ダーマペンの赤みが引かないときの対処法5選!失敗のリスクを減らすクリニック選びも解説!
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ダーマペンの赤みが引かないときの対処法5選!失敗のリスクを減らすクリニック選びも解説!

ダーマペンは、ニキビ跡やしわなど皮膚の悩みに効果が期待できる一方で、施術後の赤みが目立ち、予想よりもダウンタイムが長かったとの口コミも少なくありません。 本記事では、ダーマペンの施術後に赤みが引かないときの対処法と、失敗のリスクを減らすクリニック選びのコツを解説します。 ダーマペンによる赤みが引かず悩んでいる方は、今回解説する対処法を実践してみてください。

ダーマペンで赤みが引かない原因は施術による「血行促進」

ダーマペンの施術後は一時的に血行が促進されているため、赤みが引きにくいです。

ダーマペンは、微細な針で皮膚に多数の穴をあけて、皮膚のターンオーバーを促す美容施術です。針で皮膚に穴をあけると、表面にある血管も傷つきます。その傷を修復するために血行が活発になり、赤みが目立つようになるのです。

また、ダーマペンの副作用には、赤み以外に以下の症状も現れる可能性があります。

・内出血
・腫れ
・かゆみ
・皮むけ など

多くの場合ダーマペンの副作用は、施術後1週間前後で徐々に治まります

ダーマペンによる赤み改善の目安は1週間!2週間以上なら受診を

ダーマペンにより赤みが続く期間は、数日〜1週間が目安です。2週間以上続く場合は皮膚トラブルが起こっている可能性があるため、クリニックに相談しましょう。

30代女性
30代女性

ダウンタイムは、ニキビ跡の治療からすると比較的長めかと思います。当日は家族に心配されるくらいには真っ赤です。かなり出血もしました。
次の日にメイクしても肌がゴワゴワでダウンタイム中なのはバレバレです。土曜日の午前中に施術して月曜日の朝にはメイクで隠れるくらいかなと思います。

抜粋:りささんの口コミ

一般的には以下のように、針が深いほどダウンタイムも長くなる傾向があります。そのため、ダーマペンで施術をする際は針の深さも考慮する必要があります。

針が深さ別でダーマペンのダウンタイムと症状を解説した表

ダウンタイムが長引いた場合にクリニックに詳細を伝えやすいよう、施術後の写真を撮影しておくとよいでしょう。

ダーマペン4について詳しく知りたい方は、以下の症例をご覧ください。

ダーマペンの症例

ダーマペンによる赤みが引かないときの対処法5選

ダーマペンによる赤みが引かないときに効果的な対処法は、以下の5つです。

・保冷剤に布を巻いて患部を冷やす
・体を温める行為を避ける
・ファンデーションを塗らない
・紫外線予防をする
・保湿を徹底する

赤みが引かず困っている方は、ぜひ実践してみてください。

1:保冷剤に布を巻いて患部を冷やす

皮膚の赤みに伴い腫れも目立つ場合、炎症が起こっている可能性があります。保冷剤や氷枕にタオルやガーゼなど布を巻いて、赤みのある部分に当てて冷やしてみてください。

ただし保冷剤を直接当てたり、長時間冷やしすぎたりすると患部を刺激するリスクがあります。保冷剤や氷枕を患部に数分当てたら、皮膚から離す動作を繰り返し、冷やしすぎないようにしましょう。

2:体を温める行為を避ける

体を温めると、血行が促進されて赤みを増長させる可能性があります。以下のような行為は体を温めるため、赤みが引くまで控えるようにしましょう。

・激しい運動
・長時間の入浴
・飲酒
・サウナ など

お風呂に入る際は、赤みが引くまで湯船にはつからずにぬるめのシャワーのみにすることで、皮膚への負担を軽減できます。

3:ファンデーションを塗らない

赤みが引かない間は、なるべくファンデーションを塗らずに皮膚への負担を減らしましょう。

赤みが出ているときはいつもより皮膚が敏感になっているため、ファンデーションの塗布が刺激になるリスクがあります。

また、ダーマペンの施術後のダウンタイムは避けて通れません。なるべく施術後の数日から1週間は大切な予定を入れないことも大切です。

4:紫外線予防をする

ダーマペン施術後の赤みがある皮膚は刺激を受けやすい状態です。紫外線も皮膚への刺激になり、赤みを長引かせる一因であるため、紫外線予防も徹底して行いましょう。

紫外線予防は、以下の方法で対策が可能です。

・帽子やサンガードを着用する
・日焼け止めを塗布する
・紫外線が強い正午前後の外出は控える

施術後に紫外線を浴びすぎると、ダーマペンで改善したターンオーバーが乱れる可能性もあります。ダーマペンの効果を損なわないためにも、紫外線対策は万全に行いましょう。

5:保湿を徹底する

施術後は皮膚のバリア機能が低下し、乾燥しやすい状態になっています。保湿を徹底して行いましょう。

以下のような肌の潤い成分が含まれた化粧水の使用がおすすめです。

・ヒアルロン酸
・ワセリン
・コラーゲン など

クリニックによっては、刺激の少ない医療用ワセリンを施術後に提供または販売する場合があります。気になる方は、クリニックに確認してみてください。

ダーマペンのリスクは赤みが引かない以外にも!施術の失敗例5選

ダーマペンの施術は、どんなに腕のいい医師が担当しても100%失敗しないとは言い切れません。よくある失敗事例として、以下の5つがあります。

・傷跡やシミが残った
・ニキビが悪化した
・皮むけやかゆみが治まらなかった
・効果が出なかった
・セルフダーマペンで皮膚トラブルが悪化した

失敗のリスクを考慮したうえで、ダーマペンの施術を受けるかどうか検討しましょう。

1:傷跡やシミが残った

施術の失敗のひとつは、ダーマペンによる傷跡やシミが残ることです。その一因として、以下が考えられます。

・医師の技量不足で針の深さが適切ではなかった
・短い間隔で施術を行った(多くの場合は1ヶ月に1回が目安)
・アフターケアを怠った

また、肝斑はダーマペンによって濃くなる可能性があります。別の施術方法にするか、その部分だけ避けて施術を行う必要があるでしょう。

傷跡やシミが残ってしまったときに適切な対処をしてもらえるよう、事前にクリニックの連絡先や相談窓口の確認をしておくと安心です。

2:ニキビが悪化した

ニキビがひどい状態でダーマペンの施術を受けると、悪化する可能性があります。

ニキビの原因は菌です。ダーマペンでニキビをつぶしたり、他の箇所にも無数の穴をあけたりすると菌が増えてしまい、悪化につながる場合があります。

まずは医療機関による治療でニキビを改善してからダーマペンの施術を受けるようにしましょう。

施術前にニキビができている部分を医師に確認してもらい、施術可能かどうかを相談してみてください。

3:皮むけやかゆみが治まらなかった

赤みと同様「ダーマペン施術後の皮むけやかゆみがなかなか治まらなかった」との声も少なくありません。

30代女性
30代女性

ダウンタイムは、1週間ほど赤みが続きました。
2日後ぐらいから皮向けがはじまり、化粧などできる状態でなく、人と会う予定は入れられませんでした

皮むけやかゆみが1週間以上続く場合は、皮膚トラブルが起きていたり施術に問題があったりする可能性も考えられます。このような事態に陥ったときのためにも、クリニックの連絡先やアフターフォローの体制はあらかじめ確認しておくと安心でしょう。

また、施術後はいつもより皮膚が乾燥しているため、アフターケアを怠ると皮むけやかゆみが長引く可能性もあります。保湿や紫外線予防などは入念に行いましょう。

4:効果が出なかった

ダーマペンは複数回の施術を行い、人体がもともと持っている治癒力によって徐々に皮膚を再生させます。そのため、ニキビ跡や傷の回復には、施術を数回行わないと期待していた効果が得られない場合も考えられます。

実際に、1回の施術だけでは効果が出なかったとの声も寄せられています。

30代女性
30代女性

また当初の悩みのニキビ跡の凹凸やクレーターに対して、施術が1回のみだからかもしれないが、そこまで効果が感じられなかった

抜粋:よしどさんの口コミ

1回でダーマペンの効果が得られなかったために、悩みが改善される前に諦めてしまう方も少なくありません。数回の施術が必要なことを前提に計画することをおすすめします。

また、針の長さが症状に合っていなかったため、効果が出なかったケースも見られます。これは、医師の技量不足が考えられるため、的確な治療を提案してくれる医師を選ぶようにしましょう。

5:セルフダーマペンで肌トラブルが悪化した

セルフダーマペンとは、オンラインショップや家電量販店などからダーマペンを購入し、自分で施術を行うことです。

セルフダーマペンは自宅で手軽に施術ができる一方、自分で皮膚の状態を判断し針を刺さなければなりません。針を刺す深さや角度が正確にわからないままセルフダーマペンを使用すると、専門医による施術を受けるよりも失敗リスクが高まります。

また、美容クリニックで取り扱っているダーマペンは、正式にFDA(アメリカ食品医薬品局)に認可された医療機器に該当します。

医療機器は医療機関しか購入できないため、個人で購入できるセルフダーマペンは類似品です。安全かどうかを個人で判断するのは難しいでしょう。

美容クリニックで専門医に施術してもらったほうが、セルフダーマペンよりも低リスクで施術ができるためおすすめです。

ダーマペンの施術で失敗を避けたい!クリニックを選ぶポイント5選

ダーマペンによる施術の失敗リスクを減らすためには、クリニック選びが重要です。クリニックを選ぶときは、以下の5つに注目しましょう。

・実績や専門性はあるか
・アフターフォローが充実しているか
・医師のカウンセリングは丁寧か
・通いやすい距離・時間・費用か
・採用しているダーマペンの種類はなにか

上記に注目して、適切なクリニックを選びましょう。

1:実績や専門性はあるか

ダーマペンの効果を最大限得ながら極力副作用を抑えるためには、施術者の技量が重要です。ダーマペン施術の実績が豊富で、美容医療を専門としているクリニックを選びましょう。

多くのクリニックでは、症例や実績を公式ホームページやSNSなどに掲載しているため、手軽にチェックできます。症例写真や口コミが多く掲載されている場合は技術力が高く、的確に施術してもらえる可能性が高いでしょう。

2:アフターフォローが充実しているか

ダーマペン施術で万が一大きな副作用が出たときに、すぐ対応してくれるクリニックを選ぶようにしましょう。初回カウンセリングの際に、アフターフォローの具体的な内容や対処法、大きな副作用が出たときの連絡先などを確認しておくと安心です。

また、無料でアフターフォローを行ってくれるクリニックもありますが、追加料金がかかる場合もあります。アフターフォローの料金も事前に確認しておきましょう。

3:医師のカウンセリングは丁寧か

施術の前には必ずクリニックでカウンセリングが行われます。カウンセリングの際、医師の説明やヒアリングが丁寧か確認してみてください。

誠実なクリニックや医師であれば、疑問点や不安点を親身に聞き取り、施術のリスクやデメリットまで詳しく説明してくれる場合が多いです。

通常、ダーマペンの施術は数回行うため、医師やクリニックと相性が良いかどうかも合わせて確認しておくと安心です。

まれにカウンセリングの時点で契約を催促される場合があります。迷う場合はその場で契約をせずに、複数のクリニックのカウンセリングを受けてみるとよいでしょう。

4:通いやすい距離・時間・費用か

ダーマペンの施術は数回の施術が必要であるため、定期的な通院が必要です。自宅や職場から通いやすい距離や営業時間であるクリニックを選ぶと、効果が出る前に施術を途中で諦めるリスクが減るでしょう。

また、数回の施術を受けられる費用かどうか、予算と照らし合わせて確認することも重要です。

ダーマペンの施術にかかる費用は1回につき2〜3万円程度が相場です。1回の値段だけではなく、数回の施術費用やオプションの追加料金を含めた総額で計算すると、費用で後悔することが少ないでしょう。

5:採用しているダーマペンの種類はなにか

クリニックにより、取り扱っているダーマペンの種類は異なります。最新のダーマペンには、施術時間が短かったり、針の深さを細かく調整できたりするメリットがあります。

2024年12月現在、最新のダーマペンはダーマペン4です。

従来のダーマペンとどう違うか、ダーマペン4との比較の表

クリニックで採用しているダーマペンの種類は、公式ホームページやSNSで確認できる場合があります。事前に調べて最新のダーマペンを取り扱っているか確認しましょう。

ダーマペンによる赤みを解消して理想の肌を手に入れよう

ダーマペンの施術後は赤みが生じるリスクがあるものの、適切な施術によってニキビ跡やシミにアプローチすることが可能です。

もしダーマペンによる赤みが引かない場合は、今回紹介した対処法を行うと改善できる可能性があります。また、2週間以上にわたり赤みが長引く場合はクリニックに相談するようにしましょう。

ぜひダーマペンで理想の肌を目指してみてください。

『キレイレポ』では、さまざまな美容クリニックの検索や口コミの閲覧ができます。今回ご紹介した「ダーマペン4」を行うクリニックも多数取り扱っています。

また、地域や気になる悩みからも美容クリニックの検索が可能です。美容クリニックをお探しの方は、ぜひ『キレイレポ』をご活用ください。

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