独占取材

「お顔の専門医なら肉と骨、どっちもできなきゃダメじゃない?」加藤クリニック麻布ANNEX:播摩先生

頬、顎の一部を切って、ほっそりした美しいラインの小顔が目指せる骨切り手術。 SNSでは、輪郭3点やVライン形成など、骨切り手術目的で渡韓する人も多く見かけます。 そんな渡韓ブームのなか、国内でも高い技術をもった名医のもと手術を受けられるクリニックとして注目を集めているのが、加藤クリニック麻布です。 そこで、キレイレポート編集部は加藤クリニック麻布ANNEXの院長を勤める播摩 光宣先生へ直撃インタビュー。ほかでは聞けない技術やカウンセリング方法まで、加藤クリニック麻布のすべてを語っていただきました。
取材先: 加藤クリニック麻布ANNEX 播摩 光宣 先生

今回取材させていただいた先生

〈聞き手=ゆめみ大福🤍(キレイレポートアンバサダー)〉

実は、最初から美容整形に興味があった訳じゃないんです。

幼少期から人の役に立ちたいと思っていて医者を目指していたのですが、形成外科で顔のお怪我をきれいに治したときに、患者さんがすごく幸せそうだったんです。

こういった治療によって見た目だけでなく、性格まで変わるところを形成外科で何度も目の当たりにし、「キレイにして幸せにするっていいなぁ」 と思い美容外科の世界に入りました。

形成外科ではお顔のほかに、手足など全体を色々見るのですが、勉強していくうちに、顔っていう臓器の神秘性に惹かれてしまったんです。

よく考えてみると、世界中に約70億の人間がいて、全員違う顔に見えるってすごいと思いませんか?

たとえば、指や足の長さが1mm変わっただけでは、別のものと認識するのは難しいですよね。

1mm、いや0.5mm顔のパーツが変わるだけで、別の顔だって認識できる顔の奥深さに惹かれていきました。

思い出深い出来事として、YOUR FACE CLINICの山脇院長の施術を拝見させていただいたことがありました。

その際、患者さんに0.1ccのヒアルロン酸を打たれていて、 内心「何が変わったんだろう」 って思っていたんですが、結果を見て患者さんが喜んでいる姿にとても感動してしまいました。

0.1ccの細かな変化を産み出していく山脇院長の技術も素晴らしいですし、わずかな違いでも別な顔として認識できるのがまさに顔という臓器の素晴らしさだと思います。

その人の年齢や性別だけでなく、性格や感情といった生き様も感じ取れる臓器ってお顔以外にはないと思い、「お顔の専門医」を目指すようになりました。

若いころに、お肉を触る先生はお肉だけで治そうとしたり、逆に骨専門の先生は骨だけで治そうとしたりしている状況を見ていて「肉と骨、どっちもできなきゃダメじゃない?」と思ったんです。

両方でアプローチしたほうが、一番いい結果が出るだろうなと思い、今度は骨の勉強を始めました。

ただ、骨切りの勉強をする場所って日本にあまりないんですよね。

今もっとも骨の勉強ができる病院は東京警察病院なんですが、実はそれ以外あまりないんです。

そこで勉強できる期間は通常1年と決まっているのですが、僕は運よくそこで認めていただき、4年間も修行させていただきました。

振り返ると、かなり恵まれた環境にいたと思います。

術前と術後で、見た目だけでなく、性格まで変わっているとすごく嬉しい気持ちになります。

たとえば、表情が明るくなって、髪型や服装も変わって、気持ちが前向きになっているのを見ると、喜んでくれてるんだなぁと思い僕まで嬉しい気持ちになります。

それともう1つが、術後にほかの部分の手術もお願いしていただいたときに、患者さんからの信頼を感じられるので、そういうときも嬉しいですね。

でもその一方で、たまに僕が骨を切ったあとに、鼻は別の先生で…なんてこともあって。

実はそのとき、すごい寂しい気持ちになるんですよね。それはちょっと女の子に振られるときの感情にちょっと似てるかもしれません。(笑)

さらにいうと、鼻を別の先生でやってきた後に帰ってきて、「やっぱり目は先生にやってください」ということがあると、それもまた大切な人が帰ってきてくれたときのような、すごい嬉しい気持ちになります。(笑)

そんな彼女として見てるわけじゃないですよ!(笑)

どちらかというと家族に近い感覚です。人の体にメスを入れることは、その人の一生を背負う覚悟が必要なので、娘や兄弟など家族に近い感覚で、患者さまと向き合っています。

カウンセリングでは、最初から最後までカウンセラーは使わずに、全部僕が担当します。

カウンセリングの流れとしては、まずカウンセリング写真を撮って、それをその場で画像編集ソフトに取り込み、完成のイメージを画像で患者さまに共有しています。

Eラインがほしい患者さんなら、その場で画像の顎先を少し前に出したり、小顔にしたい人なら、画像の口元の部分を少し調整したりして、患者さんが思う理想とすり合わせています。

たまにSNSで「〇〇で手術失敗されました」という投稿を目にすることがあるんですが、医師が正しく手術をして、いい結果を出せたと思っていても、患者さんが満足していなかったら、その人にとってその手術は失敗になり得るんです。

そういった失敗を避けるためには、術前にイメージをすり合わせないといけない。

僕が思うお顔と、患者さんの理想が一致していないと、正しく手術が行われたのに患者さんが満足できない結果になり得るんです。

なので術前に、シミュレーションで作った客観的な画像があると一番いいですよね。

客観的な画像を患者さんに見てもらって、イメージの共有ができてれば、満足できる結果になりやすいのかなと思います。

カウンセリングで「私は両顎手術やらないとダメですか?」「両顎手術をやった方がいいですか?」といった質問を受けることもあります。

ただ、患者さんによって、どこまで可愛くなりたいか、どこまで変化したいかが違うので、両顎手術をすすめる場合もあるし、輪郭手術だけでも満足できる人もいます。

なので「絶対やらなきゃいけない。」という答えはあまりありません。

場合によっては、輪郭手術を希望していた患者さんに、輪郭手術ではなく目や鼻の手術を提案したり、逆に結局何もしないことを勧めることもあります。

これらの仕事はカウンセラーには絶対できません。

なので、カウンセリングは僕がお顔を全部見て、トータルカウンセリングすることを意識しています。

1つ目は、クリニックとして売りたい治療・施術を売るとか、お金を稼ごうという感じではなく、本当に患者さんのためを思って適切な治療をすすめるところが、すごく良いところだと思います。

先生の目的が、お金というより趣味に近いというか…。

患者さんが美しくなること自体が好きで、そのためにやってる先生が多い印象です。

もう1つ。

先生方がそれぞれ領域のスペシャリストという点も、他にない良いところだと思います。

たとえば、「脂肪吸引のクリニックだから脂肪吸引だけしかやらない。」みたいなクリニックがあるじゃないですか。

加藤クリニック麻布の場合、アンチエイジングや豊胸・脂肪吸引など、さまざまな領域のスペシャリストがいるので、どんなお悩みに対しても一緒に解決できるんですよね。

美容外科によっては若手を育てて売り出すクリニックもありますが、加藤クリニック麻布は人を育てる場所というより、充分実力のある先生が、その力を発揮する場所というイメージです。

寿司屋でたとえると、技術に特化した職人がいて、その料金にあったものを提供しているようなイメージというか…(笑)

この点は他のクリニックとは違うかなと思います。

僕としては「どうやったら私可愛くなりますか?」とか「私どうしたらいいですか」とか、友達とカフェで美容の相談するぐらい気軽に来てほしい気持ちがあります。

最近は、来る前にSNSやネットですごく勉強されてくる患者さまが多いんです。

もちろん勉強することは良いことですが、緊張してカウンセリングでうまく話せなくなってしまう患者さんもとても多くて…。

僕としても本音を話していただいたほうが、本当にいい治療も勧められると思うので、もう少しだけラフに、オープンに来ていただければと思います。

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