ある日鏡を見ると顎の裏側のほくろが盛り上がっていることに気が付きました。
正面から見えると、顎下に少しだけ黒いものがチラチラと映っていました。
普段見えにくい場所ですが、一度気になると毎日触ってしまい、マスクを外す場面では、ほくろが見えてないか気になりました。
私がこの皮膚科を選んだのは、切開法を希望していたので通院を考えると近所が良かったからです。
家から徒歩10分のところに美容皮膚科も入っている評判の良い皮膚科があったので、そちらを受診しました。
すぐにでも取りたかったのですが、場所が顔だったので傷跡をマスクで隠したいと考え涼しくなるまで待ちました。
こちらは総合皮膚科なので、患者さんは老若男女様々でした。予約をしていきましたが、待合室は混雑していました。
院内はきれいで清潔で、受付の方も親切でテキパキしていて感じが良かったです。
問診表を書いてしばらく待つと、看護師さんに呼ばれ予診をしてもらいました。
その時はほくろの場所を見せるだけで、特に何も聞かれませんでした。
30分ほど待ち、先生の診察が始まりました。優しくて真面目そうな先生だったので安心して話が出来ました。
カウンセリングはあっさりと終わった印象です。
ほくろが気になりますと話すと、盛り上がっているほくろは保険適用だけどどうしますか?と聞かれました。
取りたいと話すと、手術の案内をしてくれました。血液検査が必要なため、当日は行えないが、翌週の指定曜日の午前中に順番予約をしてくれればいつでも手術が出来ます。とのことでした。その後は看護師さんに採血をしてもらい、該当箇所の写真を撮って終了しました。
それから4日後に仕事が休みだったので、予約をして向かいました。当日は他の受診をする方と同じように順番待ちをして、名前が呼ばれるとカーテンで仕切られたベッドに横になり先生に麻酔をしてもらいました。麻酔を打つ時が一番痛いよと言われたので、この痛さなら我慢できるなと思いました。
しばらく経つと、先生が再び麻酔の効き具合を見に来ました。顎の感覚がしっかり無くなっていたので、切開も縫合も何かされているなと言う感じで痛みは全くありませんでした。処置自体は10分位で終わりました。取ったほくろを見せて貰い、無事に終わってホッとしました。
その後、看護師さんに消毒やテーピングをしてもらいました。顎下と言えど、顔までしっかり保護されていたのでマスクは必須でした。
当日は施術箇所は濡らしてはいけなかったので、洗顔はクレンジングシートを使用し、体を洗うだけにしました。
処方された抗生物質と、麻酔が切れて痛みが出てきたので頓服薬を服用しました。
次の日も来院が必要だったため、朝いちばんに行きました。傷の様子を見て貰い、テーピングを外して簡単な絆創膏にかわりました。
絆創膏は処方された薬を塗り、抜糸までの1週間毎日付け替えました。看護師さんがしっかりと術後のケアについて教えてくれました。
1週間後、抜糸をしてもらい、傷も綺麗にふさがりました。先生は痛みや変わりはないかを丁寧に聞いてくれたので、手術や術後に不安はありませんでした。うっすらと赤味が残っていますが、元々目立たない場所だったのと、鏡を見た時に全く気にならないので満足です。