どのような方でも最後まで責任を持ってフォロー!日本性機能学会の元専門医が手がける薬に頼らないEDの根本治療とは?|MEN’S R クリニック:三原 栄作 先生
今回取材させていただいた先生
インタビュアー
ED治療の内容について簡単に教えてください。
基本はバイアグラを使用し、場合によって衝撃波治療を用いています。
まずは、行動療法としてバイアグラ(ED治療薬)を処方し、一度勃起させる方法が原則です。
しかし糖尿病などの基礎疾患がある方や、喫煙により動脈硬化が進んでいる方には、バイアグラなどED治療薬では効果が出ない場合があります。その際には、衝撃波治療(セルインパクト)を行います。
バイアグラなどで結果が出にくくなる30代以降は、セルインパクトの出番が増えます。モーニング・エレクション(朝立ち)をしなくなったら、衝撃波治療が必要と考えてよいでしょう。
セルインパクトとはどのような治療機器ですか?
元々尿管結石の治療で使われていたものを、ED治療用に応用した機器です。
セルインパクトとは、もともと尿管結石の治療で使われていたものをED治療に応用した衝撃波治療で、ペニスの毛細血管を増す効果があります。敏感な方でも少しチクッと感じるくらいで、痛みはほとんどありません。
1〜2週に1回の治療を計6回行い、約1〜2ヶ月で治療が終了します。個人差はありますが、1~2回の治療後から変化を感じることが多いとされています。
ED治療・予防として、気を付けるべきことはありますか?
週に1回の射精で、海綿体の血流を促すことが大切です。
週に1回の射精で、海綿体の血流を促し、射精することで男性ホルモンの分泌を増加させることが大切です。50代以降は男性ホルモンの量が減ってきますので、テストステロンの補充療法も有効でしょう。
ニキビはIPL治療+漢方薬で体の内側からもケア。ニキビ跡はCO2フラクショナルレーザーで治療
ニキビ治療の方法について教えてください
漢方薬とIPL治療で、中と外からの改善を目指しています。
ニキビはピーリングやビタミン剤の処方などによる治療が一般的ですが、それだけではどうしても改善しません。例えば生理不順の女性はニキビができやすいですし、男女ともにストレスによってホルモンバランスが乱れることもあります。そのため、当院では漢方薬で体質を改善していきます。私は漢方専門医なので、患者さんの体質に合わせて処方を調整しています。
漢方薬と併用して、IPLでニキビの元になるアクネ菌を殺菌していきます。5回ほどの照射で概ね改善しますし、赤みにも効果的です。
クレーターになったニキビ跡は、どのように治療していますか?
CO2フラクショナルレーザー(eco2)で治療します。
CO2フラクショナルレーザーを真皮に照射し、肌のターンオーバーを促すことで治療していきます。20年以上行っている経験を活かして最大値で打つので、クレーターは4~5回ほどできれいになります。ケロイドなどの盛り上がった傷にも有効です。
ただし痛みが強く、肌の赤みが2週間ほど続くダウンタイムがあります。アフターケアもしっかり行っていますので、安心してお任せください。
シワ・たるみにはさまざまな治療法を用意
シワ・たるみに対してどのような治療を提供していますか?
RF治療とHIFU治療が主体です。
シワ、たるみ、シミなど様々なお悩みがある方はeプラス(光治療+RF治療)で治療します。光治療でシミ、くすみを薄くし、RF治療(熱治療)でたるみ、シワを改善します。
たるみをもっと改善したい方には、スーパーモチーフIR(ダイオードレーザー+RF治療)を使用することで糸リフトより引き締めることができます。
また、サーマクールの進化系のボルニューマー治療ではよりシワ、たるみの改善効果を感じられます。
それ以上のシワ、たるみの効果を望まれる方にはHIFU(ウルトラフォーマーⅢ、ウルセラ)の治療でフェイスリフト並みの引き上げ効果を体感していただけます。
ハイフ(ウルトラフォーマー3)を導入した理由を教えてください。
高い効果がありながら痛みは比較的少なく、金額もリーズナブルに設定できることから導入しました。
ハイフ機器の中ではウルセラが特に効果が高いとされていますが、痛みの強さと金額の高さが懸念点でした。そこで、痛みも比較的少なく、患者さんにもリーズナブルな価格で提供できる韓国製のウルトラフォーマー3も導入しました。1回の照射でかなりリフトアップ効果を感じられます。
また、ハイフはカートリッジによって超音波が皮下に到達する深さが異なりますが、ウルトラフォーマー3では皮下2mmにアプローチするカートリッジを使ったハイフシャワーで、目元の引き上げができる点もメリットです。
打ち方にこだわりはありますか?
日本人に合わせて調整しながら打っています。ウルセラやボルニューマーと組み合わせることもあります。
フェイスラインとあご下に、6mmのカートリッジで照射すると非常に引き締まります。状態によってはウルセラやボルニューマーと組み合わせ、よりリフトアップを狙うこともあります。
また、ハイフのマニュアルは基本的に日本人向けではありません。マニュアル通りにすると、頬が凹んだりえぐれたりしますので、患者様の肌状態を見ながら、HIFU専門医の技術で治療をしていきます。
HIFUは引き上げで、ボルニューマーやスーパーモチーフIRを加えたコンビネーション治療をすると、フェイスリフト級の効果を感じられる方が多いです。
ハイフの施術において、特に注意していることを教えてください。
35歳以下には打たないこと、必ずドクターが照射を担当することです。
筋膜の拘縮が起こる可能性があるため、35歳以下の方には原則打ちません。筋膜が硬くなると、将来フェイスリフトなどの施術が難しくなることもあります。
さまざまなリスク(神経麻酔、やけど、失明)を考慮して、ドクター以外が照射することも禁止しています。開業したときから守り続けていることのひとつです。
ボルニューマーはどのような治療で、どんな方におすすめでしょうか。
高周波で真皮層に熱を与え、肌を引き締めます。あご下のたるみを引き締めたい方などにおすすめです。
ボルニューマーは、高周波で真皮層に熱を加えて、肌を引き締めていくモノポーラルRF治療です。サーマクールの進化型のたるみ治療ができる機器の中でも痛みが少なく、患者さんの負担軽減にもつながるということで導入しました。
頬の下部の皮膚を引き締めたい方、あご下のたるみが気になる方などにおすすめです。真皮に熱を加えるので脂肪によるたるみにも対応でき、脂肪吸引や糸リフトをしなくてもかなり改善します。
同じ悩みですとハイフを検討される方もいらっしゃいますが、ハイフは引き上げ、ボルニューマーは引き締めというように期待できる効果が少々異なります。
ボルニューマーの効果を実感するためには、何回ほど継続する必要がありますか?
個人差はありますが、1回で効果を感じられるでしょう。ダウンタイムもありません。
一人ひとりの顔に合わせて強さや深さを調整しながら当てていることもあり、1回で効果を感じられます。当院では、1回で効果が出る機械しか導入していません。
ダウンタイムはほぼゼロで、あごなどの皮膚が薄い部分には少し熱感がありますが、痛みはほとんどありません。
最後にMEN’S R クリニックに訪れようとしている方へのメッセージをお願いします。
他の病院で治らなかった方など、どのような方でもお待ちしております。
他の病院で治らなかった方でも、満足させられるように治療いたします。実際に、難しい症例であれば当院を紹介する他院の先生も何名かいらっしゃいます。
最後まで責任を持ってフォローいたしますので、安心してお任せいただければと思います。