フラクショナルレーザーとポテンツァの違いを徹底比較!併用する際の間隔も解説
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フラクショナルレーザーとポテンツァの違いを徹底比較!併用する際の間隔も解説

フラクショナルレーザーとポテンツァは、どちらも肌に微細な穴をあけて細胞の再生を促す施術で、毛穴やニキビ跡などの悩みにアプローチできます。どちらを選べばよいか悩む人もいるでしょう。 この記事では、フラクショナルレーザーとポテンツァの概要や違いについて詳しく紹介します。 また、併用する際はどのくらい間隔をあける必要があるのかについてもお伝えしますので、参考にしてみてください。

フラクショナルレーザーとポテンツァの概要

フラクショナルレーザーとポテンツァ、それぞれの施術方法や施術時間などについて解説します。

フラクショナルレーザー

フラクショナルレーザーでは、特殊なレーザーを肌に照射して微細な穴をあけます。穴をあけることで肌の創傷治癒力がはたらき、新しい細胞を活性化させて肌悩みにアプローチできるのです。

クリニックによってはレーザーの照射後、肌悩みに対して効果的な薬剤を塗布してくれるオプションを付けられるところもあります。また、痛みに不安がある人は、肌の表面に麻酔クリームを塗ってもらうことも可能です。

なお、フラクショナルレーザーの施術時間の目安は5~20分程度です。

フラクショナルレーザーについては、下記の記事でも詳しく解説しています。おもな効果や推奨される施術回数などを紹介しているのであわせてご覧ください。

CO2フラクショナルレーザーは毛穴に効く?施術方法や費用相場を解説!

実際に、フラクショナルレーザーを受けた人の口コミを紹介します。

20代女性
20代女性

ダウンタイム後毛穴が目立たなくなってるなと感じました。化粧水などを塗る時に鼻のツルツル感も感じ、思わず「おーっ」と声を出してしまいました。
現在施術から半年ほど経過しておりますが、今はあまり効果を感じません。本来何回か施術を重ねるものなので何回もやれば効果をより感じられるのかなと思いました。

ポテンツァ

ポテンツァは、マイクロニードルという微細な針を肌へ刺し、同時に高周波(RF)を照射することで、肌の再生能力を高める施術です。

針を刺してできた穴を治そうと細胞が働くため、ターンオーバーが促されます。また、穴をあけると同時に高周波(RF)を送ることで、施術による出血を抑えることも可能です。

ポテンツァに使用されるマイクロニードルのチップには、ドラッグデリバリーシステムが搭載されています。針を抜くたびに起こる空気圧によって、あらかじめ顔に塗っておいた薬剤が顔全体へ均一に浸透する仕組みです。

ポテンツァの施術時間は麻酔の有無や患部の広さにより大きく異なり、30~90分程度です。

実際に、ポテンツァを受けた人の口コミを紹介します。

20代女性
20代女性

DTの乾燥や皮膚がポロポロ捲れてくる感じもダーマペンに比べたら弱く、その後、炎症とかも起こらず数日で治りました。
友人にも肌綺麗になった?と言われることが増えたので高額な治療ではありますが、これからも続けていこうと思います☺️

フラクショナルレーザーとポテンツァを比較!おすすめはどっち?

フラクショナルレーザーとポテンツァの違いについて、下記6つの点で解説します。

・効果が出る仕組み
・推奨される間隔と回数
・ダウンタイム
・痛みの有無
・費用相場
・おすすめの人

効果が出る仕組み

それぞれの効果が出るまでの違いは下記のとおりです。

フラクショナルレーザーとポテンツァの効果が出るまでの違い

フラクショナルレーザーもポテンツァも、肌に微細な穴をあける点では同じですが、レーザーであけるか針であけるかの違いがあります。肌に穴をあけた際に高周波(RF)を照射するかしないかという点も異なります。

推奨される間隔と回数

フラクショナルレーザーとポテンツァで推奨されている施術間隔と施術回数は、それぞれ下記のとおりです。

フラクショナルレーザーとポテンツァの推奨される施術間隔と施術回数

ただし、推奨される施術間隔や施術回数には個人差があるため、必ず担当医師に相談のうえ施術を受けましょう。

ダウンタイム

フラクショナルレーザーとポテンツァのダウンタイムは下記のとおりです。

フラクショナルレーザー:約1~数日
ポテンツァ:1~2日

フラクショナルレーザーはダウンタイムが短い、またはないこともありますが、施術後に赤みやヒリヒリ感が1日~数日ほど続く場合もあります。

ポテンツァも同様にダウンタイムがない場合もありますが、場合によっては施術直後から赤みが2日ほど続くこともあります。ただしこのような症状は数日で治ることがほとんどです。

肌の赤みやヒリヒリ感が続く場合は、担当医師に相談しましょう。

痛み

フラクショナルレーザーとポテンツァの痛みは下記のとおりです。

フラクショナルレーザーとポテンツァの痛みについて

フラクショナルレーザーはレーザーで、ポテンツァは針で肌に穴をあけます。穴をあけた際に、チクチクとした痛みを感じる可能性があります。

また、ポテンツァの場合は、高周波(RF)をあてた際に熱による痛みを感じることもあるようです。

ただし痛みの感じ方には個人差があるため、まったく痛みを感じない人もいるでしょう。

痛みが心配な人は、顔の表面に麻酔クリームを塗ってもらうこともできます。担当医師に相談してみるとよいでしょう。

費用相場

一口に「フラクショナルレーザー」「ポテンツァ」といっても、クリニックによってさまざまなメニューがあり、その費用も大きく異なります。下記の表にてクリニックと費用例を紹介します。

フラクショナルレーザーとポテンツァの費用相場について

費用はクリニックにより大きな幅があります。施術内容や口コミなども参考に、費用に納得できるクリニックを選ぶとよいでしょう。

フラクショナルレーザーとポテンツァの施術が受けられるクリニックは、下記より探してみてください。

おすすめの人

フラクショナルレーザーとポテンツァがおすすめの人は下記のとおりです。

フラクショナルレーザーとポテンツァのそれぞれおすすめな人

施術方法を決める基準には、肌の悩みや予算のほか、施術やダウンタイムにどのくらいの時間をかけられるかといった点もあります。最終的には担当医師と相談して、自分の肌に合った施術方法を選びましょう。

自分が希望する仕上がりイメージを参考に施術を選ぶのもおすすめです。

以下に、フラクショナルレーザーとポテンツァの仕上がりイメージを紹介します。

フラクショナルレーザーの仕上がりイメージ

引用:りささんの口コミ

ポテンツァの仕上がりイメージ
施術前

フラクショナルレーザーとポテンツァは同時にできる?

フラクショナルレーザーとポテンツァを同時に施術を受けるのは難しいです。

フラクショナルレーザーとポテンツァはどちらも肌に穴をあけるため、同時に施術すると、肌へのダメージが大きくなってしまいます。肌のトラブルが増えたり症状が悪化したりするリスクも高くなってしまうでしょう。

ですが、期間をあければ併用することは可能です。フラクショナルレーザーとポテンツァには、それぞれ推奨される施術間隔があります。フラクショナルレーザーは約1か月、ポテンツァは約1か月~1か月半あけるのが推奨されます。

両方の施術を併用したいのであれば、1か月~1か月半程度間隔をあけて施術を受けるとよいでしょう。

ただし適切な施術間隔は肌の状態によって異なります。担当医師に相談し、アドバイスされた施術間隔を守ることで、フラクショナルレーザーとポテンツァそれぞれの効果をより高めることができるでしょう。

キレイレポでは、実際にフラクショナルレーザーとポテンツァを受けた人の口コミを紹介しています。ぜひご覧ください。

フラクショナルレーザーやポテンツァとあわせて検討される施術3選

フラクショナルレーザーとポテンツァ以外にも肌悩みに効果が期待できる施術は複数あります。ここでは下記の3つを紹介します。

・ダーマペン
・ピコフラクショナル
・フォトフェイシャル

ひとつずつみていきましょう。

ダーマペン

ダーマペンは、細い針を肌に刺して穴をあけることで、肌の細胞が持つ創傷治癒力を高める施術です。肌にあいた穴を修復するため細胞が活発化し、ニキビやニキビ跡、毛穴の開きなど、部分的な肌の悩みに効果が期待できます。

施術中にチクチクとした痛みを伴うことがありますが、オプションで麻酔クリームを付けられるクリニックも多いです。ダウンタイムが数日ほどというのもうれしいポイントでしょう。

ダーマペンについて、下記の記事でも詳しく解説しています。痛みのリスクを減らす方法や、施術後の赤み改善などについてわかりますので、あわせてお読みください。

ダーマペンは痛すぎる?痛みを抑える方法と病院選びのコツを解説

ダーマペンの施術ができるクリニックを下記より検索できますので、あわせてご覧ください。

ピコフラクショナル

ピコフラクショナルとは、特殊なピコレーザーを肌に照射し、衝撃波で表皮に微細な空洞をあける施術です。肌に空洞を作ることで、コラーゲンの増殖やエラスチンの再生をサポートし、肌悩みの改善が期待できます。

ピコフラクショナルは、フラクショナルレーザーの一種です。ほかのフラクショナルレーザーよりもレーザーの照射時間が短いため、ダウンタイムがほとんどないとされています。

フラクショナルレーザーで効果が期待されるニキビやしわの改善に加え、シミやくすみの改善も期待できます。

ピコフラクショナルの施術ができるクリニックを下記より検索できますので、あわせてご覧ください。

フォトフェイシャル

フォトフェイシャルは、特殊な光を肌に照射することで、シミやソバカスなどの要因とされるメラニンにダメージを与え改善へ導く施術です。

ターゲットに対してピンポイントに光を当てるため、肌へのダメージが少なく、トラブルの要因に対して集中的にダメージを与えられます。

また、フォトフェイシャルにはダウンタイムがほぼありません。費用をおさえられる点もメリットのひとつです。ダウンタイムや費用をおさえつつ、シミやソバカスをはじめとした顔全体の肌質を整えたい人におすすめです。

フォトフェイシャルについては下記の記事でも解説しています。BBL光治療やジェネシスとの違いについてお伝えしていますのであわせてご覧ください。

BBL光治療とフォトフェイシャルの違いは?効果や費用相場について解説
ジェネシスとフォトフェイシャルの違いは?効果や施術間隔を比較

フォトフェイシャルの施術ができるクリニックを下記より検索できますので、あわせてご覧ください。

フラクショナルレーザーとポテンツァで迷ったら医師と相談を

フラクショナルレーザーとポテンツァは、両方とも肌に穴をあけることで肌の再生を促す施術です。

フラクショナルレーザーは肌にレーザーを照射して肌の創傷治癒力を促します。一方ポテンツァは、マイクロニードルと高周波を組み合わせて肌の再生能力を高めます。

どちらの施術も効果の高さに優劣はありません。肌の状態や希望する仕上がり具合に応じて、担当医師と相談しながら進めましょう。

「キレイレポ」では地域や施術方法からクリニックを検索できます。下記よりぜひお試しください。

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