たるみ対策まで充実。形成外科専門医による「ポジティブを生かす」骨切り術とは?|リゾナスフェイスクリニック東京:川本 幸司 先生
今回取材させていただいた先生
インタビュアー
骨切り術のこだわりのポイントを教えてください。
輪郭のネガティブな部分を減らすだけでなく、ポジティブなポイントを作ることです。
リゾナスの骨切り術は、輪郭のネガティブな部分を減らすことはもちろん、ポジティブな部分を大切にして、より魅力的に仕上げるのが特徴です。
そのために、患者様がご自身のパーツの中でどこが好きなのかを伺い、あえて残しておく雰囲気や、強調すべき部分を話し合います。
私はこれまでに、地域中核病院の形成外科専門医として、顕微鏡を用いた再建手術やお子さんの先天異常の手術などを数多くおこなってきました。その経験を活かし、全力で患者様に向き合います。
川本先生の強みをお聞かせください。
対話の時間を大切にして、患者様が求める理想をしっかりと理解することです。
美しいと感じる造形には個人差があります。患者様の求める美しさを理解するために、今のお悩みはもちろん、今後どうなりたいのかをカウンセリングでしっかりと聞き取ることが大切です。
なかには言葉にするのが難しい、細かなニュアンスのご希望もあるかもしれませんが、言葉にできない思いも引き出せるように心がけています。
さらに、仕上がりのイメージを決める際、対話から掴んだ患者様のキャラクターや雰囲気も参考にします。それが実現できる対話力と手技のバリエーションの多さが自分の強みだと思います。
近年は韓国で骨切り術を受ける若い方が急増していますが、通訳を介すると細かいニュアンスはなかなか伝わりづらいものです。
仕上がりが思いどおりにならず、当院に再手術にこられる患者様もいらっしゃいます。骨切り術は大きな手術だからこそしっかりと対話のできる医師を選んでほしいと思います。
トータルバランスと明確なイメージが、高い施術満足度のカギ
骨切り術で結果が出やすい方の特徴はありますか?
すてきなパーツや雰囲気があるのに、統一感がなかったり明確な弱点があるような「もったいない方」は結果が出やすいです。
せっかくのすてきなキャラクターやパーツも、輪郭の影響で生かしきれていない方が多くいらっしゃいます。そのような方への輪郭骨切り術の施術の効果は絶大です。
また、お顔のパーツと輪郭のイメージに統一性がない方は、イメージを揃えることで洗練された印象になります。
理想のイメージを共有するために、患者様が用意するといいものはありますか?
ご自分のどこを生かしたいのか、どうなりたいのか明確なイメージを持ってきていただけると良いと思います。
患者様の思いをしっかりと理解するために、準備していただきたいのが患者様ご自身の明確なイメージです。どこのパーツが気に入っているのか、どんな雰囲気にしたいのかを事前に考えておいてほしいと思います。
ご自分の希望を明確にした上で、なりたい雰囲気の女優さんやモデルさんなどの具体例があると、さらにイメージの共有がしやすくなります。
ですが、すべてのイメージを叶えることが難しい場合もございます。ご要望には可能な限り応えたいと思っていますが、不自然すぎる仕上がりにはしたくありません。そのため、患者様と話し合い、自然な範疇で理想に寄せてバランスを整えていきますよ。
術後のたるみ対策を考えたプラン
骨切り術に年齢制限はありますか?
成長期が終わった後から、60歳ごろまでを目安にしています。
近年は、骨切り術希望の若い患者様も増えており、施術を受ける年代層は幅広くなっています。手術が適応になるのは、成長期が終了した以降で、女性だと16歳以降、男性だと18歳〜20歳以降くらいを目安にしています。
また、手術を受けるためには、健康であることが重要ですので、安全な手術をおこなうために、60歳ごろまでを目安にしています。
手術後のたるみ対策を教えてください。
なるべくたるみが出ないように手術プランを考えるほか、HIFU施術の提案をしています。
手術の特性上、骨切り術はたるみが出やすい施術です。だからこそ、患者様はアフターケアが充実しているクリニックを選ぶべきだと思っています。
リゾナスではアフターケアだけでなく、たるみが出にくいプランを立て、手術中の操作もたるみが出ないよう最大限の配慮をしています。
アフターケアとして手術後2〜3カ月には、HIFU施術の提案をしています。骨切り術後2〜3カ月のフェイスラインHIFUはブーストHIFUと呼んで、より一層高い引き締まり効果が得られるボーナスタイム施術です。
その他にも当院には、高周波などのたるみケアがありますし、それでもたるみが気になる方は、最強のフェイスリフトでたるみを回収することも可能です。
ダウンタイムの経過について教えてください。
手術後1カ月はまだ腫れがあり、半年ほどでほぼ落ち着きます。
ダウンタイムには個人差がありますが、1カ月間はほとんどの方で腫れが続き、術後2〜3カ月後ごろにはかなり落ち着きます。完全に腫れが引くまでは半年から1年ほどかかると思ってください。
術後1週間ほどで、通常の生活に戻れます。しばらくは内出血や話しにくさが残りますが、眼鏡やマスクを着用して、お仕事に復帰されている方も多くいらっしゃいます。
骨切り術には、どのようなリスクがありますか?
腫れや内出血、口周りの一時的なしびれは避けられません。ですが、時間の経過とともに改善します。
ほぼ必ず起こることとして、痛み、内出血、腫れ、口の開けにくさ、口周りの感覚の鈍さ、しびれがあります。これらは避けることはできませんが、いずれも時間とともに解消されます。
美容医療はどの施術でも、仕上がりがイメージと異なるリスクもあります。
そうならないようにカウンセリングでは、患者様との希望イメージの共有のほかにも、手術の限界と、改善できる範囲をしっかりと説明して、お互いに納得した状態で手術に挑むようにしています。
そのほか、合併症などの細かいリスクはカウンセリングでお伝えしたいと思います。
安全性を担保するための工夫
安全な手術のために大切にしていることは何でしょうか?
事前の健康チェックをはじめ、麻酔科医の確保など万全な体制で手術に臨むことです。
安全性を担保するために、麻酔は麻酔科医が担当しますので、外科医が麻酔をかけながら手術するようなことはありません。患者様で持病がある方は、手術に問題がないか各診療機関で確認します。合併症のリスクを下げるために出血量を抑える工夫もしています。
さらに、万が一トラブルが起きたときに対応しやすいように、ほとんどの手術時間を夕方に終了できるプランにするなど、安全面には十分に配慮して臨んでいます。
来院を検討している方にメッセージをお願いします。
どんな風になりたいのか、まずはお気軽に聞かせてください。幸せになれる道を一緒に探しましょう。
美容クリニックに行くのは緊張するかもしれませんが、お悩みがあれば気負いすぎずに、気軽にご来院いただければと思います。どこのパーツが気になるのか、どうなりたいのかを教えてください。
少しでも多くの方が「美しさのその先にある豊かな人生」を手に入れられるようお手伝いをいたします。幸せになれる道を一緒に探しましょう。