「患者さんが満足できて、周りから見ても自然な仕上がりに」魅力を引き出す埋没法のこだわりとは?|湘南美容クリニック 西葛西院:河北 光世先生
今回取材させていただいた先生
インタビュアー
※2023年下半期 / 湘南美容クリニック内症例数
先生の二重術はどのようなものでしょうか?
患者さんの希望を反映しながら、自然できれいな仕上がりを提供しています。
患者さん自身が納得できて、周りの人から見ても自然できれいな仕上がりを意識しています。「その人が仮に二重で生まれていたら、どのような二重だろう」と考えながら、二重幅を決めていますよ。
また、まつ毛の生え際が1番きれいに見えて、目の開きが1番強く出る二重幅を見つけることも大切なポイントです。そうすることで、黒目がよく見えるようになり、自然な範囲で目を大きくすることができます。
得意な施術は埋没法です。特にまぶたの表面に針を通さないクイックコスメティークダブルと、持続力の高い二重瞼を再現するフォーエバー二重術は、施術件数の9割を占めています。特に、フォーエバー二重術については、2023年下半期に湘南美容クリニックの中で東日本No.1の症例数という実績があります。
クイックコスメティークダブルについて詳しく教えてください。
裏留めという方法で、2本の糸をループ型にかける埋没法です。仕上がりがきれいで取れづらく、ダウンタイムが短いメリットがあります。
クイックコスメティークダブルとは、裏留めという特殊な糸の通し方で、2本の糸をループ型にかける埋没法です。仕上がりがきれい、取れづらい、ダウンタイムが短い、といったメリットがあります。そのため、周りからばれたくない方や、より自然な仕上がりにしたい方におすすめの施術です。
また、施術時には、まぶたの粘膜や血管への接触を避け、可能な限り短時間で施術を終わらせます。そうすることで、術後の腫れや内出血が最小限に抑えています。
裏留めとはどのような技術なのでしょうか?
針をまぶたの表面に出さずに縫う方法です。傷や糸玉が残らないのがメリットといえます。
裏留めとは、針をまぶたの表面に出さずに縫う方法です。皮膚の下にある真皮という部分に糸を通し、皮膚を貫通しないように涙縫いをしていきます。術後に傷や糸玉がまったく残らないのがメリットです。
ただし、非常に難易度が高いため、豊富な施術経験が求められ、湘南美容クリニックの中でも院長クラスの医師だけが行える施術です。
フォーエバー二重術についても詳しく教えてください。
スクエア型の糸を2つつくり、まぶたの表側で1回クロスさせる埋没法です。
埋没糸を1箇所で留めると、まぶたの内組織への負担が集中して、二重ラインが取れやすくなってしまいます。そのため、フォーエバー二重術では、スクエア型に糸をかけることで負担を分散させるんです。
また糸をクロスさせることで、まぶたの下に癒着が起こり、さらに二重ラインが取れにくくなります。まぶたが厚い人にもおすすめの施術です。
ダウンタイムやリスクについてはどうでしょうか?
腫れや内出血、突っ張りが出ることはありますが、1週間程度でおさまるので、そこまで心配する必要はありません。
ダウンタイムでは、1週間程度、腫れや内出血、突っ張りが生じます。特にフォーエバー二重術は、まぶたの表側で留めるので、裏留めよりも内出血や腫れが出やすいです。ですが、次第におさまるものなので、過度な心配は必要ありません。
一般的に埋没法には、施術中に眼球が傷つくリスクがあるといわれます。しかし、当院では眼球に触れずに糸を通す挙筋法という術式を採用しているため、そうしたリスクも低いです。
なお、裏留めについては、「糸玉が裏側にあって眼球を傷つける」「抜糸や修正ができない」などと指摘されることがあります。たしかに、裏留めをするとまぶたの裏側に糸玉が透けて見えますが、糸玉が粘膜に埋まっている状態なので眼球に触れることはありません。医師に十分な経験やノウハウがあれば抜糸や修正も可能です。
施術費用や生涯保証について教えてください。
費用は相場よりも高いですが、生涯保証がついているので長期的に見ると費用を抑えることができます。
費用は生涯保証がついて、クイックコスメティークダブルが24万8,000円、フォーエバー二重術が19万5,000円です。埋没法の相場よりも高いですが、生涯保証がついているので長期的に見ると費用を抑えることができます。
一般的に、生涯で受けられる埋没の回数は3回まで、当院の生涯保証なら術後2回のかけ直しが無料になります。さらに、全国約120カ所の湘南美容クリニックで受けることが可能です。
実際、取れづらい術式に加えて、保証も充実しているので、「生涯保障があるからやりたい」とおっしゃる患者さんも多いです。また、裏留めは分院長しかできない施術なので、かけ直しを担当する医師の技術レベルの高さもメリットですね。
埋没法はどのくらいの期間持つのでしょうか?
二重の持続期間は、まぶたの厚みや目の開き具合、二重幅によって変わります。なによりも目を強くこすらないことが大切です。
湘南美容クリニックが行った調査では、クイックコスメティーク法を受けた約1,700人のうち、5年後に二重が持続していた方の割合は97%でした。そのため、クイックコスメティーク法を受けた方は、少なくとも5年間は持続する可能性が高いです。
ただ、二重の持続期間は、まぶたの厚みや目の開き具合、二重幅によって変わってきます。
また、洗顔やメイクなど、普段の生活でまぶたの周りを触る程度であれば問題ありませんが、花粉症やアレルギーなどで目を強くこすると、二重が取れてしまうことがあります。そのため、内服薬や目薬でこすらないようにコントロールすることが大切です。
なお、日常的に二重テープを使っている方は埋没することで、まぶたにかかるダメージを減らせる可能性もありますよ。
埋没法とセットで受けられる施術はありますでしょうか?
目頭切開やまぶたの脂肪取りを受ける方が多いですね。
まぶたの脂肪取りは、眼球の周りを保護する眼窩脂肪を1〜2ミリの小さな穴から取っていく施術です。脂肪を取ることで、二重が持続しやすくなります。また、朝のまぶたのむくみ改善にも効果が期待されますよ。
施術では、目尻側の目立ちにくい場所に小さな穴を開けて、黒目の外側あたりにある脂肪を取っていきます。まぶたの表側で糸を留めている場合には、埋没法と同じ穴を使うので、新しい傷ができることはありません。切開の必要がなく、極端にダウンタイムが長くなることもないので、埋没法とセットでやる方が多いです。
二重術を受ける場合の先生選びのポイントを教えてください。
症例の好み、実績、情報発信の3点をチェックするとよいと思います。
まず、その先生の症例が好みかが1つ目のポイントです。SNSで症例を吟味して、「この人の症例は、好きなものが多いな」と思える先生を選ぶのがよいと思います。
2つ目のポイントは症例数です。もし、具体的な症例数の記載がなければ、そのクリニックの中でナンバーワンといった実績を確認するようにしましょう。
3つ目のポイントは、得意な施術についてどの程度情報発信をしているかです。二重術であれば、デザインや持続期間、ダウンタイム、施術のメニューなどに関して発信している先生をチェックしてみるとよいですよ。
「いつも通りの二重を再現」症例紹介
この方はどのようなお悩みで来院されたのでしょうか?
生まれつきの一重で、目が小さく見えるとお悩みでした。「傷を残したくない」とご要望でしたので、裏留めでの施術を打診しました。
この方は生まれつき一重で、目が小さく見えるお悩みを持っていました。アイテープを使って過ごされていたところ、かぶれるようになり、朝に準備する時間がもったいないと感じ始めたそうです。
診察すると、まぶたの皮膚はアイテープで伸びていることがわかりました。このように皮膚が伸びている方は、埋没法だと取れやすいです。
それに加えて、「ダウンタイムが怖い。表面に傷を残したくない」といったご要望だったので、裏留めでしっかり留めるクイックコスメティークダブルを打診させていただきました。
この方の施術でこだわったポイントを教えてください。
目が1番開いて、まつ毛の生え際がきれいに見えるような二重幅を設定しました。ぱっちりとした自然な二重になりましたね。
こちらの症例では、アイテープで作る普段の二重ラインを再現することがデザインのポイントでした。ですが、アイテープでつくる二重は幅が広くなりがちです。そのため、目が1番開いて、まつ毛の生え際がきれいに見える位置まで二重ラインを下げることにしました。
術後は、ぱっちりした自然な二重ができています。黒目の上の方が見えるようになったので、目に入る光の量が増えてキラキラした印象になりました。写真は術直後ですが、腫れや内出血がほとんどありませんでした。また、裏留めをしたので表面に傷や糸玉がまったくありません。終わった直後からメイクができるので、ばれにくいですよ。
ダウンタイムの腫れも、周りの人からはほとんどわからない程度です。術後2〜3日後が埋没法の腫れのピークですが、こちらの方は、1週間で腫れが引いていました。
次に、この方はどのようなお悩みで来院されたのでしょうか?
日常的なアイテープの使用で、まぶたの皮膚がかなり伸びてしまっていました。
こちらの方もアイテープの使用で、まぶたの皮膚が伸びてしまっていました。
診察すると、炎症でまつ毛の生え際の皮膚が厚くなっていたため、簡易的な埋没法では持続力が不十分だと判断し、取れづらいフォーエバー二重術をご提案させていただきました。
こだわったのはどのような点でしょうか?
普段の自然な二重を再現しつつ、しっかり目が開くような二重幅に調整しました。
ご本人の希望である自然な二重を反映して、あえて派手にせず、末広めの仕上がりにしました。実は、二重幅が広すぎると、目の開きが悪くなってしまうんです。そのため、数ミリの違いですが、普段の二重を再現しつつ、しっかり目が開くような幅に調整しました。
術後はまつ毛の生え際が見えて、黒目がより大きく見えるようになりました。腫れについては、1週間程度で周りに気づかれない程度まで引いていました。
アットホームで地域に根付いた美容クリニックに
先生のご経歴を教えてください。
研修後はすぐに美容の世界に飛び込んで、若いうちから数多くの二重術を経験させていただきました。
元々美容外科医になりたかったので、研修医が終わってすぐに美容の世界に飛び込みました。2022年、最初に入職したのが湘南美容クリニックの水戸院です。そこで二重術を数多く経験しました。
その後、2024年の3月に西葛西院の分院長に選ばれて今に至ります。
患者さんとのコミュニケーションで意識していることはありますか?
現時点でのお悩みだけでなく、患者さんが今後どのような自分になりたいのかを重視しています。
これまで、見た目が変わることで、内面まで変わった方をたくさん見てきました。そのため、二重術を通して、その人が前向きで明るい人生を送る手助けをしたいと思っています。
カウンセリング時に意識していることは、患者さんの理想を実現するだけではなく、医師としての経験や知識を生かしてさらによい提案をすることです。
そのため、現時点でのお悩みだけでなく、「自信を持ちたい」「時間を効率的に使いたい」など、その方が今後どのような自分になりたいかも重視しています。
まずは「どうしたらきれいになれますか?」といった形でもよいので気軽に相談してほしいですね。
湘南美容クリニック西葛西院はどのようなクリニックでしょうか?
アットホームで初めての方でも入りやすいクリニックです。
美容外科に興味がある方でも「敷居が高い」「怖そう」などと感じていることが多いと思います。
ですが、湘南美容クリニック西葛西院は、西葛西の落ち着いた地域にある小規模でアットホームなクリニックです。スタッフ一同、初めての方でも入りやすいような雰囲気でお待ちしています。
また、常勤のスタッフから患者さんのお悩みや理想を共有を受けるので、チームワークも抜群です。そのため、施術までに何度も同じ説明をする必要がなく、患者さんがリラックスできる環境が整っていますよ。
今後の展望についてはどのようにお考えでしょうか?
近隣の方や、まだ美容治療を受けたことがない方が安心して来院できるようなクリニックをつくっていきます。
都心や繁華街にある美容クリニックは敷居が高いと感じる方でも、安心して来院できるようなクリニックにしたいです。また、現状でも地域の主婦の方が多くいらっしゃるのですが、今後もより多く地域の方に肌管理の場としてご利用いただければと思います。
カウンセリングは無料なので、まずは話を聞きに来ていただきたいです。そこでお悩みや理想を遠慮せずに話していただければ、全部受け止めて、もっとあなたの魅力を引き出せるようなご提案をさせていただきます。
スタッフ一同、アットホームな雰囲気でお迎えしますので、ぜひ一度足を運んでいただけると嬉しいです。