体験レポ
【脂肪吸引】イージーゲイン体質の僕が顔からお腹までのベイザー施術を受けた話
こんにちは。
幼少期から肥満体型だった僕が、2023年10月に脂肪細胞の除去を目的とした脂肪吸引を受けてきたので、それに関する振り返りレポを書いていこうと思います。
まだ全身の手術は終わってませんが、これから脂肪吸引を受けようとしている人はもちろん、ダイエットをしても思った効果が出にくい人や、少しでも体型にコンプレックスを感じている人のご参考になれば幸いです。
今回体験したクリニック
Mods Clinic（モッズクリニック）東京院
(レポ5件)
まずは僕の基本スペックから。
◯身長：180
◯体重：96
◯BMI：29.9（元々30代だった）
◯体脂肪率：28%
幼少期の僕はいわゆるぽっちゃり系でした。高校時代は70kg台でいわゆるガタイがいいタイプ。しかし、大学入学を境に一気に太っていきます。入学1年目で8kg増加し、卒業時にはさらに9kg増。卒業後社会人になってからは、MAX106kgまで増加した過去があります。
とはいえ、ただ太ったから脂肪吸引を決断したわけではありません。手術にはコストもかかるし、少なからず命のリスクもあります。そんな脂肪吸引を決意した理由はズバリ、お金と時間をトレードオフするという考え方です。
というのも、僕は施術を受けるまでの半年間、以下のようなダイエットを実施しました。
◯部位ごとの筋トレ 30分✖︎週5
◯ジョギング5km✖︎週5
◯ビリーズブートキャンプ応用編（約400～500kcal前後）✖︎週5
◯アプリを使った3大栄養素管理
同時期に兄は1か月の糖質制限のみで10kg減のダイエットに成功したのに対し、僕は半年間ハードなダイエット続けたにもかかわらず、結果は106kg→96kgの10kg減しか効果が得られませんでした……。
明らかに割に合わない！
それまでは「努力でどうにかなる。」「生活習慣を変えれば体質も変わる。」そんな理想の考え方に固執していましたが、この結果をみて体質によってダイエットの効果が違うという現実を叩きつけられました。
そこから脂肪吸引を決意するまでに、多くの時間は要しませんでした。毎日のダイエットに時間が奪われ、厳しい栄養管理にストレスを感じるよりも、コストを出してでも体質を変えたほうが合理的ですよね。
一旦まとめると、僕が脂肪吸引を決意した理由は以下の3つです。
◯体質を考えると、普通にダイエットしても効率が悪い
◯脂肪細胞を減らすには手術以外の選択肢がない
◯時間をもっと大事にしたい
長々と理由を書いてきましたが、ここからは実際に脂肪吸引手術を受けるまでの流れを紹介していこうと思います。
今回脂肪吸引（ベイザー）をお願いしたのは『モッズクリニック』
ひとことに脂肪吸引を受けるといっても、施術を受け付けているクリニックは無数にあります。そこで今回、施術を受けるにあたって、以下の基準でクリニックを選びはじめました。
・国内であること
└ アフターフォローも受けたいから
・予算250万円に収めること
└調べた結果の相場がこれくらいだったから
・症例実績が多いクリニックであること
└医師のスキルによって効果に差が出るから
・ベイザー方式を採用していること
└ガッツリ吸引して引き締め化効果を望んでいるから
上記に当てはまるクリニックを消去法で探した結果、脂肪吸引で有名な「モッズクリニック」に決めました。
修正前： とくに一番の決め手となったポイントは、症例数とクリニックで発信している情報量の多さです。公式サイトでは、実際に受けた人の写真はもちろん、各ドクターが毎日症例を更新しているブログも読めるので、脂肪吸引系の施術について勉強したい人はチェックして損はないかと思います。
修正後： とくに一番の決め手となったポイントは、モッズクリニックの森先生が発信しているYoutubeチャンネルです。動画内で施術全体の流れや、仕組み・実際の手術中の映像まで確認できたので、脂肪吸引系の施術について勉強したい人はチェックして損はないかと思います。
振り返ってみると、事前に施術や先生についてしっかり調べていたことが、今の満足度に繋がっていると思います。費用がかかる施術なので、リスクや相場、施術の種類・ダウンタイムなど、あらかじめ調べておくと、実際の結果に納得感が出てくるのかなと思います。
モッズクリニックのカウンセリング当日の流れ（10/14）
2023年10月14日、モッズクリニックのカウンセリングと診察を受けました。
コンシェルジュとの希望確認
院到着からの待機時間はわずか。すぐにカウンセリングルームに通され、コンシェルジュとの確認作業が行われます。
確認した内容は以下の通りです。
◯手術の目的
◯希望の範囲
◯手術の優先度
◯手術の期間
カウンセリングで確認した内容をまとめると、「脂肪細胞の除去を目的として、顔＞上半身の優先度で1年以内に効果を実感したい」 ということ。カウンセリングに行くときは、この4点をあらかじめ用意しておけば、ある程度スムーズに進行するかと思います。
また、上記のほかにも、デスクワークなら仕事への影響はあまりないことや、ダウンタイムは筋肉痛のような感覚があるなど、細かいこともカウンセラーさんが丁寧に教えてくれました。話の要所で確認を入れてくれたり、悩みに寄り添ってくれる雰囲気もあったので、ここでかなり緊張も和らいだかなと思います。
森 祐揮先生による診察
カウンセリングのあとは、先生からの診断が始まります。今回担当してくれた先生は、森 祐揮先生です。
先生との診断では、主に吸引できる箇所の確認を行います。実際に先生が触って施術箇所を確認してもらえるので、かなり術後のイメージがつきました。
ただ、診察の後半、顔の輪郭についてシュッとしたいならということでボトックス注射の提案を受けました。「今回の目的が脂肪細胞の除去なのでボトックスは考えてないです。」と正直に伝えると、押し売りされることなく診察を続けてくれて、余計なオプションがついてくることはありませんでした。
ひととおり診察を終えて、最後に気になるポイントをいくつか質問する時間をもらえたので、質問と先生の回答を紹介していきます。
脂肪細胞を完全に除去できますか？
森 祐揮 先生
そもそも脂肪は、筋肉より内側になる内臓脂肪と、外側の皮下脂肪に分けられます。今回取れる脂肪は外側の皮下脂肪なので、内臓脂肪の脂肪細胞の除去はできません。
内臓脂肪を減らすには、お食事か運動で改善いただく必要があります。
男性は女性と比べて内臓脂肪がつきやすい傾向があるので、効果に不安を感じるかもしれませんが皮下脂肪がどれくらいあるのか、どれくらい吸引できるのかを診察でしっかり確認させていただきますね。
皮下脂肪の確認方法は、触ったときに摘めるかどうかです。触って柔らかいところは、しっかり脂肪を取れると思いますよ。
施術の期間はどれくらいですが？
森 祐揮 先生
手術自体は1か月程度で終わります。今回ご希望されている箇所は、取れる脂肪の量が多いので、安全性を考えて2回に分けて手術を行います。
とはいえ1か月程度期間をあければ実施できるので、直近でお顔と腰、次にお腹とお胸まわりの脂肪を吸引するイメージでお考えください。
ダウンタイムはどれくらいですか？
森 祐揮 先生
痛みは1週間程度、腫れと内出血は2~3週間程度で落ち着いてきます。
当院では、痛みやむくみを抑えるために傷口の縫合を翌日に行う「翌日縫合」も行っています。翌日の痛みやむくみの原因として、麻酔液が挙げられますが、翌日縫合なら1日傷口を開けておくので、睡眠時に麻酔液をドバッと放出でき、ダウンタイムの痛みを比較的軽く抑えられますよ。
さらにそこから1週間程度、圧迫するためのコルセットのようなものをつけていただきます。圧迫することで、除去した脂肪と皮膚の間に生じるスペースを埋めて、不要なむくみを予防したり、圧迫は内出血の止血効果も見込めますよ。
内出血については3週間程度で症状が軽くなってきます。ただしこの期間、重力の影響で下半身のむくみが強く出てきます。とくに太ももや陰部がかなり腫れますが、通常の結果ですので心配なさらずお過ごしください。
すぐに効果を実感できますか？
森 祐揮 先生
1か月程度で効果は実感できますが、完成には半年程度の期間がかかります。
先ほどお話ししたダウンタイムの症状にくわえ、術後3〜4か月ぐらいの間は「拘縮（こうしゅく）」という症状が続きます。
拘縮は、皮膚・脂肪・筋肉が馴染んでいく過程で起きる症状で、張りや突っ張り感の若干のボコつきを感じるかと思います。とはいえこちらも最終的にはよくなるので、ご安心ください。
DT中に摂ったほうがよい食材は？
森 祐揮 先生
ダウンタイム中は、タンパク質やカリウム・亜鉛・ビタミン類などをバランスよく摂取し、こまめな水分補給を意識することが大切です。
また、喫煙されているとのことですが、絶対に禁煙しなければいけない訳ではありません。もちろん、禁煙するにこしたことはありませんが、多少仕方ない部分もあるかなと思います。
健康診断の結果によって施術を受けられないことはありますか？
森 祐揮 先生
森先生：健康診断の結果をみると、貧血の値と血糖値に問題ないので大丈夫です。
糖尿病治療中の方で、血糖コントロールが悪い状態の方の場合、手術を行うと皮膚トラブルや感染症のリスクがグッと高まります。とはいえ、血糖コントロールが良好な場合は、糖尿病でも手術を受けられる可能性がありますよ。
また、手術の際に大量出血することはありませんが、貧血と判断されている場合は一度判断する必要があります。
ただし、身長体重によっては、施術の時間が伸びるため、割り増しの費用をご提示させていただく場合があるため、その点もご留意いただければと思います。
気になる脂肪吸引にかかる費用は……？
結論、今回の施術にかかった費用は272.8万円※です。
内訳は以下の通りです。
予算は250万円だったので少しオーバーしましたが、ここは体格の割り増し費用を考慮できていなかっただけなので許容の範囲内です。
もし、ベイザー脂肪吸引を検討していて、体格が大きい人は、僕のように公式サイトに載っている費用より10~20%ほど多くかかる可能性があるので注意が必要です。（先に知っておきたかった……）
いよいよ施術当日！実際に吸引した脂肪に驚愕！（10/21）
カウンセリングから1週間後の10/21日。いよいよ手術当日がやってきました。
当日の持ち物はとくになく、入院の必要もないので、正直なところ歯医者や健康診断に行くくらいのテンションで、カウンセリング同様、緊張感はあまりありませんでした。
当日までの過ごし方で後悔したことを挙げるとすれば、食料品をまとめ買いしておかなかったこと。術後2日間はダウンタイムの痛みが強く、買い物に行くのが億劫だったので、次回は注意しておこうと思います……。
ここからは、手術当日の流れを紹介していきます。
施術前にまずはアフターケアの説明
まずは看護師さんから、ダウンタイムの過ごしかたのレクチャーを受けました。
当日の睡眠時に垂れてくる麻酔液を吸収するシートや、ヘッドセットやコルセットの使い方などを確認したら、すぐに先生との最終確認に入ります。
吸引箇所のペン入れで理想の形をチェック
先生との簡単な挨拶を済ませたら、さっそく吸引する箇所のペン入れを行います。
ペン入れとは、実際に手術する際にどこにどうアプローチするのかを具体的に決定する作業のこと。ここで見誤ると脂肪吸引のムラに繋がり、凸凹したり、アンバランスになったりするらしいです。診察では人当たり良さそうな雰囲気の森先生も、このときは目つきが変わっているような気がしました。
鏡越しにみる自分の姿が、脂肪吸引の症例写真でよく見る姿になっているのをみて、初めて「今日手術を受けるんだなぁ」と実感しました。笑
準備が整いいよいよ脂肪吸引施術スタート
手術室独特の冷たさや薄暗さを目の当たりにし、少しだけ緊張しました……。
手術で覚えていることは、「麻酔効いてますか？」と聞かれたことだけ。次に気がついた時には、知らない天井を眺めていました。
今回吸引したのは2,100CC！実際の脂肪はコチラ！
目が覚めると横にはニコニコした表情の先生と看護師さんが並んでいました。
早速どれくらいの脂肪が吸引できたかのチェック。今回は、腰2,000cc・顔100ccの脂肪を吸引したそうです。
お腹と胸はこの2~3倍くらい吸引できるんだそう……。ちょっと楽しみです。笑
その後先生から簡単な体調確認を受け、少し休憩してから帰路につきました。 クリニックから僕の家までの移動時間は1時間ほどですが、筋肉痛に似た痛みはあるものの、麻酔がまだ効いているのもあって、さほど苦ではなかったです。
施術から1週間後、経過確認と抜糸のために再訪問（10/28）
ここからは、気になるダウンタイムについての紹介です。
ここは痛みにあまり敏感なタイプではない僕の、主観的な感想として読んでいただければ幸いです。
ダウンタイム中の過ごし方
施術当日は歩いて帰れるほどの痛みでしたが、翌日の痛みは想像以上でした。
腰一面焼けるような痛みが続き、座ったり寝起きしたりする動作にはどれも鋭い痛みが走ります。僕の仕事はリモートで働けるので大きな影響はなかったものの、立ち仕事や外回りの営業など、移動が伴う仕事の人は1週間ほど休みをとっておくことをおすすめします……。
一方で、頬・顎下は常に鈍痛を感じる程度でした。フェイスバンドで持ち上げているので違和感はあるものの、ご飯が食べられないほどではないので、顔を出す必要がない仕事の人なら余裕で耐えられるかなと思います。
施術1週間後の効果はいかに……！
施術から1週間が経って、劇的に変化した印象はありません。腰回りの部分やせの効果には満足行きましたが、顔が大きいコンプレックスはあまり変わらず、もう少しだけシュッとしたい気持ちがありました。
手術前のシミュレーションの際、先生から「こけない程度に取りましょう」と言われましたが、こけない程度がどれくらいなのかもう少し擦り合わせれば、こんな不安にはならなかったのかなと思います。
抜糸のためにクリニックに行った際、顔の完成系について先生に相談したところ「1か月程度で効果が実感できますよ。」と案内を受けました。手術前にも同じ案内を受けてますが、不安なときに先生にそう言ってもらえるとかなり不安は払拭されますね笑
アラサー男性が脂肪吸引を受けて思ったこと
手術から1か月が経った現在、その効果にはかなり満足しています。
かつてダブみがあった頬や顎の皮が、骨格に張り付いてきている感覚があったり、周りから「痩せたね〜」と声をかけられたりなど、今まで経験したことのないスピードで体の変化を感じていて、もっと早くやっておけばよかったです。
とくに腰回りの変化は劇的で、かつて柔らかかった脂肪の部分がつまめない状態まできました。次の手術では胸・お腹の吸引をするので、ここもつまめない状態になったらかなり体の印象が変わってくるのかなと期待しています。
まだ全体の完成は少し先になりますが、ここまでを振り返ってみると、やって後悔したことは一度もありません。ストイックなダイエットの時間やストレスを270万円で買ったと思うと、かなりいい買い物をしたと思います。
胸とお腹の手術が終わり次第、続きの体験レポも書いていこうと思いますので、脂肪吸引をこれから受けようとしているかたの参考になれば幸いです。
