独占取材

「しつこいかもしれませんが…大事なことは3回言います!」スタッフ全員専門医のクリニック院長が語る患者さんとのコミュニケーション術 水谷皮フ科クリニック:水谷治子先生

在籍する医師が全員皮膚科専門医の資格を持つという水谷皮フ科クリニックは一般・小児・美容皮膚科、形成・美容外科を備え、フォトフェイシャルをはじめとした美肌に向けた治療のほか、お子様の皮膚疾患に特化した診療も幅広く対応しています。 院長を務める水谷治子先生は自身もアトピー性皮膚炎に悩んだ経験を持ち、アレルギー専門医の資格を取得したり肌の保湿に関する研究職を務めた略歴も。保険適応の薬の効果的な活用や生活面の細かいアドバイスなどを交え、患者さんを丁寧にサポートしベストな治療法を提案するスタイルにこだわり続けます。
取材先: 水谷皮フ科クリニック 水谷 治子 先生

今回取材させていただいた先生

水谷 治子
院長
水谷 治子 先生
初めまして。水谷皮フ科クリニックは2012年5月に開院いたしました。 私自身なぜ皮膚科医を目指したのか改めて振り返りますと、小学生の時に自分の腕や足の皮膚にできてなかなか治らない湿疹に薬を塗りながら、常に考えていたことに行き着きます。それは幼心なりに、この皮膚の中はどのような状態になっているのだろうかということでした。 そこで肌の病気に興味を持ち、自分自身の体験から皮膚病を持つ患者さんの気持ちもわかるのではないかと思い、皮膚科医になることを志しました。 皮膚科医として働き始めると、徐々に皮膚の悩みに伴う精神的ストレスはとても大きなものだと感じるようになり、デリケートなお肌の状態の良し悪しが、その方の気持ちなどメンタル面に与える影響を無視するわけにはいかなくなりました。 私自身も湿疹を患い、夜眠れなくて辛い思いをしたこと、そして何より同級生たちから向けられた視線について忘れていた想いが日に日に自分の中で蘇り大きなものとなってきました。 開業した今、その想いを忘れず患者さんに真の意味で寄り添う診療ができる環境となりましたことを感謝しております。 初心を忘れずに患者さんお一人お一人のお肌の病気だけでなく、おかれている環境やお気持ちに最大限配慮していきたいと思います。 水谷皮フ科クリニックではこれまでの経験を活かした一般皮膚科・小児皮膚科診療はもちろん、美容皮膚科の施術までより多くの患者さんにお応えできるよう診療いたします。 皮膚科専門医として、ニキビ等お肌のトラブルや脱毛、加齢によるお肌(しみ、たるみ、小じわ等)のお手入れまで、健康で若々しく美しい肌を保つお手伝いをしております。 最後に、スタッフ一同、皆さまが笑顔になれる、笑顔でお帰りいただけるクリニックを目指してまいります。 どうぞ、お気軽にご来院ください。

インタビュアー

ゆめみ大福🤍
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一人一人の肌に効果的な波長や照射時間をカスタマイズするIPLフォトブライトフェイシャル

ゆめみ大福🤍
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Instagramでご紹介されていたIPLフォトブライトフェイシャルとはどのようなメニューでしょうか?

水谷 治子
院長
水谷 治子 先生

シミ、毛穴の開きといった症状に対して、患者さんの肌の特徴に合わせてアプローチできるマシーンを使った施術です。

当院のIPLフォトブライトフェイシャルは、光治療を行う機械の中でもBBLという機械を使った治療になります。

BBLは光を遮断するフィルターを何枚も備えていて、光の波長の幅や照射時間を施術者が自由に設定できるのが特徴です。そのため色白だったり色黒だったりといった患者さん一人一人の肌に合わせ、光の入り具合や波長を調整しながら照射できます。

肌の色だけでなく、シミの有無や毛穴の締まり具合にも応じて波長などを調整して照射するので使っている医師目線でも「患者さんの抱える悩みに対して効果的にアプローチしやすい」と実感しています。

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先生は日本レーザー学会認定レーザー専門医の資格をお持ちなのですよね。フォトフェイシャルやレーザー治療の際に患者さんの肌のどのようなところに特に着目しているのですか?

水谷 治子
院長
水谷 治子 先生

施術前には毎回診察して、治療や生活習慣によって現れる肌の変化やトラブルをチェックした上で、より適したケアをお届けしています。

診察の際には、患者さんの肌の変化に注目しています。「前回施術を受けてから数日の間にトラブルがなかったか」「旅行などに行って前回よりも日焼けしていないかどうか」といったこともチェックして、肌のコンディションを確認しています。

レーザー治療は、施術を重ねるうちにシミが薄くなったり、毛穴の締まりを改善したりするなど、徐々に肌がきれいになってくる治療です。
きれいになった肌に対してはそれまでと同じ対応をするのでなく、その時の肌に合わせて光の入れ具合などを調整し、ベストな施術を届けることを心がけていますね。

ゆめみ大福🤍
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レーザー治療では、ダウンタイムを気にされる方も多いかと思いますが、症状を抑える取り組みなどはありますか??

水谷 治子
院長
水谷 治子 先生

ダウンタイム中の肌への影響を小さくするために、レーザーの出力や波長を緻密に調整しています。

機械を使って施術をすると、ダウンタイムとして1週間ぐらい顔が真っ赤の状態が続くことがあります。いずれはきれいになって解消しますが、やっぱり生活に支障がでるほど赤くはれたり、激しくかさぶたができたりしてしまうと困りますよね。

そのため、ダウンタイムの短い施術を望む患者さんは多いです。特に、激しくかさぶたができている状態は、やけどと紙一重の状態でもあるので、最大限の効果を発揮しつつもやけどをしないように、毎回肌の色を確認して調整しながら照射しています。

全員が皮膚科専門医。スペシャリストの矜持が生み出す信頼と安心

ゆめみ大福🤍
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水谷皮フ科のスタッフ構成の強みを教えてください。

水谷 治子
院長
水谷 治子 先生

スタッフは全員、日本皮膚科学会認定の皮膚科専門医となっています。

私自身、生活面でのアドバイスを積極的に行うなど、丁寧に患者さんに働き掛ける診療スタイルを大事にしています。

当院に在籍しているスタッフは、じっくりと患者さんに向き合う考えに賛同してくださって自然と集まったメンバーですが、結果として全員が日本皮膚科学会認定の皮膚科専門医という構成となりました。

肌に関する一定以上の生理学的・専門的な知識を持つ先生が自然に集まってきたという感じですね。

みんな学会や美容皮膚科の勉強会に積極的に参加したりと向上心が高く、一人一人の患者さんに対する責任感も強いです。
ですので、クリニック全体として「薬を処方して終わり」でなく、生活面の指導をしたり美容に対する相談を受けたりといった姿勢を大切にしています。

ゆめみ大福🤍
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保険適用の治療も積極的に提案しているそうですね

水谷 治子
院長
水谷 治子 先生

保険適用の治療を最大限生かしつつ、より良い結果を出す際に自費診療のメニューをプラスするというスタイルです。

私自身が保険診療を行う皮膚科医として医師活動をスタートしたという経緯もあり、保険診療の重要性を実感しています。保険診療と自由診療の両輪で対応する方が、より早く効果に結び付きやすいんです。

特にニキビの治療に関しては、ケミカルピーリングやレーザー照射といった自費診療メニューだけでなく、保険診療で高い効果が期待できる薬を処方したり、スキンケアや生活面の指導をしたりといったことも大切にしています。

ゆめみ大福🤍
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薬の処方や生活面の指導で力を入れている点は何ですか?

水谷 治子
院長
水谷 治子 先生

薬や治療の効果がきちんと発揮されるように、患者さんと丁寧にやり取りします。

診察の際には患者さんのライフスタイルやお仕事などについてきちんと聞き取るようにしています。そうすることで、施術の前に「ダウンタイムをどれぐらい受け入れられるか」といった点も理解しやすくなり、治療をスムーズに進める上で役立ちます。

生活の指導については私は大学病院勤務時代に教わった「塗り方を患者さんに3度伝える」ということを実践しています。
少ししつこいかもしれませんが、言い方を変えながら繰り返し患者さんに伝え、正しく使ってもらうように心掛けています。

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ファミリー層が多い大島という土地柄、お子さんの患者さんも多いかと思いますが、小児皮膚科ではどのような治療をされるのですか?

水谷 治子
院長
水谷 治子 先生

お子様の肌に多い皮膚疾患に対し、薬の処方だけでなくスキンケアや生活面に立ち入った指導もしています

小児皮膚科ではアトピー性皮膚炎や乳児湿疹など、お子様に多い皮膚疾患に対して、専門知識を持った医師が効果的に治療を進められるよう細かく対応しています。

例えば湿疹の薬に関しても「こういうタイミングで塗ってください」「このぐらいの症状ならこっちの薬を使って」といった風に具体的に説明しています。

また、快方に向かった後も、使うべき薬の種類や生活面の注意点をお伝えし、良くなるまで徹底して助言し続けるよう心がけていますね。

ゆめみ大福🤍
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小児皮膚科の治療でカギとなるのはどんな点でしょうか

水谷 治子
院長
水谷 治子 先生

症状がスムーズに快方に向かうように、家族ぐるみで取り組めるアドバイスをお伝えすることです。

小児皮膚科の治療では、日ごろのスキンケアのほか、肌に負担のかかりにくい衣服の選び方など、患者さんのご家族に対するアドバイスが重要となってきます。
赤ちゃんの場合、入浴時にどのような石鹸を使えば良いかや、どのように洗うべきかといったことも親御さんに詳しくお伝えしていますね。

また、ニキビ治療で通院する小中学生や高校生の患者さんも多いです。小さいころにご家族で来院された患者さんが数年ぶりに一人で来て成長ぶりに驚かされることもありますよ。

大島は若いご家族が多いエリアなので、ご家族の成長も一緒に見届けられることも、やりがいの1つになっていますね。

アトピー性皮膚炎を患った少女時代の体験が、アレルギー専門医や研究医の実績にも

ゆめみ大福🤍
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先生は日本アレルギー学会認定アレルギー専門医でもありますよね。専門医の資格を取得されたきっかけはありますか?

水谷 治子
院長
水谷 治子 先生

アトピー性皮膚炎で苦しんだ子どものころの体験をきっかけに、アレルギーのメカニズムに関心を持ちました。

私自身、子どものころアトピー性皮膚炎で体じゅうに湿疹ができて、肌の不調の中身を「知りたい」という気持ちを抱いた経験があります。
実は、「この皮膚の下ってどうなっているんだろう?」と思って自分の皮を剥がしたこともあります。笑

そういった経験をもとに皮膚科医を目指すようになり、夢を実現してからも、かつての自分の肌の症状を引き出したメカニズムに関心を持ち続けました。そこでアレルギーの専門分野に足を踏み入れ、皮膚科医をしながら研究職として細胞培養の実験などにも携わったんです

ゆめみ大福🤍
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そこから美容皮膚科の領域まで対応されることになったのは、どういう背景があるのでしょうか

水谷 治子
院長
水谷 治子 先生

研究医として肌の保湿について調べていったことが、美容医療につながりました

研究医時代の課題が「皮膚の保湿作用」で、乾燥肌のメカニズムを調べるうちに化粧品についてもリサーチするようになり、美肌やシミ予防に関する論文などを読んだ経緯から、美容医療にも興味を持ちました。

振り返ってみると、当時の研究が診療に生かされている面もあります。例えば実験で細胞に微量な紫外線を当てたらストレス物質が出て、肌ダメージにつながるという結果が導かれ「日焼け止めは年中必要」と確証したことがあります。

このような経験のおかげで、現在も患者さんにスキンケアの助言をする際に、エビデンスに確信を持って説明できています

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患者さんとのコミュニケーションで大切にしていることを教えてください。

水谷 治子
院長
水谷 治子 先生

患者さんの「治したい」という思いに応えるべく熱意を持って指導し、治療方針も理解いただけるようにしっかりとお伝えします

当院は2012年5月に当院を開業しましたが、それ以前は子育てをしながら複数の病院にパート勤務した時期もありました。パート勤務だと患者さん一人一人に対して全責任を持って対応できず、「いつか自分のクリニックを開きたい」と願っていました。

家族の協力もあり開業してからは、患者さんには治療方針はもちろん、スムーズに治療を進めるため通院スケジュールについてもとことん説明するスタンスで向き合っています。

話の随所に薬の塗り方を入れたり、次の来院のスケジュールを細かく決めたり、少ししつこく感じるかもしれませんが、最後まで責任を持って治療に当たりますので、江東区大島で肌でお悩みの方はぜひ、ご家族でご来院くださいね

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今回取材させていただいた先生

水谷 治子
院長
水谷 治子 先生
初めまして。水谷皮フ科クリニックは2012年5月に開院いたしました。 私自身なぜ皮膚科医を目指したのか改めて振り返りますと、小学生の時に自分の腕や足の皮膚にできてなかなか治らない湿疹に薬を塗りながら、常に考えていたことに行き着きます。それは幼心なりに、この皮膚の中はどのような状態になっているのだろうかということでした。 そこで肌の病気に興味を持ち、自分自身の体験から皮膚病を持つ患者さんの気持ちもわかるのではないかと思い、皮膚科医になることを志しました。 皮膚科医として働き始めると、徐々に皮膚の悩みに伴う精神的ストレスはとても大きなものだと感じるようになり、デリケートなお肌の状態の良し悪しが、その方の気持ちなどメンタル面に与える影響を無視するわけにはいかなくなりました。 私自身も湿疹を患い、夜眠れなくて辛い思いをしたこと、そして何より同級生たちから向けられた視線について忘れていた想いが日に日に自分の中で蘇り大きなものとなってきました。 開業した今、その想いを忘れず患者さんに真の意味で寄り添う診療ができる環境となりましたことを感謝しております。 初心を忘れずに患者さんお一人お一人のお肌の病気だけでなく、おかれている環境やお気持ちに最大限配慮していきたいと思います。 水谷皮フ科クリニックではこれまでの経験を活かした一般皮膚科・小児皮膚科診療はもちろん、美容皮膚科の施術までより多くの患者さんにお応えできるよう診療いたします。 皮膚科専門医として、ニキビ等お肌のトラブルや脱毛、加齢によるお肌(しみ、たるみ、小じわ等)のお手入れまで、健康で若々しく美しい肌を保つお手伝いをしております。 最後に、スタッフ一同、皆さまが笑顔になれる、笑顔でお帰りいただけるクリニックを目指してまいります。 どうぞ、お気軽にご来院ください。

インタビュアー

ゆめみ大福🤍
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今回お話を伺ったクリニック

水谷皮フ科クリニック
水谷皮フ科クリニック
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(レポ0件)

住所

東京都江東区大島1‐1‐5 メディカルポートクローバー橋2F

アクセス

都営新宿線、東京メトロ半蔵門線 / 住吉駅 徒歩8分 都営新宿線 / 西大島駅 徒歩12分

営業時間

月 9:30~13:00 15:00~18:30火 9:30~13:00 15:00~17:30水 15:00~18:30木 9:30~13:00 15:00~17:30金 9:30~13:00 15:00~18:30土 9:30~12:30 13:30~16:30日曜・祝日・水曜午前 定休日美容外科・形成外科は第3金曜日午前のみ

初めまして。水谷皮フ科クリニックは2012年5月に開院いたしました。 私自身なぜ皮膚科医を目指したのか改めて振り返りますと、小学生の時に自分の腕や足の皮膚にできてなかなか治らない湿疹に薬を塗りながら、常に考えていたことに行き着きます。それは幼心なりに、この皮膚の中はどのような状態になっているのだろうかということでした。 そこで肌の病気に興味を持ち、自分自身の体験から皮膚病を持つ患者さんの気持ちもわかるのではないかと思い、皮膚科医になることを志しました。 皮膚科医として働き始めると、徐々に皮膚の悩みに伴う精神的ストレスはとても大きなものだと感じるようになり、デリケートなお肌の状態の良し悪しが、その方の気持ちなどメンタル面に与える影響を無視するわけにはいかなくなりました。 私自身も湿疹を患い、夜眠れなくて辛い思いをしたこと、そして何より同級生たちから向けられた視線について忘れていた想いが日に日に自分の中で蘇り大きなものとなってきました。 開業した今、その想いを忘れず患者さんに真の意味で寄り添う診療ができる環境となりましたことを感謝しております。 初心を忘れずに患者さんお一人お一人のお肌の病気だけでなく、おかれている環境やお気持ちに最大限配慮していきたいと思います。 水谷皮フ科クリニックではこれまでの経験を活かした一般皮膚科・小児皮膚科診療はもちろん、美容皮膚科の施術までより多くの患者さんにお応えできるよう診療いたします。 皮膚科専門医として、ニキビ等お肌のトラブルや脱毛、加齢によるお肌(しみ、たるみ、小じわ等)のお手入れまで、健康で若々しく美しい肌を保つお手伝いをしております。 最後に、スタッフ一同、皆さまが笑顔になれる、笑顔でお帰りいただけるクリニックを目指してまいります。 どうぞ、お気軽にご来院ください。