
「歯科技工士と協力して天然歯のように仕上げます」審美性・機能性・長持ちを叶えるインプラント治療|あだちファースト歯科:後藤 泰紀 先生
今回取材させていただいた先生
インタビュアー



クリニックのコンセプトを教えてください。

患者さんに納得いただける治療を提供することです。
当院のコンセプトは、患者さんに納得いただける治療を提供することです。数多くある歯科医院のなかから当院を選んでいただいた以上、「今まで行った歯科医院で一番よかった」と言ってもらえるような治療を目指しています。そのため、一人ひとりの患者さんに合わせた説明や、丁寧な診療を常に心がけています。

クリニックの強みを教えてください。

きれいな仕上がりと幅広い治療メニューです。
私自身、審美歯科での経験が豊富なこともあり、歯科技工士やスタッフと協力しながら、ただお悩みを解消するだけでなく仕上がりまできれいな治療を提供しています。また、インプラント治療や抜歯、セラミック治療まで対応するなど、治療メニューの幅広さも特徴的です。
審美性・機能性・長持ちを叶えるインプラント治療

インプラント治療とはどのような治療でしょうか?

顎の骨に人工歯根を埋め込み、セラミックの人工歯を装着する治療です。
インプラント治療は、入れ歯やブリッジと並ぶ、歯の欠損治療の1つです。治療では顎の骨に人工歯根を埋め込み、そこにセラミックの人工歯を装着します。
天然歯のように噛む力を伝えられるので、入れ歯やブリッジよりも、もともとの口内を再現できる点がメリットです。また、となりの歯を削る必要もありません。一方、費用がそのほかの治療法に比べ、高額になりやすい点がデメリットといえます。
「いつまでも自分の歯でおいしくご飯を食べたい」「自分の歯をあまり削りたくない」という方におすすめですよ。

インプラント治療の流れを教えてください。

カウンセリング、検査、クリーニング、人工歯根の埋め込み、人工歯の装着の順に進んでいきます。
まずはカウンセリングで、現在のお悩みをお伺いします。その後、レントゲン撮影や歯茎の検査、口内の撮影などの検査を実施し、検査結果をもとに治療計画を打診します。そして、口内のクリーニングを受けていただいたあと、インプラント治療に入ります。
インプラント治療では、まず顎の骨に人工歯根を埋め込み、歯根が骨に接合するまで3カ月ほど待ちます。その後、人工歯を装着して治療完了です。
「すぐに人工歯をつけてほしい」「治療期間を調整したい」「他院で断られたが、骨を足して治療できないか」などのご要望にも対応可能なので、まずはご相談いただければと思います。


インプラント治療ではどのようなことにこだわっていますか。

歯科技工士と協力しながら、審美性・機能性・長持ちを叶える歯を提供することです。
当院では技術力の高い歯科技工士と提携しながら、見た目がきれいで長持ちし、しっかり噛めるような歯を提供しています。とくに前歯の治療では見た目が重要になるため、天然歯と見間違えるような仕上がりを意識しています。
また奥歯には大きな負荷がかかるので、しっかり噛めて、長持ちさせることを重視しています。そのため場合によっては、骨をつくるところから治療を始めることもありますよ。

アフターフォローについても教えてください。

術後10年間不具合への治療が無料、または割引される10年保証が利用可能です。
当院ではアフターフォローとして、10年保証を実施しています。10年保証は治療後の不具合への対応が5年間無料になり、その後も5年間割引が適用されるサービスです。
また、治療期間中になにか不具合が起きた場合にも、無料で治療を受けられます。安心して治療を受けられるような環境を整えていますので、お気軽にご相談くださいね。
患者さんの感覚を尊重し、きれいな仕上がりを目指すセラミック治療


セラミックとはどのような素材でしょうか?

陶材の一種で、天然歯に近い見た目や硬さが特徴です。
セラミックは陶器のお皿のような陶材で、プラスチックや金属に比べ、天然歯に近い素材といえます。セラミックを使用するメリットはむし歯になりにくい・長持ちする・見た目がきれいの3点です。
セラミックは汚れがつきにくいので、むし歯や歯周病のリスクを抑えられます。また、天然歯に近い硬さで、金属のような変形や錆びつきも起こらないので、ご自身の歯を傷つけたり、割れてしまったりするリスクも低くなります。そのため「きれいに治したい」「費用がかかってもよいので、長持ちさせたい」と考える方におすすめです。

扱っているセラミックの種類を教えてください。

セラミック、ジルコニア、ジルコニアセラミックの3種類を提供しています。
セラミックは汚れがつきにくく、見た目がきれいな素材で、天然歯のような仕上がりを実現できます。
ジルコニアは人工ダイヤモンドとも呼ばれており、非常に硬いのが特徴です。そのため、大きな負荷がかかる奥歯の治療などに使用します。ただし、セラミックに比べて、見た目が劣るのがデメリットです。
ジルコニアセラミックは、ジルコニアとセラミックがあわさった素材です。硬いジルコニアをセラミックで覆うことで、耐久性が高く、見た目もきれいに仕上げられます。そのため、天然歯と見分けがつかないような見た目なので、きれいに治して長持ちさせたい方におすすめです。


治療の流れを教えてください。

検査、歯周基本治療、セラミック治療の順に進んでいきます。
治療前の検査では、歯周検査やレントゲン検査、口腔内視診などを実施します。そして検査結果をもとに、むし歯や歯周病、歯肉炎などを治療したあと、セラミック治療に進みます。
セラミック治療では型取りをしたあと、セラミックの被せものをします。既に別の被せものがある場合には、外したうえで型取りし、新しいセラミックのものと交換します。また、色あいが特殊だったり、治療の難易度が高かったりする場合には、歯科技工士が直接口内撮影をすることもあります。
治療時には歯科技工士と協力しながら、きれいで長持ちし、むし歯になりにくいような仕上がりを目指していますよ。また仕上がりについては、患者さんの感覚を尊重しており「患者さんがきれいだと思う仕上がりにしよう」という意識で治療しています。
セラミックはそのほかの素材に比べてむし歯になりにくいのがメリットです。ただし、天然歯と比べるとむし歯になりやすいので、治療後も日ごろのお手入れを徹底し、継続的に定期検診を受けていただければと思います。

保険診療内の治療との違いを教えてください。

被せものの素材と品質に差があります。
保険診療では使用できる素材に制限があるため、自費診療と比べると治療後の耐久性や見た目などが劣ってしまいます。また保険診療に比べて、被せものの作成を担当する歯科技工士や使用する道具のレベルが高い傾向があり、結果的に品質に差が表れることが多い印象です。そのため、自費診療は費用が高くなってしまいますが、メリットは大きいと思いますよ。
目標は地域の方々に愛されるクリニックです


先生のご経歴を教えてください。

複数の歯科医院で経験を積んだあと、院長や分院長を経て当院を開院しました。
研修を終えたあと、最初に勤務したのが仙台の歯科医院でした。そこで出会った先生が非常に技術力の高い方で、「先生の技術を1から学ぼう」と決意したのを覚えています。当時培った技術は、現在の診療にも大いに役立っていますよ。
その後、複数の歯科医院で勤務し、2022年に自由診療専門の歯科医院を開設しました。そこでは夜間にホワイトニングやセラミック治療などを提供し、治療だけでなく経営も学びました。それから分院長を経験したのち、当院を開院して今に至ります。

患者さんとのコミュニケーションで意識していることを教えてください。

お悩みをもれなくお聞きすることです。
カウンセリングはスタッフが対応していますが、私と話すタイミングでも「なにか話し忘れていることはありませんか」と聞くようにしています。カウンセリング後に新たなお悩みが出てくることも多いので、どれだけ小さなお悩みでもお聞きする意識を持って、患者さんと接していますよ。

今後力を入れていきたいことを教えてください。

地域の方々に愛されるようなクリニックをつくっていきます。
今後は「安心して通える」「安心して治療を受けられる」と思っていただけるようなクリニックづくりに力を入れていきます。遠方の患者さんにも来院いただけるよう、インプラント治療やセラミック治療を、日本でもトップクラスの品質で提供していきます。
当院はクリニックとして、歯科医院のネガティブな印象を払拭し、患者さんの希望を叶えることを目標にしています。不快な思いをすることなく、要望に沿えるような治療計画を打診いたしますので、なにかお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
