「コンプレックスを解消し、幸せにしたい」形成外科専門医による、美しい包茎治療の秘訣とは？PRO CLINIC 柚崎 一輝 先生

包茎治療を受ける理由は、見た目のコンプレックスを解消したい気持ちが大きいと思いますが、包茎治療のメリットは見た目だけではありません。亀頭に包皮がかぶっていると汚れが溜まりやすく、ニオイの原因になるため、包茎治療をすることで衛生面の改善も叶います。

また、包皮がかぶっていると湿気がこもりやすく、ウイルスが繁殖しやすくなるため、ウイルス感染による性病のリスクが高まります。その上、常に亀頭に包皮がかぶっている状態だと刺激に弱くなり、早漏の傾向が強まります。包茎治療は性病をもらう確率も移す確率も下げ、早漏改善にも効果があります。

このように包茎を治すことには、さまざまなメリットがあります。近年は、親の介護の際、包皮があることで陰茎を洗浄しにくく、苦労した経験から、将来の介護を見据えての包茎治療をおこなう人も増えています。

包茎には仮性包茎、真性包茎、嵌頓包茎の3タイプがあります。

仮性包茎は、7.8割の成人男性が当てはまるほど多い症状ですが、病気ではないので、必ずしも手術は必要ではありません。自由に包皮の着脱が可能ですが、衛生面や見た目の問題で気になり手術を希望する方もいます。

真性包茎に関しては、包皮が精子の通り道を妨げ、結果として子宮に届く精子の量が減少し不妊の原因にもなります。

嵌頓包茎は真性包茎と仮性包茎の中間で、なんとか包皮を剥ける程度の包茎です。狭い包皮に亀頭がひっかかったまま戻せなくなってしまうと血流障害が起こり、最悪の場合壊死してしまうリスクもあります。

治した方がいいのが仮性包茎で、治すべき状態が真性包茎と嵌頓包茎です。ですが、包皮がかぶっていることのメリットはないので、私としてはどのタイプの包茎も治した方がいいと思っています。

包茎を治す方法として切る治療と切らない治療があります。切る治療は余分な包皮を切除し、縫合して閉じるのに対して、切らない治療は裾上げのような要領で根元に糸をかけ、もたついている包皮を持ち上げます。

ただし、適応があるのはほんの少し包皮が気になる程度の軽い仮性包茎のみです。残りの99%は切る治療しか適応されず、糸で止めてもいずれ外れてしまうため長期的な効果は望めません。

一般的に男性は、痛みに対して不安や恐怖心があるように感じます。静脈麻酔で眠った状態で施術を受けることもできますが、そこまでしなくても、陰茎部の神経が走っている根元に局所麻酔を打つことで感覚がなくなりますので、施術中の痛みはほとんどありません。

麻酔を打たれた瞬間はチクッとしますが、その後はほとんど痛みを感じません。麻酔自体も採血と変わらない細い針でおこなうので安心していただきたいですね。また、術後の痛みに関しても内服薬でコントロールできるほど弱い痛みです。

当院に在籍する医師は全員が形成外科医ですし、私自身も形成外科専門医ですので、施術時はいかにキレイに仕上げるかをデザインしながら縫合しています。

施術後は、よりキレイな仕上がりになるよう4週間はマスターベーションや性行為を避けてください。傷が定着する前に性交渉等をおこなうと縫い付けが甘くなり、傷跡もキレイになりません。また、出血するリスクがあるので、医師が指示した期間は禁酒と包帯の着用が必要です。

他にも違和感を感じる包茎治療の傷跡として、ツートンカラーの仕上がりがあります。陰茎の包皮には色のグラデーションになっていますが、そこを考えずに切り取ると不自然な色味に仕上がります。当院では、色味のグラデーションも配慮しつつ、亀頭の裏側に丁寧に縫い付けますので、治療跡が非常にわかりにくいです。

亀頭増大術は、亀頭冠（カリ）にヒアルロン酸を注入しを大きくする施術です。勃起した状態ではなく、リラックスした通常時の状態でヒアルロン酸を注入することで、見た目もかっこよく、いわゆる「カリ高な亀頭」になります。

施術を受ける方は、より性生活を楽しむために受けていますが、見た目の良さ以外の効果としては「自信を持てるようになった」「パートナーが喜んだ」という声を多くいただきますね。また、ヒアルロン酸を注入した分、重さが出て陰茎が長くなる効果も見込めます。

ダウンタイムについては、マスターベーションや性行為は2週間ほど避けてください。2週間を待たずに性生活を再開すると、デザインしながら注入したヒアルロン酸が移動して、亀頭が変形してしまうことがあります。

ヒアルロン酸が血管に入ると血流障害を起こします。注入する際に必ず血管内に入っていないかを確認しますが、リスクはゼロではありません。ただ、万が一血管に入ってしまった時のために、ヒアルロン酸を溶かす薬液の準備もあります。

また、他のヒアルロン酸注入も同じですが、硬いヒアルロン酸を使用しても、どうしても2〜3年で体内に吸収されてしまいます。

亀頭増大術にはヒアルロン酸注入の他にも、自身の脂肪注入する方法もあります。顔、太もも、腹部などから、気になる部分の脂肪を吸引。たとえば、二重アゴが気になる方は、フェイスラインの余分な脂肪を吸引して亀頭に注入します。

ヒアルロン酸に比べて血流障害が起きにくく、持続効果の面でも注入量の約30%が定着し、半永久的な効果が見込めます。

顔や体の気になる部位の脂肪を解消して亀頭を増大させる方法は、2つのお悩みを解決できるためおすすめです。とくに、私は顔の脂肪吸引専門のクリニックの院長経験もあり脂肪吸引も得意ですので、いつでもご相談ください。

最初は形成外科医として先天的・後天的な変形や欠損した部位の形成を行っていました。やりがいは感じていましたが、私が医師になったのは、「幸せにしたい」「満足してもらいたい」という思いからだったので、患者さんの満足度により寄与する美容医療へ進みました。

二重施術など、他の美容医療でも喜んでいただけましたが、包茎治療に対する患者さんの満足度は何より高く、「人生が変わった」と言って喜んでくださることがうれしかったため、包茎治療に力を入れるようになりました。人々を幸せに、そして元気にするために当院を開院しました。

当院に来てくださる患者さんはいろいろな思いを抱えて、それでも治療をしようと決意して来てくださいます。その思いに応えるため、絶対に失礼がないよう心掛けています。

言いにくいこともあるかもしれませんが、一緒に向き合い、患者さんに寄り添って悩みを解決したいと考えています。

当院での治療が、人生をより良くするためのきっかけになってくれたら嬉しいですね。

目標としては、多くの方にコンプレックスをなくしてもらいたいですし、自信を持って明るく生きていただきたいと思っています。これが少子化をなくし、ひいては日本の景気回復にもつながっていくのではと思っています。

男性の脱毛や美容医療がすっかり浸透したように、数年以内に包茎治療が当たり前の時代が来ると思っています。現在、当院の医師は3人ですが、さらに5人ほど増やし、分院も展開していく予定です。

今後は男性美容クリニックの日本一を目指し、多くの患者さんに喜んでいただけるよう頑張ります。

男性は悩みを共有しにくい空気がありますし、ましてや包茎などの悩みは人に相談しにくいものです。

ですが、1歩を踏み出して当院までたどり着いてくれた方には全力で応えたいですし、その方の人生をより良いものにしたいと思っています。

包茎治療以外にも美容医療の施術全般をおこなっていますので、なんでもお気軽に相談していただきたいですね。