再発を防ぐクマ治療とバランス重視の二重術で自然に美しく! 解剖学的理論に基づいた施術を提供するこだわりとは?|コスメディカルクリニックシンシア渋谷院:村松 正法 先生
今回取材させていただいた先生
インタビュアー
コスメディカルクリニックシンシアはどんなクリニックですか?
経験豊富で技術の確かな専門医が、エビデンスに基づき誠実に診療するクリニックです。
クリニック名にもなっている「シンシア」は「誠実」という意味です。真実が見えにくい部分もある美容業界で、美容医療に対してはもちろん、なにより患者さんに対して常に誠実でありたいと考え、この名前を掲げています。
そのため一人ひとりに適したナチュラルな美しさを追求し、不自然に見えるような治療は決して提案しません。カウンセリングは初回からドクターが担当し、患者さんの気になる点を美容と医療の両面から総合的に見て、最適な結果が出る治療をご提案します。
当院に在籍するのは、美容外科だけでも10年以上のキャリアがある経験豊富なドクターばかりです。昨今は美容医療が進化してさまざまなアンチエイジングの施術が誕生していますが、流行に流されることなく、解剖学的に正しくエビデンスがある施術にこだわっています。
クリニックで人気の施術は何ですか?
目の下のクマ治療や目の周りのたるみ治療が人気です。
当院で人気があるのは、目の下のクマや目の周りのたるみなどの治療です。
クマに医学的定義はないため原因や症状はさまざまですが、一般的には目の下が老けて見えたり暗く見えたりする状態を指します。
加齢によるクマの悩みは、眼窩(がんか)脂肪という目を保護する脂肪が、目の周囲から下がることが主な原因です。この眼窩脂肪によってできる影が、目の下が暗く見える原因になっているので、脂肪を取り除けば多くのケースで改善できますよ。
また、目の下にたまった脂肪を取り除けば中顔面が狭くなるため、小顔効果も期待できます。自然に涙袋ができ、メリハリのある美しい目元を作れます。
眉下にたるみがある方には、たるみの切除もおすすめです。見た目が若返って目も開きやすくなりますよ。目を開く筋肉の疲労も防げるため、肩こりが改善されたという声もあります。
クマはどのような治療で取り除くのでしょうか?
目の下の脂肪を取り除く経結膜脱脂術を基本に、症状やお悩みに応じた施術を組み合わせて対応します。
眼窩脂肪の影によってできるクマの悩みには、下まぶたの裏側から脂肪を除去する経結膜脱脂術で対応します。
こちらの写真は、年齢の割に老けて見られ、人から「疲れてる?」と言われることに悩んで来院した患者さんの症例です。この方は経結膜脱脂術をおこなっただけですが、顔が小さく、よりかわいらしい印象になりました。涙袋もしっかりできて魅力的な目元になりましたよね。
クマの状態によっては、経結膜脱脂術にほかの施術を組み合わせることをおすすめします。たとえば目の下が痩せてしまっている場合は、経結膜脱脂術に脂肪注入をプラスすると、若々しく美しい自然な目元をつくれます。皮膚のたるみが気になる場合は、たるみの切除を同時に施術すると目元がすっきりしますよ。
クマ治療へのこだわりはありますか?
老化につながる脂肪を適切に除去して再発を防ぐことです。
経結膜脱脂術後に余分な眼窩脂肪が残ると、数年後にクマが再発する場合があります。そのため余分な脂肪は1回の手術で取りきる「根治的な治療」にこだわっています。
また、術後すぐに日常生活にもどっていただけるよう、ダウンタイムをなるべく短くすることも当院のこだわりです。経結膜脱脂術は下まぶたの裏側を切開するため、傷が見えず抜糸も必要ありません。術後は2〜3日で腫れが引き、大抵の方は1週間程度で回復します。
もちろん、治療前には腫れや内出血のリスクを丁寧に説明します。不安なことがあれば、施術の前に何でも聞いてくださいね。
皮膚を切らなくてもに理想の二重に近づける
二重術を希望する患者さんによくあるお悩みは何ですか?
二重の幅が安定しないことや、まぶたが厚ぼったいことです。
二重術を希望される患者さんの多くは比較的若い方です。クマ取りの治療と併せて二重術を受けられる方もいらっしゃいます。
カウンセリングでは「二重の幅が安定しない」「左右差がある」「まぶたが厚ぼったくて目が小さく見える」などのお悩みをよく聞きます。なかには「他院で治療したけれど元の状態に戻った」と相談に来られる方もいらっしゃいますね。
理想の二重は人それぞれ違うので、念入りに患者さんの希望を聞き、共通のイメージを描けるまで丁寧にカウンセリングをします。要望を聞きながら繰り返しシミュレーションをして、デザインに納得していただいてから治療を進めます。
二重術には埋没法と切開法があります。できるだけ患者さんの希望に沿うように治療しますが、基本的には皮膚のダメージを最小限に抑えて、自然な美しさを引き出せる方法をご提案しています。
二重施術の埋没法と切開法の違いを教えてください。
切開法に比べて埋没法はやり直しが効き、ダウンタイムが短いのが特徴です。
二重埋没法では、細い糸をまぶたに通し、目を開けた際にまぶたの皮膚の一部が奥に引き込まれるようにクセをつけて二重を作ります。皮膚を切らないので傷跡が残らず、手術の時間も短時間で済みます。
二重切開法は、希望の二重のラインに沿って皮膚を切開することで二重を作ります。まぶたの余分な脂肪を取り除くこともできるため、厚ぼったいまぶたにお悩みの方やはっきりとしたデザインの希望をお持ちの方に向いています。
埋没法は何度でもやり直せるところが長所です。仕上がりが自然で、術後の腫れも少なくダウンタイムも短いので、とくに美容医療を初めて経験される方には埋没法をおすすめしています。
こちらの症例について教えてください。
二重の幅の左右差を気にして埋没法で治療した患者さんです。まつげが上向きになり、目も大きく見えるようになりました。
こちらは、左右の目に二重幅の差があり、日によって左目の二重幅が安定しないというお悩みで来院された患者さんです。カウンセリングとシミュレーションを重ねて、4か所に糸を留める埋没法で治療しました。
治療の結果、二重の幅が左右均一に安定しました。さらに、ビューラーでも上に向きづらかったまつ毛が自然に上向きになり、目が大きく見えるようになりました。ダウンタイムも短く、1週間ほどでほぼ腫れが目立たなくなっています。
埋没法の良さを活かして、患者さんの希望に沿った自然な仕上がりができた症例です。このように目の形や顔全体のバランスを総合的に判断して、一人ひとりに適切な二重術を提案することで、患者さんの希望を実現しています。
目指すのは年相応の自然な美しさ
先生はなぜ美容皮膚科を目指されたのですか?
皮膚科医としての経験をもとに、美しいものに対するこだわりを活かせると感じたからです。
東京医科大学医学部を卒業後、一般皮膚科で保険診療に従事し、約10年の間、皮膚科医として悪性腫瘍や皮膚外科を担当してきました。10年の節目を迎えたとき、かねてから興味をもっていた美容医療に転身しました。
私は、左足が少し不自由だというコンプレックスを持ち続けていました。そのため、美しいものに対する関心や、きれいなものへの憧れを抱いていたことも、美容医療に参入するきっかけだったのです。現在は、皮膚科医としての臨床経験を活かした施術によって、患者さんの「美しいものに対する憧れ」をかなえるお手伝いができています。
また、現在は美容やアンチエイジングに関する情報発信にも力を入れています。近頃はYouTubeやインスタグラムをきっかけに来院される方が増えて非常に嬉しく思っています。
これからクリニックを訪れる方にメッセージをお願いします。
美容医療初心者の方にも来ていただきやすいクリニックですので、ちょっとした悩みでもぜひ相談しにお越しください。
誰もが年とともに老いるのは当然のことで、むしろ自然に老いる美しさもあるはずだと考えています。当院では、そのような「歳を重ねて得られる自然な美しさ」を患者さんから引き出すお手伝いをしています。
美容医療が初めての方でも、経験豊富な医師が親身になって相談に応じます。施術内容は丁寧に説明し、必要以上の提案もしないのでご安心ください。
今回は目周りの美容やクマ取りについてお話しましたが、シミ・シワ・たるみなどのお肌に関する悩みの改善も当院の得意分野です。美容医療に関する悩みであれば、ぜひ一度ご相談くださいね。