり、拘縮が出ることもあります。

脂肪吸引注射は注射器で脂肪を吸引しますが、脂肪吸引は切開で身体に穴を開け、その穴から脂肪を吸引します。脂肪吸引は切開する幅が大きく、使用する器具も2.6mmと太いため、脂肪を大量に吸引することができます。

一方で脂肪吸引注射は切開せず、1.6mmの細い吸引器具を使います。取れる脂肪の量は、脂肪吸引と比較して少なくなりますが、ダウンタイムは脂肪吸引の半分程度です。

施術後の過ごし方にも違いがあり、脂肪吸引では術後に脂肪を吸引した部分に浸水液が溜まり浮腫むのを防ぐため、圧着バンドというもので身体を固定する必要があります。大体1ヶ月から2ヶ月ほど、圧着バンドを装着して生活しなければなりません。

ですが、脂肪吸引注射ではその必要はなく、術後は通常通りの生活が可能です。

従来の美容医療は、一つひとつの施術が非常に高価で、なかなか一般の方が気軽に手を出すことは難しかったと感じています。また、会計も複雑で、不安になる方も多かったと思っています。

当院では品質は落とさずに、できる限り低価格で設定し、かつ明朗会計で患者さんに理解と納得をしていただけるようにしています。