
ハイフは10代にも効果はある?やめたほうがいいと言われる3つの理由を徹底解説!

ハイフとは、皮膚の内側に高密度の超音波を照射する施術のことです。表皮にダメージを与えることなく、皮下組織のさらに下にある「SMAS層」と呼ばれる深いところにアプローチするため、傷やヤケドのリスクが低いのが特徴です。
コラーゲンの生成を促したり、肌の土台から皮膚組織を引き上げたりするため、「たるみ改善」や「ハリ感アップ」の効果が期待できます。
また、皮下脂肪にもアプローチするため、顔まわりに脂肪がついている人であれば、フェイスラインが引き締まって小顔効果も感じられるでしょう。
ハイフの施術は脂肪細胞の数を減らせるため、リバウンドしにくいのが特徴です。顔だけでなく体に施術することもできます。
以下の写真は、ハイフによって小顔効果を実感した方の症例です。

引用:れさんの口コミ
ハイフは10代の若い人にも効果はある?

ハイフは、老化が進んでおらず、肌にたるみやしわのない「10代の若い人」には、ほとんど効果がないと言えます。予防として受けたいと考える人もいますが、ハイフに予防効果はないため、10代で施術を受けるのはあまりおすすめできません。
また、ハイフの効果を持続させるためには、年に1回〜数回の施術を受ける必要があり、費用対効果も良くないでしょう。
「手軽に小顔になりたい」「メスを入れたくない」といった場合は、ハイフ以外の施術を検討し、一度クリニックで医師に相談してみるのがおすすめです。
ハイフをやめたほうがいいと言われる3つの理由

「ハイフはやめたほうがいい」と言われてしまうこともあります。その理由は、主に以下の3つです。
1.10代では効果を感じにくい可能性があるから
2.たるみが悪化するリスクがあるから
3.エステハイフだとトラブルが起きやすいから
1.10代では効果を感じにくい可能性があるから
ハイフは、効果を実感しやすい人と実感しにくい人がいます。10代のように、そもそもたるみがほとんどない人であれば、効果は感じにくいでしょう。
お金をかけて美容医療を施したにもかかわらず、施術前後で変化が見られなければもったいないです。想像していたような効果が期待できない場合は、ハイフはやめたほうがいいと判断できるでしょう。
施術を受ける前には、効果を実感しやすい人の特徴を確認したり、医師に相談したりするのがおすすめです。
2. たるみが悪化するリスクがあるから
ハイフは超音波を照射することにより、脂肪細胞を減らしてしまう場合もあるのです。
顔まわりの脂肪が少ない人がハイフの施術をすると、脂肪が減ってたるみが悪化してしまったり、不自然に頬がこけてしまったりするリスクがあります。
ハイフを受けるのに適している脂肪の量は素人で判断することは難しいため、医師にしっかり相談して確認するようにしましょう。
3. エステハイフだとトラブルが起きやすいから
ハイフの施術は、医療機関で行う「医療用ハイフ」と、エステサロンで行う「エステハイフ」があります。「エステハイフ」と呼ばれる施術は、医師が行うわけではないため、以下のようにトラブルも発生しています。
・美容クリニック併設のエステサロンの施術で頬の神経の一部を損傷した。リスク説明があれば契約しなかった
・結婚式直前に受けたエステサロンのHIFU施術で、顔に熊の爪で引っかかれたような3本のミミズ腫れができた。こんな機器をエステサロンで使用してよいのか
・1回で効果が実感できるという広告をみてHIFU施術を受けたが、何も効果がなかった など
引用:独立行政法人 国民生活センター「エステサロン等でのHIFU機器による施術でトラブル発生!-熱傷や神経損傷を生じた事例も-」
効果を実感しにくかったり、肌トラブルが発生してしまったりするリスクがあるため、できるだけ医療用ハイフを利用するといいでしょう。
ハイフをやめたほうがいい顔の特徴

ハイフには向き・不向きがあり、以下のような顔の特徴がある場合は、ハイフをやめたほうがいいでしょう。
・10代など若くてたるみがない人
・たるみがかなり進行している人
・顔の脂肪が少ない人
・肌トラブルを抱えている人
10代など若くてたるみがない人
10代でもハイフの施術を受けることは可能ですが、肌の老化が始まっていない若いうちに受けても効果をあまり感じられません。
小顔効果を求めてハイフを検討している場合は、エラボトックスやサーマクールなど、他の施術を検討して医師に相談してみましょう。エラボトックスやサーマクールであれば、ハイフと同様に顔にメスを入れる必要がなく、比較的手軽に施術を受けられます。
たるみがかなり進行している人
ハイフはたるみが少ない人には効果を感じにくいですが、反対にたるみが大きく進行してしまっている人も、ハイフでは効果を実感しにくいことがあります。
ハイフを継続することによって効果を見込むより、糸リフトや切開リフトなどの施術のほうが、効果を実感しやすいでしょう。
以下の記事では、60代のハイフ治療について解説しています。ハイフ以外の施術についても解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。
顔の脂肪が少ない人
ハイフを受けることによって脂肪細胞を減少させることがあります。小顔効果には期待できるものの、元から顔の脂肪が少ない人が行うと頬がこけてしまいやすいです。
ハイフの施術による超音波が骨に直接届きやすいため、顔に脂肪がある人よりも、痛みを感じやすいというデメリットもあります。顔立ちによって向き不向きがあることを把握しておきましょう。
肌トラブルを抱えている人
過度な日焼けやアトピーなど、肌トラブルを抱えている場合はハイフ照射ができない可能性があります。ダメージを受けている肌状態で照射をすると、ダメージをさらに与えてしまい、症状が悪化するリスクがあるためです。
ハイフを行う場合は、日焼け止めを塗って過ごし、肌にできるだけダメージを与えないようにしてみてください。また、炎症が起きている状態であれば、治療が完了して医師に相談してから行いましょう。
ハイフの施術に向いている人

ハイフの施術に向いている人は、以下のような人です。ハイフを検討している人は、チェックしておきましょう。
・たるみやしわが気になっている人
・顔にメスを入れることに抵抗がある人
・ダウンタイムを短くしたい人
たるみやしわが気になっている人
ハイフはリフトアップ効果が見込める施術のため、たるみやしわが気になっている人に向いています。とくに年齢の変化によって顔のたるみ・しわが気になり始めた30〜40代の人が効果を実感しやすいでしょう。
30代におけるハイフの効果は、以下の記事で詳しく解説しています。
顔にメスを入れることに抵抗がある人
ハイフは超音波を照射する施術であり、メスを使わないのが特徴です。施術後の副作用も軽度である傾向があるため、周囲にバレずに施術をしたい人にも向いていると言えます。
メスを使わず、手軽にたるみ改善やリフトアップ効果を実感したい人は、ハイフを検討するといいでしょう。
ダウンタイムを短くしたい人
ダウンタイムとは、施術を受けた後に発生する痛みや腫れが出る期間のことです。ハイフは、施術後のダウンタイムが短いこともメリットのひとつとなっています。
赤みが出たり、腫れたりといった症状が現れることもありますが、数日から1週間程度で治まることがほとんどです。まとまった休みが取れない場合や、仕事上すぐにメイクをする必要がある人などに向いているでしょう。
ハイフを受けるときの注意点

ハイフを受ける際は、以下4つの点に注意しましょう。
1.効果を感じられるまでに時間がかかる
2.定期的に施術を受ける必要がある
3.施術中に痛みを感じることがある
4.副作用が起こる場合がある
1. 効果を感じられるまでに時間がかかる
ハイフは、施術を受けてから1〜3ヶ月ほど経過しないと、効果が実感しにくいという特徴があります。
「成人式」「発表会」「結婚式」など、イベントに向けて肌を綺麗にしたい場合は、直前では効果が現れにくいため、スケジュールを考慮して施術を受けましょう。
効果を感じられるまでの期間に関する口コミは以下の通りです。

効果は直後は正直あんまり感じません。事前の説明でも一ヶ月くらいしてから徐々に効果が現れ始める、と聞いていたのでここはそれほどがっかりとかはありませんでした。
抜粋:あやさんの口コミ
2. 定期的に施術を受ける必要がある
ハイフは、一度施術を受けたら効果が一生続くものではありません。使用する機械によって差はありますが、短いと3ヶ月、長くても1年程度の持続力であることがほとんどです。
ハイフによる効果を常に実感するためには、年に1回以上の施術が必要となるでしょう。その分のコストも考慮し、ハイフを受けるべきかどうか検討してみてください。
3. 施術中に痛みを感じることがある
ハイフの施術では、肌に高密度の超音波を照射するため、皮膚の内部に痛みを感じることがあります。超音波が骨に近いところまで届くため、骨に響くような痛みを感じる人もいるでしょう。
痛みといっても、我慢できる程度の場合が多いですが、施術方法や使用する機械によっては強い痛みを伴うこともあります。どれほどの痛みになるのか、カウンセリング時に事前に確認しておくのがおすすめです。
ハイフの痛みに関する以下の口コミも参考にしてみてください。

施術時間は20分ぐらいだったのですが、苦痛で長く感じました。
これぐらいの痛みには耐えないといけないのかな、と思い何も言いませんでしたが、終わってからも少し痛みが続きました。
抜粋:じゅじゅさんの口コミ
4. 副作用が起こる場合がある
ハイフの施術を受けると、軽度の副作用が現れることがあります。一時的に肌の水分量が減少することにより、乾燥して刺激を受けやすくなったり、赤みが出やすくなったりするのです。
また、腫れやむくみ、筋肉痛のような痛みを感じることもありますが、一般的には数時間で治まります。もし痛みが強かったり、1週間以上経っても副作用が治まらなかったりするようであれば、医師に相談してみましょう。
ハイフに関するよくある質問

最後に、ハイフに関するよくある質問をご紹介します。
・ハイフは何歳からできる?
・ハイフを行うと将来たるむ?
・ハイフを行うと癌になる?
ハイフは何歳からできる?
ハイフを受けられる年齢に決まりはなく、18歳未満でも親権者の同意があれば施術が可能です。ただし、10代の若いうちは効果が実感できない可能性が高いので注意しましょう。
一般的には20代前半をピークに肌のハリが減少していくと言われているため、ハイフは30代以降から検討するのがおすすめです。
ハイフを行うと将来たるむ?
ハイフの施術をすることで、将来たるむという医学的根拠はないためご安心ください。しかし、ハイフを頻繁に受けすぎたり、顔の脂肪がない人が行ったりすることで、たるみが悪化してしまうリスクはあります。
自分の顔がハイフの施術に向いているのかどうかは、事前に医師とのカウンセリングで確認しましょう。
ハイフを行うと癌になる?
ハイフの施術が癌の原因になるという科学的根拠はないと言われています。日本国内で、ハイフによる癌の発症事例もありません。
皮膚に熱エネルギーを照射するため、癌のような疾患を危険視する人もいるでしょう。しかし、ハイフで照射される熱エネルギーは、皮下組織や筋膜へ当てているため、皮膚そのものには影響がない仕組みになっています。
ハイフは10代には効果が実感しにくい!医師と相談して適切な施術を検討しよう

ハイフは、たるみやしわの改善効果が期待できる施術ですが、元々たるみがほとんどない10代の人には効果はあまり感じられないでしょう。
ハイフの施術に向いているのは、年齢を重ねることによって、たるみやしわが気になり始めた30代以降の人です。もし小顔効果を求めて美容医療を受けるのであれば、エラボトックスやサーマクールを検討してみましょう。
キレイレポでは、エラボトックスやサーマクールの施術に対応している美容クリニックの予約ができます。
施術内容や地域に合わせて、あなたにぴったりな美容クリニックを探すことも可能です。ぜひキレイレポで自分にあった美容クリニックを探して、お肌の悩みを解決しましょう。