
「目標は地域のお子様のむし歯をゼロにすること!」お口の健康と笑顔を守る歯科医院|大垣みらいファミリー歯科+kids:城山 英之 院長
今回取材させていただいた先生
インタビュアー



大垣みらいファミリー歯科+kidsのコンセプトを教えてください。

地域のお子様のむし歯をゼロにすることをコンセプトとしており、むし歯予防に力を入れたサポートをおこなっています。
当院は、地域のお子様のむし歯をゼロにすることを目標に掲げています。また、小さいお子様からご高齢者まで、痛みのない優しく丁寧な治療を目指し、一生自分の歯でおいしく食事ができるように誠心誠意サポートしております。
そんな当院の強みは、症例数が多いことです。豊富な経験により患者様の口腔内の状態やご希望に合わせた幅広い視野での治療をご提案いたします。
また、設備にもこだわっています。一般的に歯科医院は好んで行くクリニックではないと思いますが、だからこそ、当院はできる限りリラックスできる環境を整えることを意識しました。
たとえば、お子様が待ち時間に退屈しないようなキッズスペースを設置したほか、親子で一緒に入れるファミリールームや、ベビーカーのまま診療室に入れるようなバリアフリー設計を採用しています。
今では、ご一家でかかりつけとしてご来院いただくケースがとても増えました。

子どものむし歯予防のための治療方法についてお聞かせください。

フッ素配合のシーラントを定期的におこなうことで、むし歯になりにくい口腔環境を整えます。
当院の小児歯科では、定期的な検診を通してむし歯を作らないことと、歯並びをしっかりと確認することを大切にしています。おおよそ1ヶ月に1回の頻度でご来院いただき、ブラッシング指導とフッ素、シーラントをおこないます。
シーラントとは、フッ素配合のプラスチック樹脂で歯の溝を埋めて、汚れが溜まるのを防ぐ治療です。乳歯やお子様の奥歯などは、溝が深く複雑な形状のため、磨き残しによって、むし歯になりやすいため、あらかじめ食べ物が詰まらないように溝を埋めてしまうといった考え方になります。
シーラントをおこなうことで歯磨きもしやすくなり、忙しいお母様にもお喜びいただいております。ただし、シーラントは徐々にすり減ってくるものなので、定期的な治療が必要です。
基本的にお子様のむし歯予防としてシーラントをおこないますが、大人でもむし歯や着色がない方は適応となります。基本的には歯が生え変わった6歳くらいのタイミングから始めることをおすすめしています。
乳歯列期から整えることで、未来のきれいな歯並びを


マウスピース矯正は何歳から始められるのでしょうか?

乳歯列期の5〜6歳から可能です。
当院では、お子様の検診の際に歯並びを確認させていただき、必要だと判断した場合は、5〜6歳のお子様からおすすめしています。マウスピース矯正は乳歯列期から可能です。乳歯列期に歯並びを整えることで、永久歯が生えてきた時にきれいに並ぶといったメリットがあります。
乳歯列期の矯正は主に顎を広げることがメインになります。歯が並ぶスペースが広がることによって、永久歯が整い後戻りが少なくなるため、早期のマウスピース矯正がおすすめです。
治療期間はおおよそ2年を目安に進めます。基本的には1ヵ月〜3ヵ月に1回は必ずご来院いただくようにお願いしています。マウスピース矯正は、装着し続けることが大切です。そのため、お子様の場合はご両親の協力が欠かせません。協力して治療を進めていくことで、マウスピース矯正がお子様とのコミュニケーションツールのひとつになれば幸いです。
また、最近では、50代の女性の方が矯正を始めるケースも多くなりました。

どういった方がどのようなきっかけでマウスピース矯正を始められているのでしょうか?

長年歯並びにお悩みを持っている方が、時間に余裕ができたタイミングで矯正を始められています。
当院の患者様の多くは、元々ご自身の歯並びにお悩みを持っており、時間に余裕ができたタイミングで矯正を始めたいとご相談に来ていただきます。
当院のマウスピース矯正は、透明なものを使ったインビザラインを採用しており、周囲の目を気にせずに歯並びを整えることが可能です。そのためワイヤー矯正に比べて、見た目も良いことから挑戦するハードルが下がるといったお声をいただきます。
一般的に歯並びが悪いと、磨き残しによってむし歯や歯周病になりやすいとされています。また、噛み合わせが悪い場合には、肩こりや頭痛にも影響してきます。
そして、将来的に歯がなくなる原因として最も多いのは歯周病だといわれています。歯周病予防には、歯並びを整えることが重要です。将来、自分の歯を残したいのであれば、早めから矯正をして、歯周病を予防することをおすすめします。
まるで自分の歯のような自然さが叶う!オーダーメイドのセラミック治療


セラミック治療が保険診療でおこなう銀歯よりも優れているところは何ですか?

セラミックは経年劣化による収縮と膨張が起こらないため、長期的に隙間ができず、むし歯になりにくいといわれています。
セラミック治療とは、治療によって削った歯をセラミックの詰め物や被せ物で補う治療法です。自由診療になりますが、保険診療で用いられる銀歯よりも、むし歯になりにくいといわれています。
セラミックは、特有の透明感のある白さが特徴で、本物の歯と見分けがつかないほど自然な仕上がりが期待できます。また、経年劣化による収縮や膨張が起こらないため、歯と歯の間に隙間ができず、長期的にむし歯になりにくいです。
一方でセラミックのデメリットは、銀歯よりも割れやすいことです。硬いものを噛むと割れてしまう可能性があるため、気をつける必要があります。しかし、セラミックが割れることで本来の歯は割れずに、身代わりとなってくれるので、結果としてメリットにもなりうると言えるでしょう。

大垣みらいファミリー歯科+kidsのセラミック治療の特徴を教えてください。

当院専属のセラミスト(歯科技工士)がより自然でお好みに合わせたオーダーメイドのセラミックを制作いたします。
セラミック治療の流れは、基本的に保険診療でおこなう銀歯と同じです。当院は、セラミック専門のセラミストと呼ばれる歯科技工士がいるので、患者様とのヒアリングに立ち会い、オーダーメイドで自分の歯のような自然な歯をご提供できます。
歯を長期的に残したい方には、セラミック治療がおすすめです。実際に治療する際は保険診療での銀歯の方が安く済みますが、その後のむし歯のなりにくさなど長期的に考えた場合、セラミックの方が結果的に安く済むということもあります。
セラミック治療後は、毎日しっかりと歯磨きすることと、極力固いものを噛まないことを気をつけていただければ、長持ちします。
お子様との会話を大切にすることで、前向きな治療を目指す

城山 英之 院長が歯科医師を目指されたきっかけを教えてください。

お子様やそのご家族の方々のお口の健康をサポートしたいと思ったことがきっかけです。
元々はスポーツ選手として活動していたのですが、けがで引退することになりました。そこでセカンドキャリアを考えた際に、人の役に立つ医療系の仕事につきたいと思ったのです。医療に携わる仕事が数多くある中で、地域のお子様やそのご家族の方々のお口の健康をサポートしたいと考え、歯科医師を目指しました。
実際に歯科医師になると、お子様と接する中で「一生懸命、歯を磨いたよ」といったお話をしてくれることにとても喜びを感じています。こうした地域の方々とのお話を通して、皆さんのお口の健康を守っていくことがやりがいになっています。
また、歯科医院が苦手なお子様には、話をじっくり聞くことを心がけています。お子様の気持ちに寄り添って「今は治したくない。」「怖くてやりたくない。」といった場合には、状況を鑑みて無理に治さずに話を聞いてあげることから始めるようにしています。
このように少しずつステップを踏むことで、治療に前向きになってくれる子が多いため、まずは「当院に来てくれてありがとう」とお子様にお話するようにしています。

最後に来院を検討されている方に向けてメッセージをお願いします。

当院は、皆さまのお口の健康を守っていきたいと思っております。少しでも気になることがあれば、ぜひ一度ご相談にいらしてください。
当院のコンセプトにもある、地域のお子様のむし歯をゼロにすることを今後も目標とし、ご家族の方々も含めた皆さまのお口の健康を守っていきたいと思います。さらに単なる歯の治療だけでなく、お口の健康を通して全身の健康維持におけるサポートができればと考えておりますので、ぜひ一度ご来院ください。