「実績は10年以上。男性治療は当院にお任せください」ED・AGA治療の豊富な治療薬&麻酔科医による無痛脱毛とは?|渋谷三丁目クリニック:竹森 健 先生
今回取材させていただいた先生
インタビュアー
ED(勃起障害)の種類を教えてください。
精神的な要因で発症する心因性EDと身体的な原因で発症する器質性EDの2種類があります。
心因性EDは、精神的な要因で発症するEDで、比較的若い方に多いのが特徴です。たとえば、仕事や人間関係、過去の性交渉の失敗などが原因となります。
器質性EDは、加齢によるホルモン量の低下や、動脈硬化による血行の悪化が原因で発症します。陰茎は動脈が非常に細いため、とくに動脈硬化の影響を受けやすい部位です。
そのため、糖尿病や脂質異常症、高血圧などの基礎疾患がある方、喫煙歴がある方などは器質性EDを発症する可能性が高まります。
当院には、40代を中心に、20〜50代まで幅広い年代の方が受診されます。中でも20〜30代では「仕事で役職がついた」「家庭を持った」ことがストレスとなって、心因性EDを発症する方が多い印象です。
心因性EDは内服薬で9割以上改善できます。「お守り代わりに薬を持っているだけで気持ちが楽になり、症状が改善した」という方もいますよ。
治療薬について教えてください。
当院ではバイアグラ、シアリスと、ジェネリック医薬品を処方しています。
当院では、ED治療薬として、バイアグラ、シアリス、レビトラ(現在はジェネリックのみ)などを使用しています。
また最近では、ジェネリックバイアグラ(シルデナフィル)、ジェネリックシアリス(タダラフィル)、ジェネリックレビトラ(バルデナフィル)など、同程度の効果がありながら価格を抑えたジェネリック医薬品が人気です。
バイアグラは、服用後30〜40分で効果が出始め、1時間程度でピークを迎えます。基本量は50ミリグラムで、効果の持続時間は5時間前後です。
シアリスは効果の持続時間が長いのが特徴です。20ミリグラムの服用で36時間以上効果が持続するため、週末用に使われる方も多くいらっしゃいます。効果が現れるまで時間がかかるので、性交渉の1〜2時間以上前の服用をおすすめしています。
ジェネリックレビトラ(バルデナフィル)は、即効性が高く、効果が強力なのが特徴です。服用後20分程度で効果が現れ始め、40分程度でピークを迎えます。効果の持続時間は、ジェネリックレビトラ(バルデナフィル)20ミリグラムの服用で、8〜10時間程度です。
副作用として、動悸、頭痛、火照り感が現れることがあります。バイアグラは副作用のリスクが他の治療薬に比べてやや高く、一方シアリスは副作用が起こりにくいと言われています。
どの治療薬でも効果に大きな差がなく、価格も高くて1000円台なので、ご自身のライフスタイルに合わせて選択いただければと思います。
症状の進行度に合わせた処方がポイント。AGA治療について
AGAの原因を教えてください。
ジヒドロテストステロンというホルモンによって前頭部や頭頂部の毛の成長期が極端に短縮されることが原因です。
ジヒドロテストステロンは、男性ホルモンであるテストステロンが5αリダクターゼという酵素によって変換されて生成されるホルモンです。ジヒドロテストステロンが増加すると、毛根に影響を与え、毛の成長を妨げることでAGAを引き起こします。
治療では、問診で薄毛が気になる部位や症状が出ている期間をお伺いし、進行度合いなども考慮しながら、治療薬を決めていきます。若い患者さんも多く、当院には20〜40代の方から多くのご相談が寄せられます。
治療薬について教えてください。
抜け毛を防止する酵素阻害薬や発毛効果のあるミノキシジルを使用します。
フィナステリドやデュタステリドは5α還元酵素阻害薬という薬で、テストステロンが5αリダクターゼによって変換されるのを阻害し、ジヒドロテストステロンの生成量を抑える薬です。
当院では酵素阻害薬として、プロペシア(フィナステリド)とジェネリックザガーロ(デュタステリド)を処方しています。プロペシア(フィナステリド)は、頭髪の現状維持率が約98パーセントと言われており、AGA治療の定番の治療薬です。
ジェネリックザガーロ(デュタステリド)は強力な治療効果が特徴で、プロペシア(フィナステリド)で症状が改善しなかった場合に使用されます。また、抜け毛を予防するだけでなく、7割程度の方に髪のボリュームアップ効果も現れます。
ミノキシジルは、発毛効果のある治療薬で、内服薬と塗り薬を処方しています。ミノキシジルの内服薬は、発毛効果が非常に高いため、ある程度症状が進行したAGA治療に効果的です。また塗り薬は、プロペシア(フィナステリド)と同程度の効果があるといわれています。
治療では、症状の進行具合や患者さんの希望に合わせて、適切な治療薬を処方します。当院での処方が多いのは、プロペシア(フィナステリド)とミノキシジルの内服薬の組み合わせです。
「AGA治療を途中でやめると治療前よりも薄毛になる」と聞きますが本当でしょうか?
治療薬の服用をやめても、AGA自体が悪化することはありません。ですが、副作用としてまれにEDや性欲減退が起こります。
薬をやめたからといって、AGA自体が悪化することはありません。ただし、治療薬によってAGAの進行が食い止められていた場合には、服用をやめると再びAGAが進行し始めます。そのため、AGA治療薬は飲み続ける必要があります。
フィナステリドとデュタステリドを服用すると、副作用として、数パーセントの方にEDや性欲減退が現れます。ただ、薬自体にテストステロンを減らす作用はないため、心理的な要素も関わっている可能性があると考えられています。
もし、副作用が出た方には、ED治療薬を併用することもあります。
全身麻酔で痛みをゼロに。麻酔科医が提供する医療脱毛
医療脱毛で使用している機械の種類を教えてください。
蓄熱式のメディオスターモノリスと熱破壊式のスプレンダーXを使用しています。
メディオスターモノリスは蓄熱式の脱毛器で、痛みが少ないので、初めて医療脱毛を受ける方におすすめです。施術時には、温かさや熱さを感じる方が多い印象です。
スプレンダーXは熱破壊式の脱毛器です。施術時には、パチンと弾かれるような痛みがあります。どちらの機器でも、十分な脱毛効果が期待できますが、毛が濃い部位は痛みが強く出るため、麻酔の使用をおすすめしています。
麻酔を使用した医療脱毛について教えてください。
当院では、麻酔クリームや笑気麻酔を使用した脱毛、全身麻酔を使用した脱毛を提供しています。
当院では、麻酔科医としての経験を活かして、麻酔クリームや笑気麻酔を適切に使用した脱毛を提供しています。
また、全身麻酔を使用した脱毛も可能です。全身麻酔脱毛は寝ている間に終わるので、痛みが苦手な方でも安心して受けられるのがメリットです。そのため「痛みに耐えられなくて、医療脱毛をやめてしまった」という方におすすめしています。
医療脱毛は、肌の色にかかわらず施術を受けられます。ただ、やけどのリスクを考慮すると、肌の色が濃い方には、レーザーの出力を高く設定できません。
日焼けしていると脱毛効率が下がる可能性があるので、施術前後は日焼け止めクリームを使用し、日焼け対策をすることをおすすめします。
患者さんの希望を考慮した治療を提供
竹森 健 先生のご経歴を教えてください。
大学病院の麻酔科医として10年ほど経験を積んだあと、フリーランス麻酔科医として独立し、渋谷三丁目クリニックを開院しました。
大学卒業後、大学の医局の麻酔科で10年ほど勤務しました。その後、フリーランスの麻酔科医になり、同時に渋谷三丁目クリニックを開院して今に至ります。
2021年に拡張移転する際に、男性向けの医療脱毛を開始しました。毛が濃い男性にとって医療脱毛の痛みはとてもつらいにもかかわらず、当時は全身麻酔を使用した脱毛も普及していませんでした。
そこで痛みを抑えた医療脱毛を提供すれば、多くの方に喜ばれるのではないかと考え、痛みの少ない医療脱毛に取り組み始めました。
現在は、日本麻酔科学会認定麻酔科専門医による痛みの少ない医療脱毛というコンセプトのもと、ED治療を含めた男性治療全般に取り組んでいます。
カウンセリングでは、お話をしっかりとお聞きし、患者さんの希望を考慮したうえで、治療方針を打診します。男性のデリケートなお悩みを扱うので、「あまり話したくない」という方には、必要最低限の問診にとどめるようにしています。
今後の展望について教えてください。
施術メニューの幅を広げながら、気軽に来れるクリニックづくりをしていきたいです。
現在力を入れている医療脱毛やED治療、AGA治療に加えて、ボトックス注射などの注射治療も始めていきたいと考えています。空きがあれば、予約なしでも診療可能なので、気軽に来て注射治療を受けてもらえるようなクリニックにしていきたいです。
当院は、男性のお悩み全般に対応しています。10年以上の実績があり、非常に話しやすい雰囲気のクリニックです。痛みについて不安がある方にも、さまざまなオプションを用意していますので、まずはカウンセリングだけでも、お越しいただければ幸いです。