4Dハイフとは?2Dハイフや3Dハイフとの違いや向いている人を解説
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4Dハイフとは?2Dハイフや3Dハイフとの違いや向いている人を解説

ハイフは、メスを使わずたるみ・シワ改善やリフトアップ効果が期待できる美容医療です。ハイフにはさまざまな種類があり、そのうちの一つに「4Dハイフ」があります。ハイフは複数種類があるため、どれを受けるべきか迷ってしまうでしょう。そこで本記事では、4Dハイフの概要や「2Dハイフ」「3Dハイフ」「12Dハイフ」との違いや、期待できる効果を解説します。また、4Dハイフが適している人の特徴も紹介しているので、治療選びに迷っている方はぜひ参考にしてください。

4Dハイフとは?

4Dハイフは、筋膜層をターゲットに、たるみの引き締め効果を出せる超音波技術を用いたリフトアップ施術です。ダウンタイムは1日程度と短く、施術の翌日から表情筋が引き締まっていく特徴があります。

4Dハイフを受けることで、たるみ・フェイスラインのもたつき・二重アゴ・ほうれい線などの改善に効果が期待できます。肌の深層からリフトアップを促進するため、顔全体の引き締め効果にも期待できるでしょう。

4Dハイフと他のハイフとの違い

ハイフは、肌に直接当てる機器の先端部分の違いで種類が分けられます。

従来の2Dハイフは線照射、3Dハイフは面照射、4Dハイフは曲面照射という点が「◯Dハイフ」の数字の違いです。照射する列をさらに増やしていくと、7Dハイフ・9Dハイフ・12Dハイフなどの種類があります。

また、1ショットで一気に熱を与える2D・3D・4Dハイフに対し、60度以上の面照射で徐々に蓄熱していく「蓄熱式ハイフ」という種類も存在します。

クリニックによって取り扱い機器が異なるため、希望する種類がある場合は事前のカウンセリングで自分に適しているかをしっかり確認しておきましょう。

2Dハイフ・3Dハイフ・4Dハイフ・12Dハイフ・蓄熱式ハイフ(エステハイフ)の違いを表にまとめると、以下のとおりです。

2Dハイフ・3Dハイフ・4Dハイフ・12Dハイフ・蓄熱式ハイフ(エステハイフ)の違い

以下で、それぞれの違いについて詳しく解説します。

・4Dハイフと2Dハイフの違い
・4Dハイフと3Dハイフの違い
・4Dハイフと12Dハイフの違い
・4Dハイフと蓄熱式ハイフ(エステハイフ)の違い

4Dハイフと2Dハイフの違い

4Dハイフは、4列同時に照射する仕組みで、広範囲を均一に照射できるのが特徴です。対して2Dハイフは、1点1点の熱が連続で出て線状に2〜3秒かけて照射されます。

4Dハイフは一気に広範囲を照射できるため、当てムラが出にくい一方で、細かい部分への照射が難しいというデメリットがあります。一方で、2Dハイフは線状に照射するため部分当ても可能ですが、当てムラが起こりやすいため技術力が重要です。

広い範囲への照射を目的にしていて、当てムラをできるだけ避けたい場合は4Dハイフのほうが向いているでしょう。

4Dハイフと3Dハイフの違い

3Dハイフは、2Dハイフと同様に1ショットずつ照射するタイプのハイフです。それに対して4Dハイフは、常にエネルギーを放出し続けます。どちらも、面状に照射し、2〜3秒かけて照射するため、2Dよりも当てムラができにくいのが特徴です。

4Dハイフと比べると、3Dハイフのほうが細かい部分への照射に向いています。目元や口元など、凹凸がある部分などへ照射する場合には、3Dハイフを選んだほうがよいでしょう。

3Dハイフについては、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひあわせてご覧ください。

3Dハイフとは?2Dハイフ・タイタンとの違いや向いている人を解説

4Dハイフと12Dハイフの違い

12Dハイフの仕組みは3Dハイフと同じです。照射されるエネルギーの点が12個で、より幅広い面積に照射できるようになっています。

7Dハイフであれば7個、9Dハイフであれば9個の点が出るタイプの機器を使用しています。

4Dハイフとの違いは、12Dハイフのほうがより照射範囲が広いという点です。フェイスラインの引き締めやボディ痩身であれば、12Dハイフを検討してみるとよいでしょう。

4Dハイフと蓄熱式ハイフ(エステハイフ)の違い

蓄熱式ハイフとは、1ショットで一気に熱を与える2Dハイフ・3Dハイフ・4Dハイフに対し、60度以上の面で徐々に蓄熱していく仕組みのハイフです。

主にエステで使用される機器で、2Dハイフ・3Dハイフ・4Dハイフのような医療ハイフと比べて、弱い超音波で施術するのが特徴です。

蓄熱式ハイフは、広範囲の照射にも部分的な照射にも対応しており、痛みを感じにくいことがメリットになります。

また、蓄熱式ハイフは出力に制限がかかっているため、副作用のリスクが少ないことも挙げられます。しかし、医療ハイフである4Dハイフ等に比べて効果が実感しにくいでしょう。

4Dハイフの4つのデメリット

4Dハイフには、主に以下4つのようなデメリットがあります。4Dハイフを受ける前に、把握しておきましょう。

1.細かい部分への照射には向いていない
2.施術後に副作用が起こることがある
3.照射部分を刺激してはいけない
4.施術は適切な間隔で受ける必要がある

1. 細かい部分への照射には向いていない

4Dハイフは、広範囲に照射するのが得意な機器です。口元や目元のような細かい部分への照射がしにくいのは、デメリットになるでしょう。

細かい部分への照射を希望する場合は、ペンタイプで凹凸や細かい箇所への照射が得意な3Dハイフを選ぶのがおすすめです。希望する施術箇所にあわせて、ハイフの種類を選ぶとよいでしょう。

2. 施術後に副作用が起こることがある

4Dハイフは肌に超音波を照射するため、負荷がかかって以下のような副作用を引き起こすことがあります。

・赤み
・腫れ
・むくみ

ただし、赤みや腫れは通常のメイクで隠せる程度であり、1日経過すれば落ち着くケースが多数です。むくんだ場合は、保冷剤などで冷やすと治まりやすいです。

副作用に関する口コミは以下の通りです。

30代女性
30代女性

終わった直後は少し赤みが出たけど、すぐ引いたしダウンタイムらしいダウンタイムもなくて翌日から普通にメイクもできました

3. 照射部分を刺激してはいけない

4Dハイフの施術をした後は肌が敏感になっているため、刺激になるような行為は避けましょう。

紫外線を浴びると炎症を引き起こすことがあるため、日焼け止めを塗ったり、日傘をさしたりするのがおすすめです。

また、摩擦によるダメージにも敏感になっているため、マッサージをしたり、肌をこすったりすることも避けてください。

4. 施術は適切な間隔で受ける必要がある

4Dハイフの効果を持続するためには、効果が薄れてきたタイミングで照射を繰り返す必要があります。その際に照射する間隔が重要であり、頻度が多すぎると肌に大きな負担がかかってしまいます。

4Dハイフの施術頻度は3ヶ月〜半年に1回程度であり、他のハイフに比べて頻度が少なくて済むのはメリットです。ただし、ハイフの間隔は照射する部位や機械によっても異なるため、詳しくは以下の記事も参考にしてみてください。

ハイフを受ける間隔はどれくらいがベスト?部位別・機械別に解説

4Dハイフに期待できる4つの効果

4Dハイフに期待できる効果は、主に以下の4つです。

1.たるみ・ほうれい線の改善
2.小顔・リフトアップ効果
3.ダイエット効果
4.美肌効果

1. たるみ・ほうれい線の改善

皮膚のたるみは、靭帯の弾力低下や、コラーゲンの減少などによって引き起こされます。

4Dハイフによって、表情筋を覆う膜であるSMAS筋膜の引き締めや脂肪の燃焼を促すことで、肌の引き上げ効果が期待できるでしょう。

コラーゲンの生成を促す4Dハイフを行えば、肌にハリが出てたるみが改善し、ほうれい線の改善も期待できます。

たるみに関する口コミは以下の通りです。

30代女性
30代女性

今では鏡を見るのが楽しくなって、自信もついて、もっと早く受けていればよかったと思っています。たるみやフェイスラインに大きな効果が感じられて、そういったことが気になっている人には本当におすすめです!4Dハイフ、感動しました!

2. 小顔・リフトアップ効果

ハイフによる筋膜の収縮により、リフトアップ効果が期待できます。皮下脂肪にもアプローチできるため、顔の脂肪を減らし、小顔になる効果も見込めるでしょう。

また、4Dハイフは曲面照射のため、頬やフェイスラインなどの曲線の部分にとくに効果を発揮します。フェイスラインの引き締めをしたいのであれば、4Dハイフが向いている可能性があるでしょう。

30代女性
30代女性

効果を実感したのは1週間後くらいからで、頬がキュッと上がってきた感じがして、肌全体が引き締まった印象に。2週間経つ頃にはフェイスラインが明らかにスッキリして、鏡を見るたびにテンションが上がりました!周りからも「痩せた?」とか「肌きれいだね」って言われることが増えて、自分の中でもすごく自信がつきました

3. ダイエット効果

4Dハイフは顔だけでなく、ボディへの施術にも有効です。たるみが気になるお腹周りや二の腕周りに照射することで、脂肪細胞を破壊して引き締める効果が期待できます。

運動だけではなかなか痩せられない部分へは、4Dハイフを活用することも検討してみるとよいでしょう。ボディのように広い部分に照射をするのであれば、広範囲へ一気に照射ができる4Dハイフが向いています。

4. 美肌効果

4Dハイフによる熱エネルギーが加わることにより、肌組織はダメージを与えられます。そのダメージを修復しようとコラーゲンやエラスチンといった美肌成分を生成します。

この作用によって肌の弾力が上がり、毛穴の開きが改善したり、キメの整った美肌への改善も期待できるでしょう。

4Dハイフの施術に向いている人

以下のような方であれば、4Dハイフが向いている可能性があります。自分が当てはまるかどうかチェックしてみましょう。

・たるみ・シワが気になっている人
・美肌効果にも期待したい人
・ダウンタイムが気になる人
・お腹や二の腕周りのたるみを改善したい人

たるみ・シワが気になっている人

ハイフはリフトアップ効果が見込める施術のため、たるみやシワが気になっている人に向いています。とくに、年齢の変化によって顔のたるみ・シワが気になり始めた30〜40代の人が効果を実感しやすいでしょう。

その中でも、顔の輪郭のたるみが気になる場合は、曲線の照射が得意な4Dハイフが向いていると言えます。小顔効果やリフトアップ効果を求める人にもおすすめです。

30代前後でハイフを検討している方は、以下の記事をぜひチェックしてみてください。

ハイフは30代に効果あり?たるみ治療に最適なタイミングを解説

美肌効果にも期待したい人

4Dハイフは、たるみ・シワの改善だけでなく、美肌効果も期待できるのが特徴です。肌のハリがよくなったり、ターンオーバーが促進されたりする効果が期待できます。

毛穴やニキビ跡が気になっている方、大事なイベント前に肌質を改善したい方などにも向いていると言えます。

4Dハイフの美肌効果に関する口コミは以下の通りです。

30代女性
30代女性

翌日になるとさらにフェイスラインがすっきりして、肌にもハリが出て、メイクのノリが全然違いました。1週間後には友達から「最近なんか若返った?」って言われて、すごく嬉しかったです!

ダウンタイムを短くしたい人

ダウンタイムとは、施術を受けた後に発生する痛みや腫れが出る期間のことです。ハイフはダウンタイムが短いことで知られており、1日程度でダウンタイムが終了します。

とくに4Dハイフであれば、ダウンタイムがあっても数時間で治まる場合が多いです。まとまった休みが取れない場合や、仕事上すぐにメイクをする必要がある人などに向いているでしょう。

20代女性
20代女性

その日は少し肌がほてる感じがあったけど、翌日には落ち着いて、むしろ肌のハリがアップしてる気がしました。ダウンタイムもほぼなくて、次の日から普通に予定を入れられるのも魅力的

お腹や二の腕周りのたるみを改善したい人

ハイフには部分痩せの効果もあるため、顔だけでなく、ボディへの照射にもおすすめです。4Dハイフであれば、広範囲を照射できるため、お腹や二の腕周りへの施術に向いているでしょう。

ダイエットではなかなか痩せられない方も、ボディラインの引き締め効果が期待できるでしょう。

広範囲への照射や曲線部分への照射をするなら4Dハイフを検討しよう

4Dハイフは、曲面照射ができる機器を使ったハイフであり、照射範囲が広いことが特徴です。

ボディのように広い範囲へ当てムラなく照射したい場合や、頬やフェイスラインといった曲線部分への照射には、4Dハイフが向いているでしょう。

クリニックによって使用する機器が異なり、期待できる効果や施術頻度には違いがあるため、自分にあった4Dハイフを受けられるクリニックを探してみてください。

キレイレポでは、施術内容や地域に合わせて、あなたにぴったりな美容クリニックを探すことができます。ぜひキレイレポで自分にあった美容クリニックを探して、お肌の悩みを解決しましょう。

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