「通院するのが楽しみなクリニックを目指して」医師によるカウンセリングで、最新のニキビ跡・しみ・たるみ治療を提供 | 咲皮ふ科クリニック 清村咲子先生

当院は、患者様の皮膚の健康や美しさに伴走できるような存在でありたいと思っています。皮膚の健康を守ることで、患者様に前向きに過ごしていただき、美容皮膚科においては通うのが楽しみだと思っていただけることを目指しています。

エビデンスに基づいた最新の医療を提供できる体制を整え、安心安全を第一に質の高い技術や最新の美容医療を提供できるように心掛けています。

基本的には、医師がカウンセリングから施術、または施術の指示を細かく出しているため、流れ作業のような治療にはなりません。医師から手が離れても担当スタッフと常に連携を取って施術にあたっているため、安心して施術を受けていただけます。万が一、施術や経過観察中にトラブルが起きたとしても、皮膚科専門医の視点でサポートいたします。

私はこれまで、美容皮膚科・レーザー指導専門医として大学病院や都内美容皮膚科にて研鑽を積んできました。大学院でも皮膚の免疫などの基礎研究に取り組んできましたので、皮膚疾患や皮膚の状態を深く把握できることが、現在の的確な治療計画に大変役立っています。

また、レーザーや医療機器、薬剤の豊富さも当院の強みです。その人の症状に合わせた治療を徹底し、医療機器や薬剤をオーダーメイドで提供しています。

当院では、ニキビ跡の段階に合わせてさまざまな施術メニューがあり、年齢や肌タイプなどからその人に最適な治療を提供しています。これまであらゆる治療機器を採用してきましたが、なかでもキュアジェットはニキビ跡のクレーターにお悩みの方におすすめです。

キュアジェットとは、針を使わずに、ジェット噴射の力で薬液を皮下に注入する機器です。これまで、ニキビ跡のクレーターや凹んだ傷跡には、針を使い皮膚を下方向へ引っ張って癒着を剥がしていくサブシジョンが用いられてきました。

しかしキュアジェットのコンタクトモード（接触モード）では、ジェット噴射の力で線維化した組織を断ち切るマイクロサブシジョンという治療が可能です。組織を持ち上げ、より効果的に薬剤を注入していきます。

代表的なニキビ跡・クレーター治療には、サブシジョンやレーザー治療が挙げられます。これらの治療で効果が出る人ももちろんいますが、効果が薄いと感じる人にはキュアジェットが向いています。

というのも、クレーターの種類には、アイスピック型、ローリング型、ボックスカー型という分類があり、通常これらが混在しています。通常のサブシジョンは、深さのあるクレーターへの適応は高いですが、深さの異なるクレーターが混在した肌の治療には比較的不向きなのです。

キュアジェットでは、クレーターの深さに関わらず病変部位一つひとつにターゲットを絞りながら効果的に治療できます。また、レーザー治療や通常のサブシジョンと比較して、痛みやダウンタイムが軽減できるのもキュアジェットの特徴です。

キュアジェットは、従来の医療機器では難しかった真皮深層まで治療効果が届くため、深く刻まれたしわの治療にも用いられます。しわと相性のいい薬剤との組み合わせで繰り返し治療することで、改善が期待できます。
また、ジェット噴射の力で肌再生を促しコラーゲンを増やす効果があるため、しわ予防にも役立ち美肌効果も得られます。

クレーターや深いしわにはコンタクトモード（接触モード）を選択しますが、トーニングモード（空中照射モード）にすることにより、顔全体または気になる部位に広範囲に効果を発揮します。毛穴治療や肌質改善で、針治療が苦手な人や痛みやダウンタイムの少ない治療をご希望の人にぴったりの治療法です。

当院ではコンタクトモードとトーニングモードを、症状により組み合わせることも可能です。

たるみの進行具合や年齢によって適応する治療法は異なります。また、初めてたるみ治療を受ける人には、外科的治療よりも、挑戦しやすいうえ効果も出やすいボルニューマーやハイフでの治療をおすすめすることがあります。

その方のたるみの状態を考慮して、選択する施術や照射量などを決めています。必要な箇所にそれぞれハイフとボルニューマーを組み合わせたボルハイフも人気です。

なお症状が進行している場合は、患者様とご相談のうえで、ヒアルロン酸注入での引き上げや、補足的にショートスレッドでたるみを改善していきます。

ボルニューマーは、高周波（RF）を使用した治療器です。タイトニングに必要とされる6.87MHzが照射可能で、しっかりと脂肪層まで熱が届きます。真皮、脂肪層に熱を加えることで脂肪層の繊維質を増加させ、脂肪層を引き締め、たるみを改善します。

また、これまでの高周波治療は痛みの強いものが多かったのですが、ボルニューマーは独自の冷却機能から、効果の高さを維持しつつ、痛みを大幅に軽減できるようになりました。安全面から、ハイフで照射が難しい目の際や口周りなども照射可能です。

これまで多くの患者様のカウンセリングをおこなってきましたが、当院に来院された人の6割程度がシミに悩んでいらっしゃいました。シミと一口にいっても、さまざまな種類があります。

一般的なシミ治療では色素沈着や経過不良を起こす可能性のある肝斑や強いくすみのある肌にも適応できるのが、シルファームXです。

シルファームＸは、フラクショナルマイクロニードル高周波（RF）を使用した治療機器で、肝斑やシミ、肌のくすみ、毛穴の開き、赤ら顔、ニキビ跡の治療に効果を発揮します。肌悩みに合わせて、表皮層の上部から真皮層の奥まで高周波を届けることができ、ダウンタイムが少ないことも特徴です。

レーザートーニングは、低出力のレーザー照射でくすみや肝斑を改善する治療法で、肝斑にも効果的です。しかし、シミの元となるメラニンを破壊せずに減らしていく方法なので、効果がしっかり出ても後々くすみが戻ってしまうというデメリットもあります。

その点、シルファームXは肝斑の根本的な治療が可能です。肝斑は表皮と真皮の間にある基底膜という部分に存在するのですが、シルファームＸは基底膜を狙って高周波を届けられます。基底膜を修復することで、メラニン色素の沈着を防ぎ、肝斑を改善します。

また、シルファームXは高周波のパルス幅や深さを1回の施術で使い分けられるので、頬の肝斑を治療しながら鼻の毛穴を引き締めるなど、症状の違う箇所も並行して治療が可能です。

カウンセリングでは、患者様が来院された経緯や一番のお悩みをしっかりと共有し、なりたいイメージから目標をすり合わせることを大切にしています。肌状態をじっくりと診察し、ご希望を考慮したうえで、その人にとってベストな治療法をご提案できるよう心掛けています。

また、肌へのダメージをできるだけ最小限に抑えながら美しくなれる方法を、常々考えています。

比較される機器や治療法はほかにありますが、繊細な肌の方でも効果を実感できるよなシルファームＸなどを導入している理由もそこにあります。肌状態を的確に把握し、ベストな治療を提案できるように今後も模索していければと思っています。

初めて美容皮膚科を探されている人も多いかもしれませんし、いろいろ試してみたけれど思うような効果を得られなかったという人もいるでしょう。そんな人にはぜひ、一度肌の状態を見せていただきたいと思っています。一緒にゆっくりと治療計画を立てながら、より美しく楽しく歳を重ねるお手伝いをいたします。

ホームケアや生活習慣についてもアドバイスできるように、スタッフ一同知識を深めるよう努めています。肌のお悩みがあれば、どんな小さなことでもぜひご相談ください。