名古屋フォレストクリニック
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河野 和彦先生

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医師3年目から認知症治療のエキスパート山本孝之先生(福祉村病院、愛知県豊橋市)に10年間師事。病棟・当直業務のかたわら1000例を越すCT読影、70例の脳槽造影CT、30例の剖検CPC(小阪憲司先生)に参加。レビー小体型認知症、正常圧水頭症、急性硬膜下水腫の多数の経験を得た。時計描画テストを考案。 平成3年に名古屋大学医学部附属病院で初の認知症外来を開設し、以後7箇所の医療施設で認知症外来を開設してきた。 アルツハイマー型認知症治療薬アリセプトの処方数は発売当初から日本一を維持。アリセプトの長所と短所を熟知し、レビー小体型認知症に対する低用量処方を考案。共和病院時代からはじめた認知症ブログで認知症薬物療法マニュアル「コウノメソッド」を公開し全国から患者さんが来院されるようになる。(年間100名の県外来院者) 平成19年からコウノメソッドに賛同する全国の医師を実践医登録しインターネットで公開。地元で的確な処方を受けられる体制を整えてきた。コウノメソッドは処方の難しいピック病、レビー小体型認知症にも大きな成果を挙げている。ピック病の陽性症状に対するコントミン、レビー小体型認知症の意識障害に対するニコリン注射、幻視に対する抑肝散はいまやスタンダード治療となった。 レビー小体型認知症のケアマネジャーをはじめとした福祉関係者への教育活動により年間100名の新患を診察し7割の改善率を得てきた。認知症ブログで公開した患者のスライドによって多くの家族が患者の診断にいきつき、誤った治療の見直しをおこなって病状の回復に成功してきた。

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河野 和彦 先生の経歴

昭和33年 名古屋市千種区生まれ 昭和51年 愛知高等学校卒業 昭和57年 近畿大学医学部卒業 昭和59年 名古屋第二赤十字病院研修修了(全科ローテート) 昭和63年 名古屋大学医学部大学院博士課程老年科学専攻修了(医学博士)その後、名古屋大学老年科医員 平成7年  名古屋大学老年科講師 平成8年  愛知厚生連海南病院老年科部長 平成15年 医療法人共和会共和病院老年科部長 平成21年 名古屋フォレストクリニック院長

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