
ハイフを受ける間隔はどれくらいがベスト?部位別・機械別に解説

ハイフの施術で得られる主な効果は、以下のとおりです。
・たるみ・ほうれい線の改善
・小顔・リフトアップ効果
・お腹・二の腕の痩身効果
また、ハイフの効果については以下の記事で詳しく解説しています。1回の施術で効果があるのかどうかを紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。
たるみ・ほうれい線の改善
ハイフには、たるみ・ほうれい線の改善効果が期待できます。皮膚のたるみは、靭帯の弾力が低下することや、コラーゲンの減少などによって引き起こされます。ハイフによってSMAS筋膜の引き締めや脂肪の燃焼を促すことで、肌の引き上げにつながるのです。
コラーゲンの生成を促すハイフを受ければ、肌にハリが出て、たるみやほうれい線の改善が期待できるでしょう。
小顔・リフトアップ効果

ハイフによる筋膜の収縮により、リフトアップ効果が期待できます。ハイフは皮下脂肪にもアプローチできるため、顔の脂肪を減らし、小顔になる効果も見込めます。
とくに二重顎やフェイスラインの脂肪が気になる方は「リニアハイフ」がおすすめです。リニアハイフは脂肪層へ線状に熱を入れていくため、効率的に脂肪燃焼ができ小顔効果が期待できます。
お腹・二の腕の痩身効果
ハイフは顔だけでなく、体への施術にも有効です。たるみが気になるお腹周りや二の腕周りに照射することで、脂肪細胞を破壊して引き締める効果が期待できます。
食事制限や運動といったダイエット方法だけでは、なかなか痩せられない部分もあるでしょう。とくにお腹や二の腕といった脂肪が多い部分に対しては、ハイフを活用して引き締めることも検討してみてください。
ハイフの2回目はどれくらいの間隔を空けるべき?

ハイフは1回の施術でも効果が見込めますが、一生持続することはありません。効果を維持したい場合は、定期的に照射する必要があるでしょう。
顔への施術は肌への負担を考慮して、少なくとも3ヶ月の間隔を空けてください。頻繁に受けすぎると、肌にダメージを与えてしまうリスクがあります。
照射する部位や使用する機械によっては、1年ほど間隔を空けられるものもあります。部位や機械ごとの最適な間隔については、次の章で詳しく見てみましょう。
部位・目的別|ハイフの効果を維持する最適な間隔

照射する部位や目的別に、ハイフの効果を維持する最適な間隔を解説します。
・「顔」のたるみ改善やリフトアップを目的に行う場合
・「体」の部分痩せを目的に行う場合
「顔」のたるみ改善やリフトアップを目的に行う場合
顔のハイフを受ける場合は、3ヶ月〜半年に1回受けるのが一般的です。効果のピークが施術をしてから1~3ヶ月後になるため、その後効果が薄れて元に戻ってきたタイミングで2回目の施術を受けるといいでしょう。
3ヶ月以内にたるみが気になってきたとしても、3ヶ月以内に次の施術を受けるのはおすすめできません。
ハイフは熱エネルギーを照射するため、施術箇所は一定のダメージを受けた状態になっています。施術部位がまだ回復していない状態で照射すると、施術箇所のダメージが悪化するリスクもあるので注意しましょう。

効果の持続性も説明通りで、これからも3ヶ月に1回程度、定期的にメンテナンスとして通いたいと思います。カウンセリングから施術後のフォローまで、全体的に満足度の高い体験でした。

先生曰く、私の場合は残り2回ほど施術すれば十分な効果が見込めるとのことで、半月の間隔で残り2回を受けることに。
その後、無事に合計3回の施術を完了したんですが、1回目に感じた効果以上のメリットを3回目の段階で十分に感じられた点には驚きましたね。
「体」の部分痩せを目的に行う場合
ハイフは顔に照射するイメージが強いですが、お腹や二の腕などに照射する「ボディハイフ」も行われています。部分痩せ目的で体にハイフを受ける場合、推奨されている間隔は約1ヶ月です。
ボディハイフでは、一度の照射ですべての脂肪細胞を破壊できないため、1ヶ月に1回のペースで5回ほど照射を繰り返すと効果が期待できます。そのため、一度で効果を実感しにくいこともあり、顔へのハイフよりも長期での施術が必要となるでしょう。
機械別|ハイフの効果を維持する最適な間隔

ハイフの効果を維持する最適な間隔は、使用する機械によっても異なります。代表的な以下3種類の機械別に、最適な間隔を確認してみましょう。
・ウルセラ
・ウルトラセルQプラス
・ダブロゴールド
ウルセラ
「ウルセラ」を使用する場合は、1年に1度くらいの間隔で施術を受けるといいでしょう。
「ウルセラ」はアメリカで開発されたハイフ用の機械であり、米国食品医薬局(FDA)でリフトアップの承認を取得しています。熱量が強く、1度の施術で得られる効果や持続性が高いのが特徴です。
そのため、施術頻度は比較的少なくて済みます。年に何回も施術を受けるのが手間に感じる方は、ウルセラを取り扱っているクリニックを選ぶといいでしょう。

施術直後から効果がよく出たのが分かったため、定期的に受けたいと思ったが、かなり高い施術(たしか15万超)だったため、頻繁には受けられないと感じた。
ただ効果を考えると、受けたい施術であるため、2年に1回程度の頻度で受けたいと思った。
抜粋:よしどさんの口コミ
ウルトラセルQプラス
「 ウルトラセルQプラス」でハイフを受ける場合は、半年に1回程度の間隔で照射するのがおすすめです。
「ウルトラセルQプラス」は、韓国が製造するハイフ機器です。韓国製の最先端の技術が搭載されており、短時間で痛みを軽減しながら施術できるのが特徴となっています。
半年に1回程度になるので「ウルセラ」よりは頻度が多くなりますが、痛みが比較的少ないのがメリットです。

施術の翌日は顔の中に炎症が起きている状態なのでむくんだ感じがするかも、と言われましたが特にそれが気になることもなく、1週間程度でなんとなくフェイスラインがしゅっときれいになった気がしましたし、周りからも「顔小さくなった気がする!」と言ってもらえたのでやってよかったなあと思いました。
抜粋:さゆぴさんの口コミ
ダブロゴールド
「ダブロゴールド」によるハイフであれば、半年に1回程度の間隔で照射することが推奨されています。
「ダブロゴールド」は、「ウルトラセルQプラス」と同様に韓国製のハイフ機器です。超音波を広範囲かつ均一に照射し、熱エネルギーを一点に集中させないのが特徴であり、痛みを感じにくいでしょう。

顎のラインがシャープになり、フェイスラインも美しいVラインに近づいていました。まるで別人のような印象で、鏡を見るたびに嬉しくなります。自然な仕上がりなので、周りからは「痩せた?」と聞かれるくらいです。
抜粋:さゆぴさんの口コミ
痛みに敏感な方であれば、韓国製の「ウルトラセルQプラス」や「ダブロゴールド」を検討してみてください。
エステハイフと医療ハイフで間隔は異なる

ハイフには、医師免許を持った医師・看護師が施術をする「医療ハイフ」と、エステサロンのスタッフが施術をする「エステハイフ」があります。ここまで紹介したハイフの施術間隔は、医療ハイフによる間隔です。
一方、エステハイフは出力パワーを弱く設定した機械で照射するため、施術間隔を短く設定でき、施術頻度が増える傾向があります。エステハイフは通う手間がかかることも考えると、医療ハイフを利用したほうが効率良く効果を実感しやすいと言えます。
昨今は安全性の観点でエステハイフは、エステハイフによる神経・間隔の障害・火傷などの被害を受けたとの報告があり、厚生労働省により提供の停止が求められています。
ですから医療ハイフかエステハイフで迷った場合は、医療ハイフを選んだほうがいいでしょう。
ハイフと他の治療を受ける間隔

ハイフを受ける人の中には、他の施術と組み合わせて受けることもあるでしょう。以下では、ハイフと一緒に受けることの多い5つの施術と、ハイフを受ける際の空けるべき間隔について解説します。
・エラボトックスとハイフの間隔
・ケミカルピーリングとハイフの間隔
・サーマクールとハイフの間隔
・フォトフェイシャルとハイフの間隔
・ダーマペンとハイフの間隔
エラボトックスとハイフの間隔
エラボトックスとハイフは、2週間ほど間隔を空けて施術を受けるのが望ましいです。ボトックスは熱に弱いため、熱エネルギーを照射するハイフはボトックス注射をしてから間隔を空けないと、効果が弱まってしまうリスクがあります。
ただし、ハイフの後にボトックス注射を打つ場合は、同日での施術も可能な場合が多いです。どちらを先に受けるかによっても間隔が変わるため、注意しましょう。

ボトックスを打つ予定だったので、一緒にお願いすることにしました!
ボトックスをエラにうつと口元がたるんで、ほうれい線もひどくなったので効果はどうかと思いましたが、当日と翌日にすぐ効果が出て、顔の筋肉が引きあがっていました!
ケミカルピーリングとハイフの間隔
ケミカルピーリングとハイフも、順番によって間隔を空けるべきかどうかが変わります。ピーリングを先に行うのであれば、むしろ角質が除去された状態になるため、ハイフの透過性が上がり、効果が出やすいでしょう。
反対に、ハイフを行った後は肌が敏感になります。2週間ほどの間隔を空けて、肌状態が落ち着いてからケミカルピーリングをするといいでしょう。

スーパーハイフのインパクトがあったからか、ケミカルピーリングのダメージはほとんどありませんでした。治療後も肌を労ってもらえて、終始対応が良かったです。赤みが出てしばらくの間は落ち着きませんでしたが、翌日は治まったのでホッとしました。
サーマクールとハイフの間隔
サーマクールとハイフは同時施術が可能で、間隔を空けなくても問題ありません。サーマクールは、高周波の熱作用を用いてたるみやシワの改善、肌の引き締め効果などが期待できる施術です。
サーマクールはハイフと類似した治療ですが、ハイフのほうが引き上げ効果が高く、サーマクールのほうが引き締め効果が高いのが特徴です。併用することで、リフトアップとタイトニングの効果を期待できるでしょう。
フォトフェイシャルとハイフの間隔
フォトフェイシャルとハイフは、どちらが先でも2週間ほど間隔を空けて施術を受けてください。フォトフェイシャルもハイフと同様に熱によってダメージを与える施術のため、間隔を空けて肌負担を軽減させる必要があります。
間隔を空けることで、ハイフによるたるみ改善のほか、フォトフェイシャルによるシミ・シワ・ニキビなどの改善も期待できます。
ダーマペンとハイフの間隔
ダーマペンとハイフの施術を予定している場合は、どちらが先でも2週間〜1ヶ月ほど間隔を空けましょう。
ダーマペンは、無数の細い針を使って皮膚に穴を開け、自然治癒力を高めることでニキビ跡やたるみなどを改善する効果が期待できる施術です。
ダーマペンもハイフも肌に負担がかかる施術のため、間隔を空けないと肌の赤みが消えなくなってしまうことがあります。
2週間~1ヶ月と長めの間隔が必要なため、ダーマペンとハイフの効果を発揮させたいタイミングが決まっている場合は、スケジュールを考慮して施術日を決めましょう。
ハイフを行う前に押さえるべき注意点

ハイフを行う前に、以下2点の注意事項を把握しておきましょう。
・ハイフの照射は大事な予定の1ヶ月以上前にする
・施術後は肌に負担がかかることや血行が良くなる行動は控える
ハイフの照射は大事な予定の1ヶ月以上前にする
ハイフは施術後に副作用が出ることがあり、赤みや腫れが1ヶ月程度続くこともあります。また、ハイフの効果が出てくるのも1ヶ月後以降である場合が多いため、大事な予定があれば余裕をもったスケジュールで受けるのが望ましいです。
もっとも効果が出る時期が1〜3ヶ月後という場合もあるため、効果を最大限に引き出すなら大事な予定の2〜3ヶ月前に受けるといいでしょう。

施術直後にもリフトアップしている、と説明を受けましたが、実感はあまりありませんでした。
でも、1ヶ月後に着物を着る機会があり、その時効果を実感しました。
元々首が長い方ではないのですが、その日撮った写真全ての私の首が長く見えました!
心なしか、顎もスッキリしたように感じました。
抜粋:25.さんの口コミ
施術後は肌に負担がかかることや血行が良くなる行動は控える
ハイフを行った後は、熱によって肌が乾燥しやすくなり、バリア機能も低下しています。紫外線を浴びたり、マッサージをしたり、肌に負担がかかることは避けましょう。
また、血行が良くなると施術箇所の副作用が悪化するリスクもあるため、激しい運動や長時間の入浴、アルコールの摂取も控えるのがおすすめです。
とくにゴールデンウィークや夏休み、冬休みといった長期休暇には出かけることも多いので、ハイフを受けるタイミングには注意しましょう。
ハイフの間隔に関するよくある質問

最後に、ハイフの間隔に関するよくある質問を3つ紹介します。
・ハイフは1週間や1ヶ月など受ける間隔が短いとどうなる?
・ハイフの間隔は2週間に一回って本当?
ハイフは1週間や1ヶ月など間隔が短いとどうなる?
ハイフの施術では、肌内部が熱によるダメージを受けます。軽い炎症を起こしたような状態になるため、照射の間隔が短いと、炎症が回復する前にダメージを与えてしまいます。
腫れ・赤み・水ぶくれといった副作用が起きたり、それらが悪化したりするリスクがあるため、間隔はしっかりと空けましょう。
ハイフの間隔は2週間に一回って本当?
顔や体の部分痩せ目的の場合、2週間に1回が効果的な場合もあります。また、エステハイフは医療ハイフよりも出力パワーが弱く設定されているため、施術頻度が増えて間隔が短くなる傾向があります。
ただし、多くの人がハイフを受ける目的とする顔のたるみ改善やリフトアップの場合は、最低でも3ヶ月は間隔を空けて2回目を受けるようにしましょう。
ハイフは適切な間隔を空けて施術を受けよう

ハイフを受ける間隔は、施術する部位や機械によって異なります。顔のたるみ改善やリフトアップであれば最低3ヶ月空けましょう。照射の熱量が強い「ウルセラ」であれば、1年程度空けられる場合もあります。
また、部分痩せ目的でハイフを受ける場合や、エステハイフの場合には、1ヶ月程度の間隔が推奨されています。
ハイフを受ける間隔は状況によって異なるため、きちんと確認したい場合は**クリニックでカウンセリングを受けてみるのがおすすめです。
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